三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

GREEのこと

2010年03月16日 07時33分24秒 | Weblog




先日、なにげなくテレビを見ていたら、
無料ゲームのグリーの社長さんが、時価総額ベースでの
アメリカでフォーブス長者番付に載ったというニュースが流れ、
その社長さんが登場していました。
朝のフジテレビ系列だったと思うので
たぶん、相当多くのひとが興味を持ってみていたのでしょうね。
家では朝の時間帯、時計代わりにテレビを付けているので
わたしも引き込まれてみておりました。
ときどきテレビCMで「グリー」というのは見ていましたが、
どういうビジネスなのか、さっぱりわかりませんでした。
まぁ、興味も持っていなかったのが大きいんですが、
そういうひとには、フォーブス長者番付という前振りは効果的だと思います。
っていうか、そういう話題性があったので
テレビで取材と言うことになったのだと思います。
株の時価総額は巨大になっていて、
このひとは1600億円とかの長者になったそうですが、
会社の売上としては80億円ほどの会社だそうです。
HPで記載されている会社情報は以下のよう。

田中 良和  代表取締役社長
1999年、日本大学法学部を卒業後、ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソネットエンタテイメント)株式会社 を経て、2000年2月、楽天株式会社入社。2004年2月に個人の趣味としてGREEを開発。同年10月、楽天株式会社を退社。同年12月、グリー株式会社を設立し、代表取締役に就任。

まだとても若くて、会社を始めてからもまだ5年ほどなんですね。
少年期からゲーム世代であり、
メシよりもゲームというような感覚の人たちの中から経営者が出た、という感じ。
人柄も飾り気のない人柄のようで、
メディア露出としては大成功の部類ではないかと思います。
お話を聞いていて、たいへんわかりやすく、
そしてなにより、ゲームの環境の中で発想して息をしている、
っていう感じが伝わってきました。
ゲームって、日本独自に発達してきた世界的コンテンツだけれど、
一時期のマンガのように、
日本がソフトで世界に売り込んでいくとしたら、
もっとも可能性の高い分野なのかも知れませんね。

自分だって、インベーダーゲームにはまって喜々としていたのに
いまは、こどもたちに「いつまでゲームやっているんだ」
と口癖のようにいわざるを得ないのですが(笑)
でもまてよ、と考えの狭さを思い知らされた気分がしました。
日本の一番有望な産業分野であり、
そのゲームの中での感受性をもっとも体得しているのが
現代の日本の若者と考えたら、
むしろ、日本再生の産業としての価値が高いのかも知れないなぁと。

でもなぁ、ああいうの、生産的じゃないんだよなぁ(笑)。
ううむ、どうなんでしょうね。






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コメント
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