リコの文芸サロン

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命を考える

2022-01-25 | 奇貨譚
1985年8月12日の、日航機墜落事故の犠牲者の9歳の健ちゃんをモデルにした『けんちゃんのもみの木』の、絵本を知ってから、「いのち」に付いて考えています。

★リコが40年教えを受けた人生の師の紀野一義先生著の『いのち』

昭和24年3月31日にグアム島で戦犯として処刑された栃木県出身の上野千里•軍医中佐の絶筆「みんなに」が載っています。






★1985年8月12日の日本航空123便の墜落事故の身元の遺体確認の責任者をされた飯塚訓•著の『墜落遺体•御巣鷹山の日航機123便』の本を読みました。




地理的概略図(群馬県御巣鷹山)矢印に挟まれた御巣鷹山

本書カバーより
「1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に日本航空123便が墜落。覚悟も準備もできないまま、一瞬にして520人の生命が奪われた。
奇跡の生存者はわずか4人。
本書は、当時、遺体の身元確認の責任者として、最前線で捜査に当たった著者が、全遺体の身元が確認されるまでの127日間を、渾身の力で書きつくした、悲しみ、怒り、そして汗と涙にあふれた記録」

 これほどの大惨事を知らなかったでは済まされないので、リコはこの本を読みました。
何回も本を閉じて、視線を宙に漂わせ、何時間も時には何日も続き読めませんでした。

 私達は今、2年も続くコロナパンデミックで右往左往し、行き詰まり、いつ終息するのかと途方に暮れています。
今一度、立ち止まり、この本をじっくりと読まれる事をお勧めします。




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知識・経験による智慧の引き出し①

2022-01-25 | 奇貨譚

知識・経験による智慧の引出し

新型コロナウイルスの影響で家にこもる日が多く成りましたので、今までとこれからの人生に付いて色々考えました。
令和4年改めてこの引き出しについて考えてみます。

★★2021年1月★★
若い頃は引き出しが少なく浅いので何でも知って居るような錯覚に陥ります。
リコは20歳の時に自分は何にも知らない事に気づき、本を沢山読むようになりました。

数年して日本語だけでなく世界の本も読みたいと思い英語の勉強を始めました。
シニアに成った今でも読書はリコの日日の楽しみです。



サイズが様々な智慧の引き出しは生涯に渡って増えていきますが、空っぽのままの引出しも、すぐに一杯になるものも在ります。
経験から学ばないでいつまでも空のままで、閾値(いきち)に達するとそれ以上引き出しは増えず消えていくと思います。ご注意ください。

脳がリラックスして良いアイデアが浮かぶ場所として「三上」が昔から言われています。
 《三上の閃き》
○馬上(ばじょう)
現代ではバス、電車などの乗り物でしょう。

○枕(ちんじょう)
布団やベットの寝る前のくつろぎのひと時でしょう。 

○厠上(しじょう)
交感神経の活躍する一人になれる場所。

多分、天上にあるクラウドのような人類の叡智から良いアイデアが降りてくるのでしょうね。

ちなみにリコが1974年にアメリカに留学する決心をしたのは厠上でしたね。
1970年代はアメリカに行くのにビザが必要でアメリカ大使館でビザを取り、1ドル360円の固定相場制、外貨を持ち出すのに外国為替銀行で許可を得ました。確か3000ドルが上限だったと思います。
コメント (4)
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