さてしばらく、住宅の本格的なネタ、ブログでやっていませんでしたが
申し訳ありません。って、まぁブログなんで、ちょこっちょことテーマはあちこちしますが
お許し願いたいと思います。
今回、4月15日発売の東北版リプランでは、
岩手県のオール電化住宅特集が掲載されています。
表紙も岩手県版だけは特別にしておりますが、そのなかから
根本的な断熱リフォームとデザインも一新した、いわばリノベーション住宅を
その改修のプロセスごと、ご紹介していきたいと思います。
何回くらいになるか、わかりません。ときどき他の話題が混じったりすると思います、が。
どうぞよろしく。
建築工事にあたったのは、岩手で先進的なビルダーさんが取り組んでいる
「ドットプロジェクト」の中心メンバー・田越工務店さんです。
田越さんは新住協メンバー。
ドットプロジェクトって、よくわからない名称ですが、
これは熱損失係数~Q値~で1を切る高性能住宅をめざそうという運動です。
まぁ、新住協北海道が取り組んでいるQ1.0~キューワン~の違う言い方とも言えますね。
盛岡市の古くからの住宅街なので、いろいろな制約条件を考えて
建て替えよりリフォームを選択した事例です。
たぶん、「現状不適格」の問題もあったのかなと、推察されました。
現状不適格っていうのは、敷地の利用の仕方や、法規制などが
昔と今とで変化してきている結果、同じような建て方では、現在は建築許可が
おりないような住宅、という意味。
耐震構造とか、耐火基準、防火基準、建築基準法、建ぺい率などいろいろな
住宅を巡る基準から、現状では逸脱している、という建物のことです。
日本の古い住宅地は、一般的にこういう住宅が多く残っています。
仙台などだと、過半以上はこういう住宅で、
都市再開発や、都市防災の意味でも、難しい問題です。
写真は、リフォーム前後の外観の様子。
同じ方向からの撮影ですので、違いが明確ですね。
外壁はぐっとモダンになり、片流れの屋根も若々しい感じですね。
まだ子育て真っ盛りの施主さんにふさわしい印象です。
で、やっぱりキーポイントは断熱・気密といった性能向上の面。
あしたから、各部位に沿って触れていきます。
きのうのMacでWindowsの件で触れた、CNETのサイト
きょうになってもまだぶっ倒れています。
どうやら、きのうはいろいろなところでサーバーがダウンしていたよう。
たまたま、申し込もうとしたケータイのVodaphoneのサーバーもダウンとのこと。
トラフィックが激増してきているのか、サイバー攻撃や悪質メールなどの
卑劣な連中の仕業なのか、いずれにせよ、こまったものですね。