上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

圧巻のロシアVIP席

2005-04-23 | フィギュア昔話
只今ブログのメンテナンス中で「最新のコメント10件」が左に表示されませんが、しばしお待ちを。やっぱり…最近のブログ混雑ぶりは異常だった~Googleよ、しっかりしなされ…(って無料でブログ書いておいてエラソーな私だ)。

火曜日から始まったJ-SKYの世界選手権放映も、今日のEXが最後です。
来月の再放送ってあるのかなー?例によって録画の確認だけするものの、ゆっくり見てる時間が無い~。ワールドのアイスダンスだけでも6時間あるんですよね。見倒す方も体力勝負よ。そして他の種目はいつもSP2時間+フリー3時間なんだけど、今年からフリーは2.5時間に短縮されているー(なぜ?)。でもやっぱり長い。長いけど、見たい。でも今見てたら仕事になんないじゃん…と苦しむ私。

しかし、開幕セレモニーだけは見たんですよね。あ~あ、モスクワ行きたかったねえ…なんて華やかな!着ぐるみも踊るけど女性歌手も歌う歌う。そして貴重な「VIP席」映像にオドロキました。
ロシア(旧ソ連)歴代の世界チャンピオンがズラズラズラ~。いやこうやって一線に並ぶのを見るのは初めて!あ、あれはプロトポポフ夫妻ではないのか。そしてベステミアノワ&ブーキン?グリ&プラも、もちろんズーリンも。皆さんすっかりオジサン・オバサンになっておられるので、ウルマノフが「可愛い少年」に見える(笑)。
必死で「あの顔は…かつてのあの選手?」と追う私。現在のチャンピオンのトト&マリもいます。そして、「御大」タチアナ・タラソワコーチが。いや、どうしてあの方は存在感がスゴイのか。豊かな横幅のせいなのか。貫禄のオーラでど~んと座っていらっしゃるのよ。
最後に「史上最強のペアスケーター」だった、ロドニナ&ザイツェフのイリナ・ロドニナさんが映りました。いや、ロドニナさんの大アップって生まれて初めて見たな。昔の面影がある~!もう50歳は過ぎてるハズだ…。
「ロシア(旧ソ連)の国民的英雄」ということですが、このロドニナさん。私もおぼろげですが覚えてるんですよ。タラソワさんが送り出した世界チャンピオンとしても有名ですが。
最初のパートナー、ウラノフとは69年から世界で4回優勝。んで年下のパートナー、ザイツェフに取っ替えて6回(!)優勝。んで妊娠・出産。でも翌年カムバックして、80年レイクプラシッド五輪金メダル。世界で10回優勝。五輪で3回優勝。
いやすごいですね。普通、4回も優勝したらもう引退なのに、若い男にサッと乗り換え(笑)、赤ちゃんをしっかり産んでまた優勝するなんて。そんなスゴイ女性なかなかおりまへんよ。ホンマ。
ロドニナやナフカ(彼女も出産後カムバック組ね)を見てると「女は強い!」を実感するなあ。男は「しもべ」って感じ(コストマロフよ、ごめん)。
特にロシア女性にそれを感じるのはなぜでしょうか。極寒の地で子を産み育てる、たくましい遺伝子が受け継がれてるのかな~。なんだかその「強い女」の集大成・象徴がタラソワさんって感じするのよね。
「フィギュアの歴史はロシアの歴史」を、まざまざと見せつけてくれた「濃い~濃い~」ロシアVIP席でした。
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プリシラ姫にぞっこん

2005-04-16 | フィギュア昔話
気を取り直して…同じものって二度書くのムナシイわ。でも今日は時間があるんで再編成して投稿。
jujuさんのHPで御紹介のFSUビデオページね。ジョニーのも可愛くて良かったんだけど、オールドな私にとっては…やはり「78年オタワ世界選手権」がツボです。ツボって…もう年齢はバレバレだからいい(笑)。
いや、私の脳内記憶ビデオの最古が80年レークプラシッド五輪なのよ。だからこの辺りの選手の演技は「ひょえー」懐かしいのよ。ピックアップして感想を。( )の中は推定年齢ですが、間違ってたらコメント下さい~。

★プリシラ・ヒルコーチ(17歳?)
ジョニーの側にいるプリシラさんは、なんだか怖そうに見えたんですよね。最初は。でもこの78年当時の典雅なお姫様テイストはビックリだ!
腕のやわらか~い動き・ポジションなんか、マサにバレエ。いや、この師匠にしてこの弟子あり。弟子、頑張れ!この曲とプログラムでジョニーが滑っても素晴しいだろな~。実現しないかな~(ジョニーにメールで頼もう)。
プリシラさんの略歴では「女子で初めて3ループを成功させた選手」となってますね。偉大なヒトだったのね。でも弟子はループ苦手みたいよ…?弟子、頑張れ!
★渡部絵美ちゃん(18歳?)
なんてハツラツとしてることか。メダルを期待されるようになった一番昇り調子の頃だと思います。
フィギュアのTV放映がグングン良くなったのは、絵美ちゃんが「世界に通用する日本選手」となった事が大きいと思うわ。ビジュアル的に可愛いのと、演技スタイルが垢抜けてらっしゃったので「日本人離れ」という形容詞がいつも。
絵美ちゃんは確かアメリカとのハーフで、有名コーチ(カロル・ファッシーさん)についてました。英語ペラペラだし、表現力の豊かさがそれまでの日本人女子には無かった魅力だったのよね。
このV見ると、課題だった3回転(サルコウ)を綺麗に跳んでいる~(それは当時、なかなか大変なことでした)。
★デニス・ビールマン(16歳?)
あの「元祖ビールマンスピン」ですよ。このフリーでは中盤に一度しかやってないけど、アナウンサーも興奮してる~。今でこそ見慣れてるけど、当時は口をあんぐりさせたもんですわ。「元祖」は足の伸び方がやっぱ一番キレイ。軸もしっかり。
デニス嬢はスピン・体の柔らかさだけでなく、ジャンプが強かったのです。ここでもビュンビュン跳んでますね。81年に世界で優勝した時、女子の最高難度だった3ルッツを鮮やかにキメた、という記憶があります。スパイラルで後ろに高く足を上げるのが主流になったのは、このビールマンの影響が強いと思うのよね。
★アネット・ペッチ(18歳?)
カタリナ・ビットの先輩格にあたる東ドイツのペッチ。この2年後の五輪で金メダルを取るのですね。私がなぜこのヒトを良く覚えてるかとゆーと「絶対ジャンプで転ばない」のだった!もう腹立つくらいミスしなかった(笑)。そして「規定」で必ず1位スタートを切るの。今で言うクワンでしょうか。「ミス・パーフェクト」。でもこう見返すと結構表現力もあって可愛いなー。
★リンダ・フラチアニ(  歳?)
五十嵐さんが「一緒にお食事を」したというアメリカのフラチアニ(「お食事発言」は五十嵐さん御本人がTVで仰ってたので、私のデマじゃあないわよ)。
80年五輪ではもっと華やかなパアーッとした印象だったのに、ここでは「あれ?」と地味に思える。表現力も余り…。でもこのヒトも3回転を跳んで来る選手だったのよね。プロになられてからは、ほんとナイスバディで美女・美女してて、今のベルビンちゃん的でした。うーん。五十嵐さん、やるな…。

この他にも「スコット・ハミルトン(20歳!)」なんてのも見てしまった。ハミルトンも12歳でスケート始めた筈なのに、その8年後にもう3ルッツを跳んでるのね(高くて軽い、軸のまっすぐなジャンプはやっぱ素晴しい~)ジョニーの「スケート始めて8年で20歳」という状況とカブってますね。さあ、この演技を見る限りでは、ハミルトンとジョニー、どちらが偉いのか。
…いろんな意味で面白ビデオでした。感謝。長くなったのでまた~
コメント (2)
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クランストンは画家さんでした

2005-01-25 | フィギュア昔話
ジョニーの演技批評記事に「J・カリーとトーラー・クランストンを思い起こさせる」という記述があったので、こうして昔の方の話をしてるわけですが。

実際、私がこの人を見たのは確か日本で開催されていた?世界プロフィギュア選手権でした。
なぜ、そんなもんが民放で放映されていたのか?多分、五十嵐さんが引退して翌年、世界プロで優勝したからではないだろか。俄然、注目が集まったのでは?(日本開催か否かは自信無し)
当時の「世界プロ」は今みたいにプロ・アマオープンでなく、正式引退した選手のみしかエントリー出来ませんでした。だからアマ選手は寿命が短かったのかも。ショーも確か出られなかった筈だから、お金を稼ぐ機会がなかなか無いですよね。

この時、各種目6人くらいが出てて、米国のデビッド・サンティー(今のN・ヤングみたいなヒト)、西ドイツのノルベルト・シュラム(今のサンデューみたいなヒト)とか、とにかく「キテレツな人」オンパレード。
その中でも、トーラー・クランストンはとにかく「柔軟性」スゴかった!

N杯でカナダのショーン・ソーヤーって若い男の子いましたよね。
両足が180度開脚する人。あんな感じです。
えんえん、とにかく深海のタコみたいに柔らかい(笑)。
コーエンがよく片足と顔を天に向けて上げて、両手でバランスを取ってツイーと滑るやつ。スパイラルの一種というのか?アレをもっとゆっくり足を上げていって、軸足とフリーレッグが一直線180度になるんです。
あれは難しい…今なら「レベル3」ですか(笑)。だって今から10数年以上も前ですよ。男の人でそんな動きをやる人って初めて見たわ。
全編そんな調子で、クネクネと、またツィーと、流れるように滑っていく。
もうエエお年のようで、お腹もドーンと張ってて小柄でずんぐりしてました。
そして胸の開いた衣装から胸毛がすごい(笑)。
でも、3回転ルッツまでキチンと跳んで、技術的にも芸術的にも素晴しかった(確かその年は世界プロ優勝なさったような)。

解説者が「彼は著名な画家でもあるんですよ」って言ってたので、長年
「はあ~あ。トーラーの絵ってどんなんだろ?やっぱカンディンスキーばりの抽象かな」
と妄想してました。
で、この度、彼のサイトから辿ってやっとその絵の数々を拝見。
ひえ~。やっぱスケートそのまんま(笑)。
キッチュというか、濃いというか、宇宙人というか、あまり飾りたくないというか…(笑)。

95年のチェン・ルーの「ラスト・エンペラー」の振付は有名ですよね。静香ちゃんの「赤いけし」もトーラー振付でないかな?でも、さすがに競技用の振付は味付けがやや薄い(笑)。
衣装デザインも振付もショー企画も、なんでもやっちゃう。
カナダ選手権6連覇を達成し、ジョン・カリーが金メダルだった76年五輪は、銅メダル。
ジャンプも高くて、エッジワークというのですか?「うまいなあ」ってシロウトの私が見ても魔法のようでした。音楽も凝っていた~。音符のひとつひとつを丁寧に掴んで滑っていました。まあ、現役当時の演技を見てないのでナンですが。

今、私はクリムキンの演技を見ていたら、トーラーを思い出します。やることの一つ一つが「他人と同じ事はしないのじゃ」て心意気が(笑)。
最近、そんな選手が減りました。4回転時代になってからかな~。
なんだろ。スケートって「あんなこともこんなことも」出来るんだ!って、そう思わせて欲しいんだけど、点数取りにギュウギュウになっちゃって、つまらなくなるのは無念です。

…もっとも、新採点法になってちょっと「揺り戻し」というのか、「ジャンプ以外で魅せる」流れが、ここに来てようやく到来かも。
バトル君がWFSで「ジャンプ以外の要素で僕は他の選手をプッシュしてる」と言ってましたね。あれ、なかなか的を得てると思う。だって皆、スピンやステップがもう「並」では駄目だ、って気付き始めてるものね。それはこの競技の発展にはイイ事だと思います。そして何より見る側も楽しい(ショーになってしまって、「競技」としてはいかん、という意見もありますが)。

ジョニーも衣装デザインや振付が好きみたいだし、なんだかトーラーと感性のベースが似ているような気がするのよね。
案外「クランストンの再来」になるかも…(ちょっとやだ)。
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モロモロとクランストン

2005-01-24 | フィギュア昔話
会合パーティは最高に盛り上がったけど、わたしは思いきり風邪でダウン。今日から復活。ああしんど。
その間にカナダ国内選手権はバトル君が優勝したみたいだし。ジェフ!おめでとう!サンデュー…どうも「いつものヘタレ節」だったのかな~(深く詮索しないでおこ…;)
でも去年、ジェフがワールド代表から漏れて、奈落の底に突き落とされた私としては嬉しいですよ。今年のフリーPGはちょっと「前衛」過ぎてアレだけど(衣装もヒョエ~・笑)。
バトル君、大好き。ジョニーとタメをはる芸術性というか「北米的なめらか滑り」よね。この人はいろんなタイプの曲を滑りこなせるのが強み。振付家もついリキ入って「あれもやってこれもやって」って、踊らせてしまうんでしょうね。

ジョニーは全米五輪組織委員会(?)で「Sportsman(woman) of the year」ちゅうのにノミネートされたみたい。過去に五輪金メダルのサラちゃんも受賞したアレですね(確か)。う~ん?それは…トリノ五輪で金メダル取れたら受賞も「まっとう」な気がするが。まあ今までが今までだっただけに(暗黒時代のこと)、ノミネートだけでも嬉しい事です。
そして四大陸は結局、エヴァン、サボイ、デルモア君の名前が。
エヴァンは「シニア売り出し中!」っていう意味も込められてるのだろうか。彼は去年銅メダルでしたよね。大ちゃん、これはまた大変だ~(汗)。ジョニーが出ないのはちょっと残念(かなり)。
韓国…近いもんね。にしても、ワイス兄さんの今シーズンはこれで終わってしまったのだろうか…それはそれで寂しい。

残念だけど、大会があると移動やら何やらで時間食うし…ジョニーにとってこれが「吉」と出てくれるといいなあ。本人はどう思ってるのかな(そろそろjournal《御託宣》出そう?←皆、待ち構えてるはずだ^^;)
「四回転の練習をツメていく事にしたよ。モスクワまで時間たっぷりあるし、期待しててね!」くらいの愛想で言ってほしいが、余り期待しないでおこ(笑)。

トーラー・クランストンの事に前の日記で少し触れましたが、こんな人です。
文中、weirdという太文字が見えますが、この単語は彼の為にあるのよ。きっと(笑)。世界プロのクランストン氏の演技しか見てないんですが、一度見たら忘れられない。強烈。濃い。ジョニーはこの人に比べたら薄い薄い。可愛い。清らか(ひいき目だ・笑)。
やはり、モーリス・ベジャールのバレエを受け入れられないアメリカ…審美眼が育つまでに時間がかかるのか。「weird」てジョークを最初に書いた人、きっと芸術を知らないんだろな。
でもなんだかんだ言って、このトーラー氏、私好きです。その話は後日。
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ジョン・カリーのアイスショー

2005-01-21 | フィギュア昔話
Golden Skateのジョニー記事にあった「ジョン・カリー」という人のお話です。

このお方は英国選手で、1976年インスブルック五輪の金メダリストです。私はその時の演技はサスガに見てません(無理だよ…)。どんな人かというとこんな人です。
なんじゃわからん、とお思いでしょうが、ポーズから察してなんとな~く解ってください(笑)。
男子フィギュアはそれまでどちらかというと、ダイナミックなジャンプが主流だったのに、この人の出現によって初めて「クラシックバレエ的要素」が持ち込まれた、という事で歴史に残る名選手となりました(関連記事はWFSにもあります)。

私は動画サイトで彼の演技を見た事があるのですが(今は削除されてるみたいな?)、確かに確かに…クラシック!美しい!端正で気品にあふれています。
「ジョニー的」と言われればそうかな…エッジがどうのこうの、という事は良く解りませんが、当時としては画期的だったのでしょう。流れるように優美です。
五輪のフリーの点数をあるサイトで見てみたら、技術点・芸術点あわせて、5.8が4つ、あと14個が全て5.9!スゴイ。今のオール満点みたいなもんだったのでしょうね。

私は大昔に、このカリーさんがプロデュースしたアイスショーを、日本のTVで見ました。
海外のショーを日本で放映したのか?いや、観客の反応からして、記憶ではどうも日本で開催されてたのだと思います。昔はアイスショー、結構民放TVでオンエアされてたんですよ。いい時代だったな~(--;)。
これがなんとも芸術的で独創的かつ美しくて、モダンバレエを氷の上でやってるみたいな…「こんなスケートがあるなんて!」衝撃でした。
かつてアルベールビル五輪の開会式で、フィギュアスケートのマスゲーム的なショーがありましたよね。ああいう感じです。まさに「アイス・スペクタル・ショー」です。
ジャンプとか跳ばなくても、ポジションの変わった美しいスピンをえんえんいつまでも回り続けてたり、独創的な動き、ステップ。
1人で踊ったり4人で踊ったり、シングルとペアとダンスをミックスさせたかのようなムーブメント。音楽もクラシックが主でした。
カリーさんご本人は滑っていたのか記憶が無い?引退後だいぶ経っててもう30過ぎてた筈だから、企画だけだったのかも。しかし、「バレエの要素をフィギュアに翻訳する」という意味で、これ程までに素晴しいアイスショーを私は今だかつて見た事がありません。このカリーさんの芸術的センスはやはり、卓越したものがあったのだと思います。
スターズ・オン・アイスなんかはエンターテイメントで楽しいんだけど、「芸術」とはちょっと違うと思う。アメリカではそういうのは難しいのかな。最近、めっきりクラシックのショーが減りましたよね。POPSかR&Bばかり。寂しいな~;

上記のカリーさん記事に「…彼は“銀盤のヌレエフ”と称された」という表現がありますが、これはバレエ界の「帝王」ルドルフ・ヌレエフの事です。
またこの人の話をすると長くなる…ので割愛しますが、彼は旧ソ連から若くして亡命し、欧州・米国で一躍スーパースターとなり名を馳せました。
「風雲児」「世紀のダンサー」だったワケです。
そのヌレエフに例えられてる…という事からして、このカリーさんの演技スタイルが実に画期的だった事が伺えます(まあ、私のシロート推測ですが)。

「ジョン・カリーを彷彿とさせる」=「高度なクラシックバレエ的魅力を備えている」という事だと思うのよね。褒め(まく)られているのよね。
ああジョニー、ここまで出世したのね(笑)。
ってひとり悦に入る私。いーの。見当はずれでも(笑)。

*私の表現力の拙さと記憶の曖昧さのお陰で、カリーさんショーの魅力を充分伝えられず…すみません(泣)。
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ルーツは絵美ちゃん?

2004-12-28 | フィギュア昔話
ブログってなんだか訳もわからず、始めてしまったわ。
しかもこの年の瀬。普通、日記は元旦から始めるものである…。
しゃあない。今年やっと取れた休暇よ。今やらずしていつやる?

美術や音楽、バレエに演劇、映画にスケート…。
美しいものに感動する気持ちは、幼い頃も今も変わらず。
(ちなみに私は“美”に携わる仕事をしています)
感動したら誰かに聞いて欲しい。そして出来れば同意してくれたら。
そんな気持ちを込めて、そして脳味噌の活性化の為に(?)
ボチボチ書いていこうと思います。

今はウインタースポーツ真っ盛り。で、スケートの話からします。
フィギュアスケートにハマッて20年余。
自分ではリンクの上に立つ事すら出来んのに、TV観戦熱だけは熱い私。
ルーツがなんせ渡部絵美ちゃんですからね(はははー)。
絵美ちゃんを知る人って今やどんだけいるの。近年では浅香光代との喧嘩事件が有名でしたが。
いや。ほんまね。可愛かったんですよー。絵美ちゃん。日本フィギュア界、初のアイドル登場!でしたんよ。やっぱアレでお茶の間にフィギュア人気が定着したのは、間違いないわ。
そこから、五十嵐さんや松村さん、そして外タレさんに移行して、ロビン・カズンズ、スコット・ハミルトン、オーサー、ボイタノ・・・と、フィギュアスケートの美と感動の世界にずぶずぶとのめっていく私でした。
今は、日本のフィギュア界も人材豊富で夢のように楽しい。そして、衛星放送のおかげで、世界ジュニア選手権やヨーロッパ選手権を見る事が可能になったことも、ひょえ~信じられない。嬉しい嬉しい。
昔は『ぱなそにっく』の社長宅くらいにしか、ビデオなんて無かったですからね(知らんけど)。もう、スケートもバレエも希少な放映チャンスを、全身全霊で、テレビに歯型つくぐらい噛り付いて見てましたわな。
お陰で、今でも五十嵐さんのNHK杯優勝時のエキシビション(以下、EXと略)まで覚えている私・・・ステップ凄くってね。氷削りまくってたの。
現在、まるで国家公務員のような趣の五十嵐さんですが、現役当時はキャンデロロをもしのぐ、アバンギャルドな方でした(^^)。
あ、今日は昔話ばっかしてるな。。。いかん。トシのせいか。

今、いちばん気になってる選手は、アメリカのジョニー・ウィアー選手。
NHK杯で、ニッポンの乙女のハートをかっさらいましたね(乙女か?私)
その後、仏蘭西杯でも露西亜(ロシアってこんな漢字書くのね)杯でも「かっさらった」御様子なんで、あっははーと高笑いする私です(なぜ?)
女子は太田由希奈ちゃんと村主さん、クワンにコーエン。
ダンス・ペアも、好きな選手でてんこ盛り。

『絵美ちゃん』で始まるとは思わなかった・・・私のブログ。
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