三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

野生からの理不尽な危害と自衛

2015年06月30日 05時16分42秒 | Weblog
きのう朝、森の中を散歩中、
どうも上空でカラスが騒がしいなと思っていましたが、
ちょうど森を抜けたところで、後ろ側から
後頭部に対して、カラスからキック攻撃を受けました。
アタマには帽子をしっかりかぶっていましたから、
ケガをしたりはしませんでしたが、ビックリであります。
こういう「自然からの理不尽な攻撃」の痕跡は、
軽い疼痛のように後頭部にいやな残影感が残っておりました。
どうやら、カラスが人間の遊歩木道の上方の木に
子育ての巣を作ってそこにヒナがいるようで、
四六時中、ちょっとでも不安になると「助けて」という呼び声を上げる。
かれらにしてみると子どもを安全に育てたいという一心での、
防衛的な攻撃作戦発動なのでしょうが、
こっちにしてみると、まことに理不尽な攻撃であります。
やはりその攻撃を加えてきたカラスには、憎悪を覚えざるを得ません。
思わず言葉で「こら、おかしいじゃないか」と言ってしまった(笑)。
他の通行者の方から「相手にされない方がいいですよ」と
至極当たり前のお言葉をいただき、すぐ冷静に戻りましたが、
わたしは攻撃する意図などはもちろんなく、まったくただ通行しただけ。
とはいえ、相手には話し合いも通じるワケもありませんから(笑)、
本日からは散歩ルートを変更しようかと考えています。
かれらは一度敵対的だと相手を認識したら、
その顔を記憶しておく習性があると聞きますから、
目を攻撃されたりすると困るので、回避的行動を取った方がいい。
自然界のことなので、やむを得ないのですが、
他の方にも攻撃が加えられている可能性がある。心配ではあります。
ことしは春先にはあんまりこうした子育て時期のカラスを
見なかったのでありますが、初夏になって出てきたようです。

いま、国会では安全保障法制論議が行われているわけですが、
人間社会でも、こういった理不尽な攻撃は避けられない。
現状を変更しようとする他国の意図は、こちら側からすれば
まったく不当な攻撃だとなる。
国家間ではこうした攻撃に対してこっち側から回避すると、
その地域は攻撃を仕掛けた他国の領土にならざるを得ない。
フィリピンと中国の現状はまさにこれと同じ。
日本も尖閣や竹島で同様の攻撃を潜在的に受けている。
それらに対して自制的に、防衛作戦を可能にしなければならないときに
カラスと同様な相手の行動の現実を踏まえないで論議はできない。
平和はこっち側の不断な防衛努力によってのみ保たれる。
間違っても、カラスと同調するような論は、あってはならないと思います。
「戦争を可能にする」と金切り声で叫んでいる勢力があるけれど、
やはり、相手国に同調しているように思えてならない。
冷静に話し合いを持つためにも、
防衛努力はしっかりと相手に理解させる事が必要だと思います。



コメント
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