ここにmogusaさんのブログがある。
http://mogusa39.blog27.fc2.com/blog-date-20110630.html
もんじゅは、福島のような一般の原発「軽水炉」とは違う、
「高速増殖炉」というものに属し、非常に特別な使命をもつ。
そしてその使命には表と裏の2つの顔がある。
1つめは「核燃料サイクル」という表の顔。
その仕事は、軽水炉でできた「使用済み核燃料」から取り出した
プルトニウムを燃料にして電力をつくり、なおかつ燃やした以上の燃料をつくる。
資源の少ない日本にとっては「夢の原子炉」というわけだ。
2つめは「核兵器の材料製造機」という裏の顔。
もんじゅでつくられた燃料には、核兵器がつくれるほどの
「高純度のプルトニウム」が含まれる。
次はそれぞれを詳しくみてみよう。
1つめの使命である表の顔「核燃料サイクル」の構想図。
なぜ構想か?というとまだ完成していないから。

*黄色 :稼動中
オレンジ:青森県むつ市に建設中。現在中断。
ピンク :再処理→青森県六ヶ所村に建設中。トラブル続発で計画遅延。
現在は英・仏に委託。 ⇒海外に委託
MOX燃料加工→建設予定。現在は海外に委託。
青 :もんじゅ→福井県敦賀市に建設中。トラブル続き。たぶん完成しない。
燃料加工・再処理→まだ無い。
⇒日本にあるのは黄色だけ
この図は大きくふたつのサイクルがあるように見えるが、
本来のもんじゅの使命である「核燃料サイクル」は右側の青いほう。
ご覧のように施設はまだ完成していない。
完成していないばかりか、1995年にナトリウム漏れ火災事故が発生し、
現在まで停止している。
というわけでその材料である「使用済み核燃料」はたまる一方。→コチラ
そして、先日落下物事故の後処理のため作業をおこない、
このまま上手くいけば今年度中に40%出力試験を行う考え。
だが、京都大学助教小出裕章先生の見解は、その開発の難しさのために
完成予想時期がどんどん先伸ばしになっている現状からみて、到底実現は
不可能だろうとのこと。
++++中略++++
僕の関心は、一体この「もんじゅ」は、今までにどんだけ費用を食ったのか?
である。
mogusa氏曰く
最後はお金のはなし。(2009年までで)
今までもんじゅにかかった費用→9032億円(1日5500万円!)
今まで常陽にかかった費用 →1728億円
関連研究開発費 →6161億円
燃料製造施設 →1699億円 計18620億円(=約2兆円!)
これらのお金は全てわたし達の税金や電気代として支払われるもので、
軽水炉も含めて原発で生まれる電力は、ぜーんぜん安くないのだ。
簡単にまとめると、「高速増殖炉」は
1.いくら開発に時間とお金を使ってもできる可能性がない。
2.危険すぎる。
3.維持・管理費に莫大なお金がかかる。
以上のような理由から各国はどこも手を引いているのに、日本だけ
夢をみているのか、他に理由があるのか(→可能性大)未だに諦めないでいる。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110701/k10013896211000.html
もんじゅ 落下装置の先端に傷
去年、14年ぶりに運転を再開した、福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で、原子炉内に落下して、6月に回収された装置を調べたところ、装置の先端に僅かに傷がついていることが分かりました。日本原子力研究開発機構は、原子炉内部のほかの装置にも傷がついている可能性もあるとみて、詳しく調べることにしています。
高速増殖炉「もんじゅ」は、去年5月、ナトリウム漏れ事故以来14年ぶりに運転を再開しましたが、去年8月、核燃料を交換するための、長さ12メートル、重さおよそ3トンの金属製の装置が原子炉内に落下し、装置が原子炉のふたに引っ掛かり、抜けなくなりました。このため原子力機構は、先月24日に装置を回収し、異常がないか点検してきました。その結果、筒状になった装置のつなぎ目の部分が変形していたうえ、先端部分に接触してこすれたような、幅およそ10センチの傷がついていることが分かりました。先端の傷は、装置が落下した際に、原子炉内部のほかの装置に接触してついた可能性もあるということで、原子力機構は、ほかの装置にも傷がついている可能性もあるとみて、近く、装置を分解し、詳しく調べることにしています。もんじゅは、ことしの春以降に発電を目指すとしていた計画が大幅に遅れ、さらに福島第一原発の事故の影響も出るとみられていて、先行きが不透明になっています。
☆こんな初歩的なミスをおかし続ける「もんじゅ」を政府が保証するからと言って信用できますか???子々孫々のために僕は、全力で反対します。(^^)奴等の食扶持をなんで僕等の税金で支えてあげる必要がありますか???(笑い)
http://mogusa39.blog27.fc2.com/blog-date-20110630.html
もんじゅは、福島のような一般の原発「軽水炉」とは違う、
「高速増殖炉」というものに属し、非常に特別な使命をもつ。
そしてその使命には表と裏の2つの顔がある。
1つめは「核燃料サイクル」という表の顔。
その仕事は、軽水炉でできた「使用済み核燃料」から取り出した
プルトニウムを燃料にして電力をつくり、なおかつ燃やした以上の燃料をつくる。
資源の少ない日本にとっては「夢の原子炉」というわけだ。
2つめは「核兵器の材料製造機」という裏の顔。
もんじゅでつくられた燃料には、核兵器がつくれるほどの
「高純度のプルトニウム」が含まれる。
次はそれぞれを詳しくみてみよう。
1つめの使命である表の顔「核燃料サイクル」の構想図。
なぜ構想か?というとまだ完成していないから。

*黄色 :稼動中
オレンジ:青森県むつ市に建設中。現在中断。
ピンク :再処理→青森県六ヶ所村に建設中。トラブル続発で計画遅延。
現在は英・仏に委託。 ⇒海外に委託
MOX燃料加工→建設予定。現在は海外に委託。
青 :もんじゅ→福井県敦賀市に建設中。トラブル続き。たぶん完成しない。
燃料加工・再処理→まだ無い。
⇒日本にあるのは黄色だけ
この図は大きくふたつのサイクルがあるように見えるが、
本来のもんじゅの使命である「核燃料サイクル」は右側の青いほう。
ご覧のように施設はまだ完成していない。
完成していないばかりか、1995年にナトリウム漏れ火災事故が発生し、
現在まで停止している。
というわけでその材料である「使用済み核燃料」はたまる一方。→コチラ
そして、先日落下物事故の後処理のため作業をおこない、
このまま上手くいけば今年度中に40%出力試験を行う考え。
だが、京都大学助教小出裕章先生の見解は、その開発の難しさのために
完成予想時期がどんどん先伸ばしになっている現状からみて、到底実現は
不可能だろうとのこと。
++++中略++++
僕の関心は、一体この「もんじゅ」は、今までにどんだけ費用を食ったのか?
である。
mogusa氏曰く
最後はお金のはなし。(2009年までで)
今までもんじゅにかかった費用→9032億円(1日5500万円!)
今まで常陽にかかった費用 →1728億円
関連研究開発費 →6161億円
燃料製造施設 →1699億円 計18620億円(=約2兆円!)
これらのお金は全てわたし達の税金や電気代として支払われるもので、
軽水炉も含めて原発で生まれる電力は、ぜーんぜん安くないのだ。
簡単にまとめると、「高速増殖炉」は
1.いくら開発に時間とお金を使ってもできる可能性がない。
2.危険すぎる。
3.維持・管理費に莫大なお金がかかる。
以上のような理由から各国はどこも手を引いているのに、日本だけ
夢をみているのか、他に理由があるのか(→可能性大)未だに諦めないでいる。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110701/k10013896211000.html
もんじゅ 落下装置の先端に傷
去年、14年ぶりに運転を再開した、福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で、原子炉内に落下して、6月に回収された装置を調べたところ、装置の先端に僅かに傷がついていることが分かりました。日本原子力研究開発機構は、原子炉内部のほかの装置にも傷がついている可能性もあるとみて、詳しく調べることにしています。
高速増殖炉「もんじゅ」は、去年5月、ナトリウム漏れ事故以来14年ぶりに運転を再開しましたが、去年8月、核燃料を交換するための、長さ12メートル、重さおよそ3トンの金属製の装置が原子炉内に落下し、装置が原子炉のふたに引っ掛かり、抜けなくなりました。このため原子力機構は、先月24日に装置を回収し、異常がないか点検してきました。その結果、筒状になった装置のつなぎ目の部分が変形していたうえ、先端部分に接触してこすれたような、幅およそ10センチの傷がついていることが分かりました。先端の傷は、装置が落下した際に、原子炉内部のほかの装置に接触してついた可能性もあるということで、原子力機構は、ほかの装置にも傷がついている可能性もあるとみて、近く、装置を分解し、詳しく調べることにしています。もんじゅは、ことしの春以降に発電を目指すとしていた計画が大幅に遅れ、さらに福島第一原発の事故の影響も出るとみられていて、先行きが不透明になっています。
☆こんな初歩的なミスをおかし続ける「もんじゅ」を政府が保証するからと言って信用できますか???子々孫々のために僕は、全力で反対します。(^^)奴等の食扶持をなんで僕等の税金で支えてあげる必要がありますか???(笑い)