(ミモザかと思って撮影したら「ただのキリンソウでしょ」と言われた黄色い花。山道の途中のバス停で)
お彼岸のあいだに、昨年急逝した、先輩であり友人のTさんのお墓参りに行くことが出来ました。
1月にやっとTさんのお兄さんと連絡が取れて、お墓の場所を教えてくれたのでした。
しかしこれがすんごい山の上で、もう有馬温泉に程近いところなのでした。バスに揺られて山道を一時間。途中はセブンイレブン一軒あるのみで何も無いよ~。
やっと着きました。
広大な敷地に整然と並ぶお墓は一体何基あるのだろう。途方もない数です。
霊園内はアップダウンも厳しくとても徒歩では巡れず、臨時のシャトルバスに乗りかえ、案内の方(ボランティア?)に親切に近くまで連れていってもらいました。
これって、一人で高齢の方が歩いてて途中でバッタリ倒れても発見されないよ。それぐらい人がいない~。
山の上からは遥かに淡路島方面まで見渡せますが、黄砂で霞がかかり雲の上に居るかのようでした。まるで「天空の霊園」です。
先輩のお墓には「和」という文字と百合の花が彫られていました。そして30cmぐらいの猫ちゃんの彫り物が傍らに。
皆さん「平和」とか「愛」とか「夢」とか、姓名でも戒名でもなくお好きな言葉が墓石に彫られています。そして、猫とかふくろうとか犬とか童とか、お好きなオブジェ?が傍らに。これも仏様なんだろか。ピアノを模した墓石もありました。
ウチは昔からのスタイルの墓なんで、こんなタイプは初めて。宗派問わず、らしいので自由なんですね。
最期に会わないままで、こうして山の上で眠っている先輩に祈ることが出来て、やっとやっと気持ちがおさまりました。やはりモヤモヤしていたのです。
その晩夢を見ました。
私が布団で寝ようとすると、小さな子供が二人、布団の周りをバタバタ走り回るのです。怖くなって声を出して目覚めた!
翌朝、新しくお花とお菓子を買って仏壇に供えて祈ったら、もうそんな夢は見なくなりました。。。やっぱ霊園の影響だったのかな。
Tさん、これからも天から見守っていてね★