三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

岩手県岩泉町・龍泉洞

2013年10月02日 09時54分46秒 | Weblog


いやぁ、たまげたものがこの世にはあるものとびっくり。
先日の東北三陸宮古周辺取材の折に、ひと足伸ばしてみた地底湖を持つ洞窟です。
日本三大鍾乳洞なんだとか。
以下、Wikipedia記載から抜粋。

龍泉洞(りゅうせんどう)は、日本の岩手県岩泉町にある鍾乳洞。岩泉湧窟(いわいずみわっくつ)とも言う。総延長約1,200m(日本の洞窟中第62位[注 1])。高低差約249mは日本の洞窟中第5位[注 2]。
秋芳洞(山口県美祢市)・龍河洞(高知県香美市)と共に「日本三大鍾乳洞」の一つに数えられる。
また、地底湖は龍泉洞地底湖の水として1985年(昭和60年)名水百選のひとつに選定された。

実際の全長は2.5km以上とも5km以上とも言われている(平成24年11月現在で3631mまで確認されている)が、1962年(昭和37年)に洞窟探検家が潜水事故を起こして以来、調査されていないので、あくまでも予測数値である。水深98mの第3地底湖、120m以上ある第4地底湖(未公開)等、全部で7つの地底湖を持っていることで知られている。
観光整備工事中の1967年(昭和42年)に龍泉洞入洞口の向かい側に新たに洞窟が発見され、龍泉新洞(りゅうせんしんどう)と命名された[3]。また、その洞内から土器・石器などが多数発見された[3]。トレーサー調査によれば、龍泉新洞は龍泉洞の下流部分にあたるとされるが、実際に水中部を潜り調査したことはない。龍泉洞の水が再度地下に潜り込み、本洞前の清水川の下を「第二の川」のように流れ、龍泉新洞の「泉」で湧いていることが分かっている。龍泉洞の潜流地点から龍泉新洞の「泉」まで、おおよそ5分ほどで到達していると言われる。
洞窟内には、キクガシラコウモリ、コキクガシラコウモリ、モモジロコウモリ、ウサギコウモリ、および、テングコウモリという、ココウモリ類(小翼手類)5種の生息が確認されており、これらのコウモリ類は、1938年(昭和13年)12月14日[4]、洞窟と共に「岩泉湧窟及びコウモリ」名義で国の天然記念物に指定された。
龍泉洞の水は世界でも有数の透明度を誇っていることで有名であるが、これは、地下深くに潜り込んだ沢の水が、地底湖で湧出するためである。良質の腐植土によって濾過され、また、地中の石灰質を多く溶かし込んでいるので、味がしっかりとしたものとなっている。


という概要です。
実際に足を踏み入れてみると
周囲からは気温自体、マイナス10度くらいあって、
カメラは、洞穴内外で結露しまくり。
やはり、「地底湖」の神秘さはまことに格別。
やはり人知を越えた自然の造形にまさに圧倒させられます。
新たに発見された「龍泉新洞」の方では、人間の居住痕跡も発見されたそうですね。
ヤマト朝廷と蝦夷の戦い、このような地の利も得て、
蝦夷が、神出鬼没に戦ったのではないかと、
そういった妄想もたくましく沸いてきておりました。
ただし、入り口付近で観光客向けにやっている「そば屋」さんには、
ちょっと、空いた口がふさがりませんでした(笑)。むむむ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする