イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

知性とは、恥をかかせない人

2012年04月10日 19時20分08秒 | デザイン画・書画

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            例えば皆の前で、 

    言葉による攻撃をされた訳でもないのに
       誰かが、その人の感じるままに、
        その人の感性の赴くままに、
「私は~の様に感じています」と表現した事に対して

 「ん?」と思うと、それに対して一言物申さなくては

  気がすまない、という方を時々お見かけします。

         そういう方は残念ながら

   「あの人、一言多いよね」と言われています。

      1人1人外見がそれぞれ違うように

      考え方も人それぞれだと思います。

  相手から言葉による暴力を受けていないのに

     相手に対して、言う必要のない言葉を

       公の場で放ってはいませんか?

    皆の前で、その人に恥をかかせる権利
        あなたにあるのでしょうか?

私は人と深く狭く長くお付き合いをするタイプなので
心から友達と呼べる人は少ないのではないかしらと

      思います。そんな私にはたった1人、

ご縁を紡がせて頂いてから何十年も変わることなく
心の底から美しいな、素敵な女性だなぁ、と感じる

6才上の先輩が居ます。その方は私を妹のように
 そして友人の様に気さくに接して下さいますが、
    私にとっては永遠の憧れの女性です。
    人は色んな方々と出逢い、関わる中で、
磨かれてゆき、知性を身につけてゆくと
感じますが、
 私は、ですが、そして私の主観で、ではありますが
 本当の知性とは、
【相手に恥をかかせないこと】

       に尽きるのではないかしら、と、

   その先輩の温かさ、思い遣りに触れる度に

         そのように感じていました。

  OL時代、配属された課にいらしたその先輩から
         数年前に頂いたお手紙に

「shokoちゃん、しわくちゃなおばあちゃんになっても

    ずっとお友達でいてね」と書かれていた時、

  大切にされている事を改めて実感すると共に

         心底嬉しく思いました

     神様、人生の大切な場面に於いて

 いつも大切な方々と必ず巡り合わせて下さって

         どうも有難うございます

              (素敵な先輩の事を思い浮かべながら、

   この文章を書いていたら、ある腹だたしい事は
      何処かへポーンと飛んでってしまいました)

         ↓ こちら、今日の相方です

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命日に8分咲きのラナンキュラス

2012年04月10日 16時27分07秒 | 日々思い感じること

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      去年は咲かなかったラナンキュラス。
 その球根は溶けてしまうことなく、この鉢の中で1年間、

しっかりと栄養を蓄え、その時期を待ち、この春初めて、
     可憐な姿を披露してくれています。

         自然の摂理に感謝です。

     今日は私を可愛がってくれた祖母の
          24回目の命日です。
 祖母の49日の日の夜、私は祖母の夢をみました。
     私:「おばあちゃん、今何処に居るの?」 
     祖母:「お花が一杯ある 明るい所だよ」
夢の中で私は、その花が大きな白い菊の花であると

   何故か判りました。その瞬間、真っ暗な中、
      祖母の姿や笑顔がありありとみえ、
   祖母の両脇には道先案内の蝋燭のように、
  沢山の白い菊の花々が、なだらかに続く道を

         明るく照らしていました。

あちらの世界に行く為にお別れを言いに来てくれた、

  夢から覚めた時自然にそのように思いました。

 今日は朝から 祖母の事をそっと偲んでいます