茅ケ崎市芹沢にある『腰掛神社』に 参拝しました。
茅ケ崎の神社では最も北部に位置している社地の森林は
市指定の天然記念物とのことでした。
森林に囲まれひっそり佇む『腰掛神社』のご神域は
穏やかで清らかな光に包まれている様に感じさせられました。
主祭神
日本武尊 (やまとたけるのみこと)
大日霊貴命
金山彦命
白山彦命
宇迦之御魂命 (うかのみたまのみこと)
昨日実家を訪れた際、たまたま腰掛神社の話しになり
弟がパンフレットにあった腰掛神社の由来やご祭神を
何となく読んでいたのを耳にした時、驚くと共に
縁(えにし)を感じたので本日訪れました。というのは、
私の生まれた土地をお守りになっている神様の神社、
産土神の主祭神はスサノオノ命、ヤマトタケルノ命
宇迦之御魂の命なのですが、腰掛神社の主祭神も
日本武尊、宇迦之御魂命だったのです。
訪れた腰掛神社は不思議とその佇まいが
産土神社と似ていました。
日本武尊ゆかりの神社。社名は日本武尊が東征の際、
この地で石に腰掛けて大山を眺めて休憩した
という伝説に由来している。
また、そこに住む住民が日本武尊を偲び
その石を御神体として社を建てたのが
腰掛神社の始まりと伝えられている。
↑ 腰掛玉石が祀られている。
境内には本殿や拝殿の他 神仏習合の名残で鐘楼がある。
時期については不明であるが震災で本殿と拝殿は一度壊れた。
拝殿は震災後に修復され、現存の拝殿は
大正7年 (1918年)に修復したものである。
寛政元年(1799年)11月に社殿は再建される。
明治6年(1873年)、社格は村社となった
ただ そこに在る ということ
飾らない 主張しない その穏やかな存在感に
言葉ではいい知れぬ心地良さを感じました。
注連縄の上にちょこんと鎮座ましました可愛い蛙さんのお姿が。
(右側の白いものは注連縄についた紙垂です)
「蛙さんご免なさいね、ちょっと写させて下さいね。」
と 声をかけ 撮らせて頂きました。
いつまでも見ていたいようなお姿でした。
なんとも言えぬ 軽やかで 優しい鳥のさえずりに
暫し耳と心を委ね、境内を歩かせて頂きました。
このブログをしたためながらふいに思い出した事があります。
私の見る夢の中で割と多いのは
アバターに出てくる様な色彩豊かな 美しい深い森林の中を
双子のおかっぱ頭の女の子達に
道先案内をして貰い乍ら散策するものや、
高下駄を履き、八つ手の葉を持った
ナウシカの様な女の子の小天狗が、
後ろに山を抱えた見晴らしの良い、
白さが際立つ石段を登りきった頂上から
興味深げに、気持ち良さそうに
下界を見下ろしている様子のものや、
見たことも訪れた事もない神社を参拝しているものや
夜空を飛んで、昔よく訪れた寒川神社の鳥居の下をビューンと
くぐりぬけている夢・・・・・というように、思いかえすと、
森林や、神社に関する夢が多いです。
神道の世界に精通した人間でもない私が高校時代、
某短大の推薦の話しを蹴ってまでも 行きたいと思い
惹かれた大学はそう言えば未来の神主さんを
養成する学科もある大学でした。
又、スピリチュアルな学びを深める中で学んだ
古神道の世界はごく自然に私の魂をゆさぶると共に
深くDNAに浸透し初めて(?)日本人である事に
感謝の気持ちが湧いてきました。
きっとこれからもご縁のあった神社に導かれ
参拝させて頂き、自身の内面と対峙してゆく、
そんな気が致しました
木造の鳥居は 風情があって美しく
心の中で感謝を述べて腰掛神社をあとにしました。
また、ご挨拶に参りたいと思います。