以前、記事の1部分をアップしました。
★★2012年9月1日~9月8日★★
遥かなるシルクロードロマンの旅 8日間
西安(長安)の参考本
『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』夢枕獏著 全4巻
玄宗皇帝、楊貴妃、留学生仲間の橘逸勢、白楽天、李白、兵馬俑と歴史でしか知らない人物、風物が奇想天外に生き生きと書かれています。
凄い傑作です。ぜひ、皆さまもお読み下さい。
★2日目の兵馬俑は話題が多いので③にアップします。
3日目は青龍寺を観光しました。
再訪が叶うと言う智慧の輪
804年第16次遣唐使留学僧として空海(31歳)は長安に入ったが青龍寺の恵果阿闍梨から密教の法を引継ぎ33歳の空海は806年に20年の留学期間を2年ほどで終えて帰国しました。835年3月21日 61歳で高野山に入定しました。
リコは2012年9月に長安(西安)に行き、空海のゆかりの場所を訪ねました。
特に思い出深いのは青龍寺で手に入れた朱印帳です。
住職さんの手書きの般若心経が書いて在ります。
書の国、中国らしい見事な書です。
弘法大師(空海)ゆかりの寺なので青龍寺は0番札所です。
なんとも言えず味のある書ですね。
この時はまだgooブロブを始めていませんでしたから、空海に付いてブロブに書くとは思ってもいませんでした。
10年程前に朱印帳を手に入れたのは偶然とは思われません。
感謝、感謝です。
空海の詩文です。青龍寺を立つ時に残した、
「一生一別難再見 非夢思中数数尋」の意味は確か
「一度別れてしまったら再び会うのは難しいので、もう二度とお目にかかる事はないでしょう。この後は夢の中ではなく、心の中で度々,あなたをお尋ねするでしょう。」
この言葉にリコは非常に感銘しました。朱印帳の中身についてさらに写真をお見せします。
朱印帳の表紙と別れを惜しむ空海と恵果阿闍梨の絵です。
なんとも鮮やかな青が印象的です。
朱印帳の中には般若心経が書かれています。
最後の頁です。「佛光普照」が印象的です。