「モリタク」の愛称で親しまれた経済学者の森永卓郎さんが先日亡くなられたということ。「X(エックス=旧ツィッター)」で知りました。
前にも書きましたが、氏の「節約本」などが面白く、何冊か著作を持っていた私。でもモリタクさん、2023年に癌を公表されて。
「2024年の桜は見られない(でしょう)」と主治医に宣告されたものの、見事、「花見してやったぜ!」と翌春の家族花見写真をインスタにアップ(息子さんも経済学者)。
余命宣告から一年近く「延長戦」に持ち込み、猛然と原稿を書き、問題作を次々に出版。「ザイム真理教」などはベストセラーに。とにかくすーごい仕事量だったようですが、標準治療に加え(保険の範囲外の)自費治療もしておられたようで、「月の治療費が120万もかかるから働かないと」と書いておられました。120万払うには、そりゃ本出して講演会もこなさなきゃね。
私は最近、本屋さんで見かけたこの本を読み始めたところなんですが、こんな事書いたら暗殺されるんちゃう。。。と心配になるほどの官僚の実体暴露本のよう。なぜ今、日本は格差が拡がり庶民は生活苦なのか。政治のカラクリは何なのか。対談相手の深田萌絵さんという方は「ITビジネスアナリスト」だそうですが、早稲田を出たものの苦労して這い上がった経緯がモリタクさんと意気投合!って感じで、おじさんと若い女性の取り合わせが新鮮で面白い。
モリタクさんはこの本の中でも「私、色々と暴露本出してるけど怖くないんですよ。だってもうすぐ死ぬことがわかってる人間を、わざわざ殺しに来る人はいないから(笑)。ある意味最強なんです」と言ってはりますが、あー、わかるなあ。もうどんな批判も、干されても、怖くないよね。「すぐ死ぬんだから」。
残りの時間、ジャーナリストとしてのやり残した仕事を、全てやったろやないか。これは書き残しておかねば!という気迫の本量産。
モリタクさんが頑張ってることが私のひとつの指標だったので、とても寂しいのですが、「与えられた運命を一所懸命に生きること」を体現されたこと、尊敬します★
前にも書きましたが、氏の「節約本」などが面白く、何冊か著作を持っていた私。でもモリタクさん、2023年に癌を公表されて。
「2024年の桜は見られない(でしょう)」と主治医に宣告されたものの、見事、「花見してやったぜ!」と翌春の家族花見写真をインスタにアップ(息子さんも経済学者)。
余命宣告から一年近く「延長戦」に持ち込み、猛然と原稿を書き、問題作を次々に出版。「ザイム真理教」などはベストセラーに。とにかくすーごい仕事量だったようですが、標準治療に加え(保険の範囲外の)自費治療もしておられたようで、「月の治療費が120万もかかるから働かないと」と書いておられました。120万払うには、そりゃ本出して講演会もこなさなきゃね。
私は最近、本屋さんで見かけたこの本を読み始めたところなんですが、こんな事書いたら暗殺されるんちゃう。。。と心配になるほどの官僚の実体暴露本のよう。なぜ今、日本は格差が拡がり庶民は生活苦なのか。政治のカラクリは何なのか。対談相手の深田萌絵さんという方は「ITビジネスアナリスト」だそうですが、早稲田を出たものの苦労して這い上がった経緯がモリタクさんと意気投合!って感じで、おじさんと若い女性の取り合わせが新鮮で面白い。
モリタクさんはこの本の中でも「私、色々と暴露本出してるけど怖くないんですよ。だってもうすぐ死ぬことがわかってる人間を、わざわざ殺しに来る人はいないから(笑)。ある意味最強なんです」と言ってはりますが、あー、わかるなあ。もうどんな批判も、干されても、怖くないよね。「すぐ死ぬんだから」。
残りの時間、ジャーナリストとしてのやり残した仕事を、全てやったろやないか。これは書き残しておかねば!という気迫の本量産。
モリタクさんが頑張ってることが私のひとつの指標だったので、とても寂しいのですが、「与えられた運命を一所懸命に生きること」を体現されたこと、尊敬します★