リコの文芸サロン

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まさに闘病

2022-11-27 | 日々彩彩
主人は65、70、80歳と、長期入院は3回目ですが、手術は今回が初めてでした。

腸閉塞で入院後、最初の1週間は24時間点滴、術後も1週間、24時間点滴で2本の点滴管、身体から排尿の管、術後の廃液管などに繋がれて、常に看護師さんに助けられていたそうです。

「闘病とはよく言ったものだ、まさに病と戦っている日々だった」と滅多に、愚痴や不平を言わない主人が漏らした。 
24時間点滴なので、トイレが近くなる、間にあわない時も多く、度々、パジャマを濡らし、日に、何度も看護師さんに取り替えてもらった。

コロナ禍で衣類などの荷物の交換は決められた時間に病院の玄関に届けます。
お漏らしによる度々のパジャマ、タオルの自宅での洗濯は大変だったと思いますが、
「入院セットサービス」を利用したので助かりました。

基本セット、
入院用品(パジャマ、タオル•バスタオル類、歯磨きセット、入れ歯ケース/洗浄剤、コップなど)と
オムツセットを契約したので、1日800円ほどで借りられました。
基本セットで使える用品例。
パジャマや、タオルなど汚したら、何度でも変えていただけます。

手術後はオムツになりますから、こちらも使い放題です。

★退院後、主人は毎日、自分の状態を「報告」します。
毎日、○○チの量•形状やあちらが痛い、らこちらが変だと言います。
いい加減、下(しも)の話しは、リコもウンザリしますが、主人は「状態を報告してるそうです。」
ニッコリ笑って、楽天的な主人の顔を見てると、成る程と思ってしまいます。

★今読んでる本
『ポール•ヴァレリーの遺言』
保苅瑞穂•著 
(1937年〜2021年7月、パリにて逝去。
1964年に3年間、パリに留学した著者は40年ぶりにパリに戻り、昨年パリで亡くなられました。享年84

この本は陸続きのヨーロッパにおける戦争の意味など、日本の様に島国の国民には解らない情報を教えてくれます。
ロシアとウクライナの侵略戦争も全く、違う観点があります。

フランスの情操、教育、文化、芸術の観点など多くの深い視点で書かれています。
著者の大好きなパリで昨年亡くなられて、良かったなと思いました。

★期待を持って、図書館で借りた本が、心底、つまらない。
こんなことまで書かなくても良いのにダラダラと枚数を増やし300頁の厚さの本です。

最近、
ネットの正•誤、ごちゃまぜの情報。
書物は清•濁、併せ持つ、著者の力量不足でまるでSNSの様なお粗末な本が多く、図書館で借りて、がっかりの連続です。



コメント
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