ここのところ、青森との交流が増えております。
きのう書いたような方言の世界もあるわけですが、
北海道人にしてみると、その方言もマザーを感じる部分が強い。
全然違うんだけれど、非常に似ているみたいな、不思議な親近感を感じる。
わたしは北海道の中央地域、栗沢町(現在は岩見沢市)で生まれて
札幌で3歳から暮らしている(途中10年ほどは東京暮らし)ので、
距離で言うとかなり500kmほど離れています。
北海道内でも、道南地域の人たちにはもっと親しみがあるのでしょうね。
しかし、やはり青森に人たちには、同じ雪国人的な温もりを感じる。
雪と寒さの共有体験があって、
その部分で激しく共感を覚えると言うことなのでしょうか?
しかし、やはり違いも大きい。
青森は、すごく「地域性」の部分が濃厚に感じられるのに対して
北海道は、なににつけても希薄、という感じが強い。
わたしが札幌っこであって、都会人的であるということなのかも知れませんが。
写真のような「ねぶた」というような地域の共有無形資産がある地域と
ようやく最近、日本ハムファイターズが根付いてきたくらいの違いがある。
青森の人にとって、
お隣という感覚を持つのはやはり岩手であったり
秋田であったりするのでしょうが
北海道は、どちらかといえば東京がお隣、という感覚に近い。
世界でも有数の発着頻度の千歳空港があって、
青森に行くより、東京に行く方が遙かに安上がりに行くことが出来る。
実はここのところの距離感が大きいなぁと思っています。
きのうも、青森からの住宅見学ツアーの計画づくりをしていましたが
なんといっても、飛行機の時間の選択が非常に限られてしまう。
ほぼ1日1本の感覚です。
そうすると旅程も大きく制約を受けて
なかなか思うようには日程を組むことが出来ない。
東京からであれば、帰りの時間など、あまり気にしなくてもいい。
まぁしかし、
やはり一番近い地域同士なのですから
今後、大いに情報共有を進めて
お互いにメリットを出して行ければいいなと思っています。