三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

朝日と読売に広告します

2010年03月19日 07時01分19秒 | Weblog




きのうは関東のビルダーさんにあいさつ回り。
いろいろな情報交換をして参りました。
そのなかで北海道の家づくりの傾向と、関東地域の違いに話が及びました。
北海道では、関東地域の住宅デザインにコンプレックスを持つ
っていうような傾向は非常に少なくて
むしろ、住宅のデザインについては北欧や北米への志向が強い。
そういうことが、インテリアなどでも現れていて、
室内デザインの重厚さは、関東地域のそれと比較して
たいへん、欲求が大きいと感じられるのですね。
冬の暮らしが長いという条件が
必然的に冬の室内を充実させたいという思いにつながっているのですね。
それと、そとが白い世界に覆われる、ということも大きい。
北欧に行って、冬の市内や郊外の風景を見ていると
ものすごく親近感を覚える。
あぁ、おんなじような感受性をこのひとたちは暮らしの中で育んでいるのだなぁ
っていうように、強く印象させられるのですね。
それにたいして、やはり関東はそのような自然的条件が違いすぎる。
むしろ京都のほうが、冬の厳しい寒さ体験を共有できる部分があって
親しい感受性の部分を覚えるのですね。

こういう違いは大きくて、
関東で活躍している建築家や、そのデザインについて
どうもニュアンスに違いを感じざるを得ない部分が出てくる。
言葉としては、志向するものも同じようではあるのだけれど、
「世界性」という部分では、どうもわれわれ北海道が見ている
北欧や北米ではないような感じが強い。
むしろ、中国的アジア的に近い感覚なのか。
そういう対話などを通じて
関東マーケットについて学習が深まっていく部分が大きいですね。

さて、明日の朝日新聞の1面にご覧のような広告を掲載いたします。
毎年、このエコ住宅Q1.0では、全国発売ということもあって
こういう全国新聞を広告で使わせていただいています。
地方零細出版社としては
大きな広告投資なのですが、
段々、関係するみなさんの協力も得られてきています。
今回は28日、一週間後、読売でも同様の広告を予定しています。
ぜひ、ご覧にいただき、書店でお買い求めください。
よろしくお願いします。







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