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★イージス・アショア その仕組みと運用とは

2017年12月19日 19時06分43秒 | ●YAMACHANの雑記帳

イージス・アショア その仕組みと運用とは

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171219/k10011264191000.html

「イージス・アショア」は、弾道ミサイルに対処できる海上のイージス艦と同様の機能を地上の施設として整備した、地上配備型の迎撃ミサイルのシステムです。アメリカが開発したもので、大気圏外を高速で飛ぶ弾道ミサイルを追尾できる高性能レーダーと、ミサイルが日本国内に向かってきた場合などに撃ち落とす迎撃ミサイルで構成されます。防衛省によりますと、イージス・アショアに使用する高性能レーダーは、現在、イージス艦で使用しているレーダーに比べてさらに探知の範囲が広いタイプも検討しているということです。また、迎撃ミサイルは、日米が共同で開発を進めている「SM3ブロック2A」という新型で、イージス艦に搭載されている現在のSM3に比べ、大幅に能力が向上するとしています。射程が伸びることに加えて、赤外線センサーを使って対象を探知し、自動で向かっていく能力が上がるということです。こうした能力の向上によって、防衛省は現在のイージス艦に比べ防護の範囲が広がるとしています。イージス艦の場合、日本全域を対象に防護するには3隻必要とされていますが、イージス・アショアだと2基で防護が可能だとしています。また、イージス・アショアは地上に設置するため、海上に展開するイージス艦に比べて隊員の負担が少なく、常時、運用する態勢がとりやすくなるということです。防衛省は、弾道ミサイルへの備えとして、ふだんはイージス・アショアで対応し、情勢が緊迫した際にはイージス艦を加えて態勢を強化する運用方針を検討しています。

導入に当たっての課題

「イージス・アショア」の導入に向けては、課題も多く残されています。イージスアショアを設置する場所を選ぶ際には地元との調整が課題になりますが、レーダーから出される強い電磁波が、健康面のほかテレビや携帯電話など日常生活に影響を与えることがないか懸念されています。防衛省によりますと、イージスアショアの高性能レーダーは、通常は弾道ミサイルを警戒するため上空に向けられますが、その際、「サイドローブ」と呼ばれる脇に漏れる電磁波による影響が考えられるということです。イージスアショアを設置するには、少なくとも1平方キロの敷地が必要だということで、周囲に電磁波の影響が考えられる場合は、その程度に応じて防護フェンスや植栽によって防ぐことが検討されているということです。上空を飛行する航空機の計器への影響も考えられるということで、配備場所の上空では一定の範囲で飛行できない区域が設定される可能性もあるということです。また、性能面の検証も必要です。イージス・アショアに使用する迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」は、現在、日米が共同で開発を進めていて、実証試験が行われています。ことし2月にハワイ沖で行った試験では標的の迎撃に成功しましたが、同じハワイ近海で6月に行った2回目の試験は迎撃に失敗し、迎撃試験の成功率は今のところ50%です。防衛省は、今後5年以内のできるだけ早い時期での配備を目指し、配備先の候補地で電磁波の調査などを実施していくことにしていますが、導入に当たって課題は少なくありません。

ミサイル防衛の予算はさらに膨らむ

防衛省によりますと、イージス・アショアは、1基当たりの費用が1000億円弱で、配備される迎撃ミサイルも1発当たり10億円を超えると見込まれ、ミサイル防衛のための予算はさらに膨らむことになります。今回、導入することになったイージス・アショアは、アメリカから「FMS」と呼ばれる契約方法で購入します。FMSでは、重要機密などが含まれる高性能の装備品を購入できるメリットがあるとされていますが、価格の見積もりはアメリカ側が単独で行い、納入の時期が変動するケースもあるなど、アメリカ側が取り引きの主導権を握る内容になります。防衛省は当初、イージス・アショアの1基当たりの費用を800億円程度と見込んでいましたが、今月になって、1000億円弱になるという見通しを示し、装備の内容によってはさらに高額になる可能性もあります。また、イージス・アショアには日米が共同開発を進めている新型の迎撃ミサイルが配備される予定ですが、1発当たりの費用は10億円から20億円以上とも言われています。防衛省は、13年前の平成16年度から弾道ミサイルを追尾するためのイージス艦の改修や、高性能レーダーの整備などを進めていて、ミサイル防衛のための予算の合計は来年度で2兆円を超える見通しです。北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の軍事力の拡大などを背景に、ミサイル防衛の予算規模が膨らんでいます。

元海将 「丁寧な説明求められる」

イージス・アショアについて、海上自衛隊の元海将は、ミサイル防衛の能力が強化されるとする一方で、防衛省には電磁波の影響や、高額な経費に見合うだけの効果が得られるかなどについて、丁寧に説明していくことが求められると指摘しています。イージス・アショアについて海上自衛隊の元海将で金沢工業大学虎ノ門大学院の伊藤俊幸教授は、「イージス・アショアの迎撃ミサイルの射程を考えると日本海側に2基置けば日本全土を守ることができる。これまではイージス艦が常時配備され対応していたが、任務についている間、航海術一つをとっても訓練ができないため、乗組員のレベルが低下する懸念があった。地上に配備するイージス・アショアであれば24時間365日、いきなりミサイルが飛んできてもいつでも落とせる状態がつくれる」と述べ、ミサイル防衛の能力が強化されるとしています。一方で、弾道ミサイルを追尾するためのレーダーについて、「宇宙空間まで届く強力な電磁波を出すため、周囲に影響を与えることは否めない。どこに配備するかが大きな問題で、地元に対するしっかりとした説明と、電磁波が何かに干渉するのであれば、それを防ぐための対策も必要になる」と話しています。また、価格について、「イージス・アショアはポーランドにも配備されようとしているが、日本円に換算すると800億円ということで、日本でもそのくらいと言われていた。日本がいよいよ持とうとするときに示される値段が、他国のものと比べてどうかというのは当然比較すべきだ。アメリカから言われたら一方的に受けるというのは間違いで、価格交渉が必要だ。税金を使うわけなので一つ一つ丁寧に国民にわかるように説明するのは当然だと思う」と指摘しています。
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★東大研究不正~ゆらぐ科学立国ニッポン~ NHKスペシャル追跡

2017年12月19日 13時08分59秒 | ●YAMACHANの雑記帳

東大研究不正~ゆらぐ科学立国ニッポン~ NHKスペシャル追跡

yuki yuki
日本の科学研究をリードする東京大学が、データをねつ造するなどの研究不正で揺れている。今年8月、分子細胞生物学研究所(分生研)の渡邊嘉典教授の研究室が発表した5本の論文で不正が認定された。2006年と2014年にも、当時の工学部教授の研究室で不正の疑いによる処分、分生研教授の研究室で論文の不正認定と、不適切な研究が相次いでいる。一体、何が起きているのか100人をこえる関係者を取材。浮かび上がってきたのは、激化する国際競争の中で変容してきた科学研究費の配分を巡って、翻弄される科学者の姿。そして、科学技術立国を掲げ、研究成果を国の発展につなげようという施策が、皮肉にも、科学を停滞させかねないという現実。今、ノーベル賞受賞者も危機感を募らせ、自ら、模索を始めている。日本の科学が直面している課題は何なのか。研究不正の報告書をひもとき、独自に入手した資料と、当事者たちのインタビューから迫る。
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◎郷原信郎が斬る(美濃加茂市長事件 “最後の書面”を最高裁に提出)

2017年12月19日 10時58分55秒 | ●YAMACHANの雑記帳

美濃加茂市長事件 “最後の書面”を最高裁に提出


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◆安倍政治5年を斬る 他 永田町フ〜ゥン録

2017年12月19日 09時52分40秒 | ●YAMACHANの雑記帳

安倍政治5年を斬る 他 永田町フ〜ゥン録

. デモクラシータイムス
 2017年12月16日 収録


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