今年のヨコハマ行きは、スケートと現代アート「横浜トリエンナーレ」の二本立て。そして帰りに浜松ページワンギャラリーにちょっくら寄らせてもらいました。ハードじゃ~。
27日の土曜は25℃と涼しかったのですが、日曜月曜は熱中症になりかけ…(^o^;
土曜にトリエンナーレの港の方の会場を回っておいて良かった~。
さて2011年FOI。
私は日曜の昼(スタンド東1階中央)・夜(アリーナ北6列中央)公演を見たのですが、やはり「東北復興」への願いをこめたメッセージが冒頭に掲げられました。仙台のリンクで育った荒川静香さん=「しーちゃん」の思いがジンと伝わるかのようでした。
でもショーの内容自体は、「復興」一色というワケではなく、バラエティに富んでいました。そして、中盤に挿入される「高橋大輔特集」(笑)。「高橋をイジって遊ぼう^^」そんなノリです。やっぱりー、大ちゃんってー、いじられキャラー。
大ちゃんは(25歳男子に“ちゃん”?)、オープニングでは白Tシャツに黒シャツを羽織り、下はデニム。ヒゲ生やしてたんで、みやけんと見間違えました。いや、みやけんと「おそろ」のいでたちで、踊る踊るノリも一緒やもん。
みやけんと言えば、オープニングの「一人一芸コーナー」で、真剣に3ルッツを跳ぶ構えに入り「えええっ!?(跳ぶの!?)」。。。でも踏み切った瞬間に「な~んちゃって」で止める。この芸で爆笑を誘ってました。ソロで滑るみやけんを見るのは嬉しすぎるよん。バッククロスだけで涙があふれちゃうのよ。
あ、大ちゃんのOPENINGは、昼は3Lz+2Lo+3Lo(おっとっと)、夜は3A+3T(意地コンボ)。ジャンプは全体的に軽く高かったです。ミスした時は回り過ぎな感じでステップアウト系が多く、「体はキレてるけれどコントロールはこれから」な印象を持ちました。
でも、この時期に体絞れててジャンプが軽いのは嬉しい~。膝のボルト抜き手術で数週間遅れを取っているだけに、調整が気にかかるところでしたが、まずまず順調なのでは。クワド調整はこれからかな?
しーちゃん、羽生君、本田君、田村君の4人と、「フレンズ・キッズ」4人のグループで滑る「スマイル」。このナンバーは織田君もエキシでやってましたね。
フレンズ版スマイルも優しい空気にあふれていて、一人だけ男の子(小1ぐらい?)が入ってて可愛い^^
しーちゃんがソロで滑る場面も、キッズメンバーの女の子のソロも素敵。なごやかなムードで幕が開けました。
鈴木あっこちゃんは、セクシー系の新EXと、夜は新FS「こうもり」(?)のショートバージョン。このクラシックバレエ的な新FSは、ミュージカルナンバーが続いていたあっこちゃんには新鮮でした。バレエ的ステップや身のこなしがいい。大ちゃんのFSと同じカメレンゴ先生の振付かな。
衣装は、肩の開いた清楚な白のドレスでしたが、「荒川部長にお借りしました」とのこと。荒川さんはアサヒビールのCMで「ビシバシ女上司」の役やってますよね。ここでも「部長」なんや~。
ご陽気サンバ系(?)で踊りまくるシェイリーン・ボーン姉さん。ああやっぱ「肉の厚み」がスバラシイ。弾丸がはじけるよーな踊りに圧倒。姉さんは相方のクラーツと別れてからの方が、がぜん元気なよーに見えるのは、私だけですか(笑)。
ヤマト君のジャジーなナンバー、武史君の大人なタンゴ、有香さん、エバン(ごめん、曲名忘れた)のフレンズ・レギュラーメンバーに続き、初招待のイリナ・スルツカヤは、青い衣装でしっとり系ナンバー。
プログラムの写真見たら、かな~りふっくらなさっていたのですが(ママだしね)、本番ではしっかり絞っていた!
くるくる3ループも高い2アクセルも健在。キレの良い滑りは「ああ、これぞイリナ」でした。トリノ五輪で、しーちゃんとスルちゃんが金メダル争いをしていたころからもう、5年がたちますよ。あの頃、しーちゃんが自分の冠ショーにスルちゃんを呼んで、仲良く滑るなんて、考えてもみなかった!
イリナで会場湧いてもう大ちゃん。今年は1部のトリだったんです。
新しいSPを御披露。これって曲名も奏者もわからんのですが、どうやって調べるのだ。。。民族音楽、妖しげオリエンタル系です。トルコとかイランとか?(ブログめぐりで調べるしかないー)
神秘的に始まり、最初のジャンプはこれ、競技では4回転コンボなんだろなー。でもクワドは入れやすそうな曲調ですよ。
今回、昼は3F+3T、夜は3F+3Lo。綺麗に決まってました。コンボが着氷でつまらず、流れも高さも申し分なかったので、ダイスケを良く知るファン的には、進化が嬉しかったのではないでしょうか(エラソー・笑)。
でも、次の3Aが、昼は2Aに。夜はコケてしまいました。まあ、ショーで毎度毎度3A跳ぶのは、変態良い子日本男子ぐらいだもんね。ジャンプは初日の金曜夜がパーフェクト!だったそうですよ。
ステップからの3Lzは素晴らしい。余裕タップリ。エッジエラー取られないように頑張って練習しているようでした。私は正面から見られなかったんだけど、フリップのエッジはどーだったんでしょーね。いや、シーズンオフにエッジの具合まで確かめようとするのが、いかにもマニアックなファン(笑)。
スピンは二つ目を「キャメル+キャメル」にしてました。点アップを狙うか。ドーナツで頭を天井に向ける(?)変形はスピードが欲しいけど、曲想には合ってました。あとは回転数!回転数!しっかり数えて試合ではレベル4をクリアしてください。。。大ちゃん、昔のビデオ見たら、スピン速くて正確で、別に苦手項目じゃないんだけどなあ。
「オリンタルな新SP」は、後半になるほど激しさが増して、ちょうど「ラヴェルのボレロ」のようでした。エクスタシーと爆発。最後は静かな闇。
アニミズムというの?土着信仰的な「神にささげるいけにえの踊り」的な味わいもありました。暗くて良くわからないけど、衣装も「それ系」オリエンタル。
「憑依」スケーター大ちゃんにとって、この、暗い情熱系プロはお気に入りなんではないでしょか。マンボ!も嫌いじゃなかっただろうけど、自分が入り込みやすいのは圧倒的にこっちでは。
振り付けたデビッド・ウィルソンは、男子選手ではJ・バトルを永年担当してましたが、選手の個性を生かす腕前はやっぱ素晴らしいすねー。
今回は珍しく、滑ってる最中の「キャーッ!」とか余り無く、皆さん、息を詰めて見ているのがわかりました。一部トリにふさわしい大スタオベで、ビシッと締めてくれましたよ^^(今回のFOIはスタオベ嵐でした)
27日の土曜は25℃と涼しかったのですが、日曜月曜は熱中症になりかけ…(^o^;
土曜にトリエンナーレの港の方の会場を回っておいて良かった~。
さて2011年FOI。
私は日曜の昼(スタンド東1階中央)・夜(アリーナ北6列中央)公演を見たのですが、やはり「東北復興」への願いをこめたメッセージが冒頭に掲げられました。仙台のリンクで育った荒川静香さん=「しーちゃん」の思いがジンと伝わるかのようでした。
でもショーの内容自体は、「復興」一色というワケではなく、バラエティに富んでいました。そして、中盤に挿入される「高橋大輔特集」(笑)。「高橋をイジって遊ぼう^^」そんなノリです。やっぱりー、大ちゃんってー、いじられキャラー。
大ちゃんは(25歳男子に“ちゃん”?)、オープニングでは白Tシャツに黒シャツを羽織り、下はデニム。ヒゲ生やしてたんで、みやけんと見間違えました。いや、みやけんと「おそろ」のいでたちで、踊る踊るノリも一緒やもん。
みやけんと言えば、オープニングの「一人一芸コーナー」で、真剣に3ルッツを跳ぶ構えに入り「えええっ!?(跳ぶの!?)」。。。でも踏み切った瞬間に「な~んちゃって」で止める。この芸で爆笑を誘ってました。ソロで滑るみやけんを見るのは嬉しすぎるよん。バッククロスだけで涙があふれちゃうのよ。
あ、大ちゃんのOPENINGは、昼は3Lz+2Lo+3Lo(おっとっと)、夜は3A+3T(意地コンボ)。ジャンプは全体的に軽く高かったです。ミスした時は回り過ぎな感じでステップアウト系が多く、「体はキレてるけれどコントロールはこれから」な印象を持ちました。
でも、この時期に体絞れててジャンプが軽いのは嬉しい~。膝のボルト抜き手術で数週間遅れを取っているだけに、調整が気にかかるところでしたが、まずまず順調なのでは。クワド調整はこれからかな?
しーちゃん、羽生君、本田君、田村君の4人と、「フレンズ・キッズ」4人のグループで滑る「スマイル」。このナンバーは織田君もエキシでやってましたね。
フレンズ版スマイルも優しい空気にあふれていて、一人だけ男の子(小1ぐらい?)が入ってて可愛い^^
しーちゃんがソロで滑る場面も、キッズメンバーの女の子のソロも素敵。なごやかなムードで幕が開けました。
鈴木あっこちゃんは、セクシー系の新EXと、夜は新FS「こうもり」(?)のショートバージョン。このクラシックバレエ的な新FSは、ミュージカルナンバーが続いていたあっこちゃんには新鮮でした。バレエ的ステップや身のこなしがいい。大ちゃんのFSと同じカメレンゴ先生の振付かな。
衣装は、肩の開いた清楚な白のドレスでしたが、「荒川部長にお借りしました」とのこと。荒川さんはアサヒビールのCMで「ビシバシ女上司」の役やってますよね。ここでも「部長」なんや~。
ご陽気サンバ系(?)で踊りまくるシェイリーン・ボーン姉さん。ああやっぱ「肉の厚み」がスバラシイ。弾丸がはじけるよーな踊りに圧倒。姉さんは相方のクラーツと別れてからの方が、がぜん元気なよーに見えるのは、私だけですか(笑)。
ヤマト君のジャジーなナンバー、武史君の大人なタンゴ、有香さん、エバン(ごめん、曲名忘れた)のフレンズ・レギュラーメンバーに続き、初招待のイリナ・スルツカヤは、青い衣装でしっとり系ナンバー。
プログラムの写真見たら、かな~りふっくらなさっていたのですが(ママだしね)、本番ではしっかり絞っていた!
くるくる3ループも高い2アクセルも健在。キレの良い滑りは「ああ、これぞイリナ」でした。トリノ五輪で、しーちゃんとスルちゃんが金メダル争いをしていたころからもう、5年がたちますよ。あの頃、しーちゃんが自分の冠ショーにスルちゃんを呼んで、仲良く滑るなんて、考えてもみなかった!
イリナで会場湧いてもう大ちゃん。今年は1部のトリだったんです。
新しいSPを御披露。これって曲名も奏者もわからんのですが、どうやって調べるのだ。。。民族音楽、妖しげオリエンタル系です。トルコとかイランとか?(ブログめぐりで調べるしかないー)
神秘的に始まり、最初のジャンプはこれ、競技では4回転コンボなんだろなー。でもクワドは入れやすそうな曲調ですよ。
今回、昼は3F+3T、夜は3F+3Lo。綺麗に決まってました。コンボが着氷でつまらず、流れも高さも申し分なかったので、ダイスケを良く知るファン的には、進化が嬉しかったのではないでしょうか(エラソー・笑)。
でも、次の3Aが、昼は2Aに。夜はコケてしまいました。まあ、ショーで毎度毎度3A跳ぶのは、変態良い子日本男子ぐらいだもんね。ジャンプは初日の金曜夜がパーフェクト!だったそうですよ。
ステップからの3Lzは素晴らしい。余裕タップリ。エッジエラー取られないように頑張って練習しているようでした。私は正面から見られなかったんだけど、フリップのエッジはどーだったんでしょーね。いや、シーズンオフにエッジの具合まで確かめようとするのが、いかにもマニアックなファン(笑)。
スピンは二つ目を「キャメル+キャメル」にしてました。点アップを狙うか。ドーナツで頭を天井に向ける(?)変形はスピードが欲しいけど、曲想には合ってました。あとは回転数!回転数!しっかり数えて試合ではレベル4をクリアしてください。。。大ちゃん、昔のビデオ見たら、スピン速くて正確で、別に苦手項目じゃないんだけどなあ。
「オリンタルな新SP」は、後半になるほど激しさが増して、ちょうど「ラヴェルのボレロ」のようでした。エクスタシーと爆発。最後は静かな闇。
アニミズムというの?土着信仰的な「神にささげるいけにえの踊り」的な味わいもありました。暗くて良くわからないけど、衣装も「それ系」オリエンタル。
「憑依」スケーター大ちゃんにとって、この、暗い情熱系プロはお気に入りなんではないでしょか。マンボ!も嫌いじゃなかっただろうけど、自分が入り込みやすいのは圧倒的にこっちでは。
振り付けたデビッド・ウィルソンは、男子選手ではJ・バトルを永年担当してましたが、選手の個性を生かす腕前はやっぱ素晴らしいすねー。
今回は珍しく、滑ってる最中の「キャーッ!」とか余り無く、皆さん、息を詰めて見ているのがわかりました。一部トリにふさわしい大スタオベで、ビシッと締めてくれましたよ^^(今回のFOIはスタオベ嵐でした)