最近寄せられたクレーム投稿で気になったものから。
新築でフローリングの傷が気になって仕方がない、
いったい、どれくらいなら許容範囲なのか、というような内容でした。
フローリングといっても
無垢の、どこまで削っていっても自然木というものと、
一般的に広く流通している、
表面だけ自然木を薄くスライスしたものを貼ったものとがあります。
後者は、心材として加工した木を使っています。
写真はわが家のお恥ずかしい状態の様子です。
残念ながら、表面だけ貼ったものは宿命的にこういうことになりやすい。
わが家では、床暖房を土間コンクリート床に敷設してあり、
その表面に張っていくフローリングとしては
「床暖房用」と明記されていたのが、この製品だけでしたので
これを採用したのですが、
事務所兼用住宅だったので、椅子の脚に移動用の車輪がついた事務用椅子を
使っていたところ、もののみごとにこのような感じで
表面仕上げ部分がはがれてきてしまいました。
いろいろあるのでしょうが、
床暖房用って、物理的刺激には弱かったのかもしれません。
もっとコストダウンした床材を使っていた部屋では
同じ「フローリング」(無垢ではない)でも
同じような使い方をしても、タフに耐えています。
こういう経験があって、
やはり床材って、いろいろ用途があって、
適材適所が大切だということに改めて気づかされました。
そんなことから、暮らし方と、部材の検討って
きわめて大切だと考えています。
そこで、そのあと建てた事務所では、
タフに利用する床はやはり安価で耐久性の高い樹脂のフロア材を利用して
裸足や、スリッパで利用する床面は無垢で一番安いものとしています。
床暖房する場所には、その他、テラコッタも採用して
こちらでは蓄熱性も利用するようにしました。
こういう経験があったので、
フローリングにはいろいろの種類もあること、
さらに長期の利用では、自然のものなので傷みからフリーではないこと、
などを意見として書き添えました。
もちろん、新築時点ですから、傷み具合の程度問題ではあります。
ちなみにわが家の写真のフローリングですが、
現在は放置して、そのまま利用しております。
補修を試みても、きりがないし、難しいのは一目でわかるんですね。
人生に完全はあり得ないのですから、
失敗の教訓を毎日確認しながら生きていくのも
案外、大切な部分ではないか、などと納得しながら暮らしています(笑)。
まぁ、負け惜しみですね、明らかに(笑)。
パソコン、慣れない環境で
作業をいろいろやっていて、ストレスがたまりますね。
昨日、一番つらかったのは
PDFが簡単にできない、ということ。
このパソコン、間違えて、っていうか、予備用と考えていたのもあって、
OSをWIN_XP「ホームエディション」にしたのですが、
これが想像以上にとんでもなかった・・・。
なんせ、まともにネットワークプリンターに接続できない。
いじわるとしか思えない仕様なんですね。
確かにOSの値段に格差をつけるのにこうしたのでしょうが、
「家庭用」のパソコンは、業務には使うな、ということなのですね。
まぁ、技術スタッフがサポートしてくれて
なんとかリカバリーできましたが、このPDF作成は
同様にプリントまわりの仕様がからんでくることなので、
解決しようというのは、まぁあきらめた方がいい。
別の方法でデータを人に渡すことにして解決させました。
MACではOSレベルでPDF作成をサポートしているので、
全く考えたこともなかった次第なんですね。
まぁ、なんとか、作業は間に合わせることができましたので、ひと安心。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び