http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110722/CK2011072202000117.html
放射能に汚染された宮城県産の稲わらが高山市内の飛騨牛育成農家に流通していた問題で、県が21日行った肉の検査で、放射性物質は規制値以下と判明し、関係者は胸をなで下ろした。だが検査対象は、稲わらを仕入れた6戸のうち1戸の1頭。岐阜県は、すでに流通した約70頭の肉の確保を急ぎ、疑いのある牛は出荷前に全頭検査し、風評被害の防止に努める。県は、県保健環境研究所(各務原市)で稲わらを食べた肉用牛の枝肉2・6キロを分析。最優先で検査し、予定よりも7時間早い午後1時半ごろに結果を公表した。県畜産課は「規制値以下だが、消費者の不安もある」と強調。高山市の6戸だけでなく、汚染された稲わらを食べた疑いのある牛が判明した場合は、全て出荷前に検査する考えを示した。1頭当たり2、3万円掛かる検査の費用負担は、県や農業協同組合、生産者で協議する方針。検査には微量の放射性物質を検出できる「ゲルマニウム半導体検出器」が必要。県内では研究所の1台だけで、扱える職員は4人に限られる。同課は「検査が間に合わず出荷待ちになるかもしれないが、冷凍庫で保管してもらうことも検討したい」としている。検出器は9月に新たに2台導入される予定。県は検査結果が規制値以下と判明した高山市の1戸から出荷され、すでに流通している28頭の個体識別番号を公表し、情報提供を求めている。(竹田佳彦、白山泉、森村陽子)
◆羽島と岐南の焼き肉店も販売
県は21日、汚染された稲わらを与えられていた牛の肉が、羽島市と岐南町の別の焼き肉チェーン店で販売されていたと発表した。全量が消費され、放射能の有無は不明。県が流通経路を調べている。羽島市内で販売されたのは福島県本宮市産で、個体識別番号は「08364-31696」。5月4~6日に「ロース」として提供された。岐南町内では、北海道本別町産の個体識別番号「03689-07546」を販売。4月8、9日に国産牛の「味わいカルビ」「上カルビ」「特選カルビ」として出した。いずれの牛も3月30日に都内の食肉処理施設に入荷していた。
にほんブログ村・稲わらを仕入れた6戸のうち1戸の1頭しか検査してないとは・・・まだ不安だよな~・・・
放射能に汚染された宮城県産の稲わらが高山市内の飛騨牛育成農家に流通していた問題で、県が21日行った肉の検査で、放射性物質は規制値以下と判明し、関係者は胸をなで下ろした。だが検査対象は、稲わらを仕入れた6戸のうち1戸の1頭。岐阜県は、すでに流通した約70頭の肉の確保を急ぎ、疑いのある牛は出荷前に全頭検査し、風評被害の防止に努める。県は、県保健環境研究所(各務原市)で稲わらを食べた肉用牛の枝肉2・6キロを分析。最優先で検査し、予定よりも7時間早い午後1時半ごろに結果を公表した。県畜産課は「規制値以下だが、消費者の不安もある」と強調。高山市の6戸だけでなく、汚染された稲わらを食べた疑いのある牛が判明した場合は、全て出荷前に検査する考えを示した。1頭当たり2、3万円掛かる検査の費用負担は、県や農業協同組合、生産者で協議する方針。検査には微量の放射性物質を検出できる「ゲルマニウム半導体検出器」が必要。県内では研究所の1台だけで、扱える職員は4人に限られる。同課は「検査が間に合わず出荷待ちになるかもしれないが、冷凍庫で保管してもらうことも検討したい」としている。検出器は9月に新たに2台導入される予定。県は検査結果が規制値以下と判明した高山市の1戸から出荷され、すでに流通している28頭の個体識別番号を公表し、情報提供を求めている。(竹田佳彦、白山泉、森村陽子)
◆羽島と岐南の焼き肉店も販売
県は21日、汚染された稲わらを与えられていた牛の肉が、羽島市と岐南町の別の焼き肉チェーン店で販売されていたと発表した。全量が消費され、放射能の有無は不明。県が流通経路を調べている。羽島市内で販売されたのは福島県本宮市産で、個体識別番号は「08364-31696」。5月4~6日に「ロース」として提供された。岐南町内では、北海道本別町産の個体識別番号「03689-07546」を販売。4月8、9日に国産牛の「味わいカルビ」「上カルビ」「特選カルビ」として出した。いずれの牛も3月30日に都内の食肉処理施設に入荷していた。
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