三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

弘前ラーメン・味助

2008年03月22日 07時48分17秒 | おとこの料理&食

最近、弘前はたいへんなラーメンブームということ。
有名店というのは、昼時間には大体が駐車場満杯。
駅前とかではなくて、市内至る所にお店が散在しているのですね。
先週土曜日、昼過ぎに仕事が終わったので、
まだ、やっている店を探して、
青森県在住のカメラマンと、奥さんの実家が弘前で
わが家同然のスタッフふたりして、
「いや、いまならあそこがやっていますよ」「でもこっちがいいんじゃないか」
とか、かしましいやり取りを聴きながら、
期待に胸を膨らませておりました。
が、しかし、市内の有名店はどこもシャットアウトしておりまして、
がっかり、ためいきしきり、という情けない状態に。
でも、なんとか気を取り直して、
青森に向かう途中の、(なのかどうか、不明です。
って、ようするにこっちは寝てしまっていました。(笑))
やっと開いていたお店がこちら、味助さん。
肝っ玉系のお母さんが元気な声で迎えていただきました。
「いやぁ、よかった、母さんのところがやっていてくれて・・・」
というスタッフ。なんか盛り上がりすぎてしまっていましたね。

遅れた昼食だったので、
とりあえずこんにゃく串を口に運びながら、待つこと数分。
やっとご対面できたのが、ひだりの弘前ラーメンです。
ひとくちすすって、味のコンセプトが明快。
魚系の和風だしを徹底的に煮込んだ味なんですね。
10種類程度の魚の乾物を出汁に使って、濃いコクを出していました。
味付けはでも、さっぱり系でしょうか。
濃くて苦手、という人もいるんだそうですが、
わたし的には全然、ノープロブレム。
麺は地元の職人さん、まだ会社になっていないようなんですが、
その方が手作りしているものだそうで、
やや平ぺったい外観で、食感はあっさりしておりました。

食べ終わってから、お母さんとラーメン談義。
日本各地から、弘前ラーメンを食べに来る人が増えているそうですね。
味の開発には、色々な試行錯誤があったようですが、
弘前のお店各店が、それぞれ嗜好をこらし、切磋琢磨して、
このような味わいにたどりついたようです。
スープを飲み終わったあとに、丼の底から
ちょっと甘い香りが立ち上ってくる、というのがポイントとか。
濃厚な魚のうまみが、エッセンスになって残るのでしょう。

というような弘前ラーメン漫遊記でございました。
値段はうれしい、一杯500円。
ただし、遅れての昼食だったので、
晩ご飯がなんとも中途半端になってしまったことをご報告しておきます(笑)。
そうなんですよ、ちょうど3時半くらいになってしまったので、
晩ごはん、どうしようか、難しい選択になり、
結局、おかしな時間になってしまったのです。
その点はやや失敗だったといえましょうか(笑)。
でも、味は大変おいしかったです、ありがとうございました。

コメント
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