三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

ご近所の火事

2008年04月05日 07時28分58秒 | こちら発行人です

きのう、昼過ぎ、ふと窓の外を見たら
モクモクと煙が上がっている。
こんな近くでたき火でも? と見ているうちに大きくなってくる。
なにか人の動きがあわただしくなっている。
と思うウチにサイレンの音が響きはじめました。
火事です。それもごく近い。
まぁ、大きな通りを挟んで100mくらい離れているし、
消防が来ているので、類焼などの恐れはなさそうでしたが、
一応念のために、現場を確認しに見に行って参りました。

火元になった住宅は、賃貸住宅のようで、見る限りでは在宅していた方は
いなかったようではありました。
救急などの車両も手配されていなかったので、不幸中の幸いだと思います。
火事っていうのは、さて何年ぶりなのか、記憶にもないのですが、
昔に比べると、燃焼の臭い、どうも違うような感じがしました。
周辺には化学物質的な燃焼の臭いが立ちこめているのですね。
見ていると、電気配線の外部ケースが燃えている。
そういう部分のニクロム線などが燃える臭いなのか。
風向きによっては、かなり人体に影響しそうな感じがいたします。
最近の火事で、一番こわいのは建材などから発生する有毒ガスだ、
と聞かされることがありますが、
実感を伴って理解されました。

そのように考えると、こんにちの住宅づくりではいわゆる新建材が多い。
防火のうえではいろいろ進歩はしていると思いますが、
一度火事になってしまうと、こういう素材は怖さもありますね。
しかし、消防署がごく近い、1km以内にあるということで、
出動も早くて延焼はまったくなく、火元の1軒だけの被害。
見ていると、ほんとうに消防のみなさんが頼もしく見えます。
もうもうたる煙の中に飛び込んでいくなど、
まさに身を挺して火事の消火に当たってくれていました。
こういうみなさんが社会の安全を見守ってくれているのだと感謝の思い。
ひるがえって、わが家や事務所の防火を再点検する気になりました。
くれぐれも、火の用心ですね。

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