この1週間、3つの蕾は花開き 満開となって
心を和ませ充分に楽しませてくれました。
その最後の牡丹の花が、今当に散ろうとしています。
1つめも、2つめも散ってしまう前にまた違った形で
有終の美を飾ざらせてあげられたらと
花器に移し1、2日 玄関先に飾りましたが きっと
やわらかな風が吹いても 役目を終えた花弁は
はらはらと静かに落ちてしまうことでしょう。
その前に その姿を残したくて・・・・
これからの数か月、また新たな蕾を作り
雅な花を見せてくれることでしょう。
牡丹に感謝を込めて
余談ですが・・・・
数日前、思わず あら、かわいいと
言ってしまう愛らしい光景がありました。
それは、お日様に照らされた牡丹の花の中で
黄色い花粉を無邪気な様子で
身体一杯につけて動き回る
1匹のかわいいミツバチでした。
全身 黄色い花粉まみれの(笑) 楽しそうな?
ミツバチを見たのは生れて初めての事で、
実に微笑ましかったです。
現在牡丹は観賞用として栽培されていますが
8世紀 中国から渡来した時は薬用植物として
入ってきたそうです。
今回初めて牡丹を育てて気付いたことですが
確かに牡丹の花は、独特の生薬のような、
ウコンのような、木の根のような香りが印象的でした。