上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

桜と遊ぶ頃★

2013-03-31 | うぐいすとお仕事

 「春告げ人」 水彩・パステル

関西は南の方は桜満開のようですが、私の住む北は6~7分咲き?
朝夕は肌寒いです。でも、嬉しい季節です。
姫路山陽百貨店の個展で、PR用にも使った水彩画です。
やっぱり桜は夢幻のパワーがありますね。
いつまでも、あの花びらの中で遊んでいたい。

姫路の次は、4月17~30日まで、京都大丸7Fアートステーションで
展示会させてもらいます。
この絵も京都に行きますが、今頃は空を飛んでいるのかなー★
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はりま家紋再び★

2013-03-26 | うぐいすよもやま日記
姫路山陽百貨店の展覧会に行ってきました。
久々にお会いするお客さんも…はるばるありがとうございました。
前回の展覧会の時に、店長さんに頂いた「はりま家紋」という和菓子を、またまた頂いてしまいました。
やっぱり姫路はこれです!(そんな話?)
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千両役者★

2013-03-21 | 12-13コンペとショー
世界フィギュア、「今季の最終演技者」はいつも女子シングルの最終滑走者になります。
(国別対抗戦は除くとして)
いつだったか(2002長野世界選手権か?)最終演技者が日本の恩田美栄さんになって、とても良い演技で締めくくって感慨深かったのですが、今季は「あの」ユナさんでした。
今、「キムヨナ」表記が大半なのですが、私はずっと「ユナちゃん」と言ってきたので、どーも違和感があります。なので「ユナちゃん」のままでいきます^^

SPの「吸血鬼のキス?」はちょーっと固かったというか、さすがの五輪女王も緊張しているようで、伸びやかさに欠けたような。点も納得です。だからコストナー選手と真央ちゃんがノーミスだったらなあ…と残念なのですが、なかなかそうはいかないのですよね。
ユナちゃんはSPもFSも、コスチュームの「色」が独特かな。難しい中間色でインパクトは無いのに、不思議と肌の色とスタイルに合い、一種の品格を感じさせます。
特にフリーの「レ・ミゼラブル」の衣装なんて、とても難しい色!
でも意外にも(?)彼女は色が白く、あの「フワッ」としたグレー+ブラウンみたいな色が明るく引き立ちます。というより逆か。「肌の白さを惹きたてるグレー・ブラウン」。
日本人だと肌が黄色味を帯びている人が多いので、あの色は絶対に合わないでしょう。肌も衣装も、両方くすんで見えてしまいます。
日本女子で中間色の使い方が上手いのは、村上佳菜子ちゃんですが、彼女は色白ですね。

衣装の話にそれましたが、FSの演技は私ですらも(?)コタツの前でスタオベしてしまいました。
もう中盤あたりから、「あああこれは…」思いました。優勝する人のノリです。
「神降臨」の時のフィギュアの演技は、独特の輝きがあるのです。
少々スピンが遅かったり、もしステップでつまづいたりしても、そんなの関係ない!
素晴らしいFSでした。あの場で一緒に味わいたかったです。
またこのカナダのTVカメラがニクくて、演技フィニッシュの決めポーズを、「遠景」で切り取っているのです。
まるで舞台の上の主役ダンサーを、観客席から見上げるような角度で、そしてその背景は「立ち上がって熱狂的な拍手を贈る大観衆」。
なんつう劇的な、効果的演出でしょうか。
日本のカメラも「スピンの天井カメラ」なんて喜んでないで、いかに選手を引き立てるか、考えて欲しいよ~。

ユナちゃんは「ロクサーヌの流し目」の頃「あげひばり」の頃…から真央ちゃんと並行して見てきて、いまだに私の「ユナちゃんベスト」は「ミス・サイゴン」もしくは「死の舞踏」なのですが、今回の演技は特別な感動がありました。プログラムがどうこう…じゃなくて、「強い女性っていいな!」そういう感服です。
なんと形容したらいいのか…彼女はちょっとシルヴィ・ギエム入ってますよ。
完璧な技術なんだけど、古くなくニュータイプ(あの3+3とか見てたら新世代の美だと思う)。なのに機械的ではない。あくまで「情感を伝えるための技術」で「技術を見せつけるための技術」ではない。
でも、もしワンシーズン通して滑り込んでいたら、もっともっと深みを増したプロになるんじゃないかなー思いました。さすがに復帰して3試合目では、熟したものは無理というか。
それでもあの点が出るのは、ジャッジの「文句なし」の表現だと思いました。
最終滑走でなくて、コストナーと真央ちゃんが完璧なら、ちょっとわからなかったかも。
今季最終滑走者で、優勝のかかった演技といえば、いわば相撲の「大一番」。
しかも2年のブランク!
そこで完璧にやってのける。それが「千両役者」なのでしょう。
バンクーバーの時は、私はFSのプログラムが余り好きではなかったので、点が出過ぎだな~と思いましたが、今回はその「千両役者力」に心から脱帽しました。

真央ちゃんは今季は良いプログラムを持ってきて、ここ2年ほど苦しんでいたジャンプも復調。努力の積み重ねが実を結んで、花開いた印象でした。
でも、この世界選手権はちょっと(ユナちゃんが出てたからか?)緊張が高かったように見えましたが。なんかフリップの回転不足は?解せないなあ?
FSのステップは圧巻ですよね。バレエファンにとってはたまらない。32回のグラン・フェッテのところですもんね。貫録すらありました。
ユナちゃんやカロリーナが特にスピードのある選手なので、もう少し滑りにスピードが欲しいですが、でもでも復調おめでとう!なのです!
真央ちゃんは、やっぱり3アクセルが入ると、気持ち的に「やるぞ!」って高揚するように見えます。ジュベールにおける4回転、でしょうか(笑)。

プログラムはコストナー選手が一番好き。
SPもFSも難しい。でもカロリーナが滑ると(踊ると)音楽が体からあふれ出るのです。全ての動きが美しく流れるよう。ジャンプ助走も短くなりました。
それに、3+3を…フリップ+トゥで挑んできたのが嬉しかった!
元々、ユナちゃんみたいなダイナミックな3+3+2を跳んでいた人が、怪我で後退し、また一年一年コツコツと難度を上げてきて、遂に、再びルッツもフリップも跳ぶように。この間、10年は経ったのではないでしょうか(初めて見たのが2002年長野ワールドだから…)
なんという嬉しさ。私は「カロリーナの長い旅」と題して、小説を書きたいぐらい(笑)。
ボレロは明らかにベジャールの振付を模していましたが、そんな迫力の滑りを魅せられるようになったなんて。大人の女性の魅力満載です。私は彼女に、ソチでもメダルを獲って欲しい。

女子メダリストは三者三様でした。あっこちゃん、かなちゃんその他の選手の感想はまた後に★
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お彼岸★

2013-03-19 | うぐいすよもやま日記
春のお彼岸に、母がおはぎを作りました。
私は、きな粉をまぶしただけ(笑)。
丹波篠山の「黒豆のきな粉」なので、黒っぽいんです。
いちも、世界フィギュア=桜の開花=お彼岸…という流れで春が来ます★
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姫路城★

2013-03-17 | うぐいすよもやま日記
姫路の山陽百貨店五階「ザ・ギャラリー」で、版画と水彩画の個展開催中です。
3月26日(火)までで、私は24日(日)午後2~4時にギャラリーにおります。
桜を描いた水彩画も出してます。お近くの方はのぞいてみてください!

昨日は私も姫路に行っていて、スタッフの皆様方とあれこれ打ち合わせしてました。
いいお天気で、工事中ではありますが姫路城にも登ってみました。桜はまだこれからだけど、さすが世界遺産。素晴らしい。散策が気持ちいいです!

なので世界選手権男子フリーは、友達のメールとツィッターで結果見たのですが…なんつうか波乱でしたね。
でも、日本男子3枠ゲット良かった!頑張ってくれました。テン君がフリー一位だったのもビックリ。カザフスタンとハビさんのスペインは、史上初のメダルじゃないかな?おめでとう!
パトリックは逃げ切った~という感じでしょうか。やはりSPの素晴らしさが効きました。
大ちゃんは、公式練習での調子からしたら、なんとか踏ん張った?クワドもだけど、後半のアクセル転倒が痛かったですね。
今回は、事前に猛練習し過ぎて、クワドの不調を招いたのかなあ…やはりパワーがいりますから。
落ち込みましたが、ギャラリーの方にも励ましてもらい、なんとか生きてます(笑)。
11ヶ月後には、「そんなこともあったねえ」と、笑って話せますように。全ての経験はソチ五輪につながる!
大ちゃん、ゆづ君も無良君も、日本男子はハード過ぎた一年でした。休養して欲しいですね~★
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世選2013★男子SPの大ちゃん

2013-03-14 | 12-13コンペとショー
フジテレビは、わざわざ最終滑走のロス・マイナー君をカットしなくてもいいのでは?
前半に無駄な時間はいっぱいあったぞ!
最初の30分で演技が映った選手はマックス・アーロンただ一人って…。
Jスポーツ見慣れてると、民放は辛いけど我慢だ。

多々不満はありますが、とりあえず大ちゃんがなんとか4位で踏ん張ってくれて、ホ~ッとひといきついた男子SPでした。
公式練習で4回転が不調と聞いて、正直ものすごーく怖かったのですが。
SPは一つのミスでダダダーッと下がってしまいますからね。
回転不足で後半の3TもURだったけど、苦しい中を頑張った!
何より、ミス箇所以外は神々しい光に包まれた「月光」で、も~~~~耽美~~~~!!!
四大陸の時とは別物でした。やっぱりあの時は転倒もあったけど全体の「流れ」が無かった。
今は「何も考えなくても勝手に体が動く」インタビューそのものでした。
衣装も、(また黒かい)ですが、ヒラヒラとキラキラが程よくてこっちの方が好き^^
前の衣装は窮屈そうで、抒情感に欠けたのよ。
やっぱりベートーベンを演じる「具象」より、大ちゃんは「抽象」が合います。
イメージで空気を掴んでいくタイプなんです。

それにしても、また愚痴っちゃいますが、わざわざ大ちゃんの神技ステップの時に画面に広告テロップを入れる無神経なフジテレビ。しかも肝心かなめの足元。
野球で、バッターが打つ時にその上にテロップ入れたりしたら、暴動が起こるよ。フィギュアを知らない人が番組作ってるんだなーとしか思えない。
ステップすごいわ。やっぱり大ちゃんはこうでなくっちゃ。
音楽と一体化して、しかも超絶技巧ってところがすごいんですよね。

羽生君はいつもの4回転の高さが無いような…と思ったけど、四大陸で目の前であれだけ正確で軽いクワドを何本も見たので、コンディションが良くないのでしょうね。
でも彼はこうなると「やってやる!」タイプの人なので、フリーは頑張って順位を上げてくるはず。
無良君もフリーは肩の力が抜けて、いつも通りの良いクワドを見せてくれそうな気がします。
日本勢は総じて好調とは言い難い結果でしたが、枠取りは(あえて)気にしないで、自分の演技をノビノビやって欲しいです。枠取りを気にしてしまうと硬くなる。
フランスやアメリカとか、枠取りなんざ気にしてねえ!って感じあるよ。「五輪行きたけりゃ、自力で行け!」みたいな。それぐらいの図太さがあるよ(笑)。
大丈夫だ日本男子。あの厳しい全日本を乗り越えて、代表の座を掴んだ面子なのだから!
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2年が経った★

2013-03-11 | うぐいすよもやま日記
今日は、東日本大震災が起こってから丸2年。
亡くなられた方に祈りをささげ、現実を考える一日です。
ご近所の「さくらんぼの桜」が、一足お先に春を告げていました★
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ジュニアからシニアへ★

2013-03-11 | 12-13コンペとショー
昨夜は世界ジュニア男子やってましたが、アメリカ男子が表彰台独占。
女子はロシア娘達が強くて、男子はアメリカか~。
日本勢はでも、頑張ってました!3枠はとれなかったけれど、健闘してくれたと思います。
昌麿くんは来年はまた一段階上に上がりそう。まさに「リトル高橋」!「踊ろう」という気持ちが伝わってきます。どんな曲でもOKみたいだし、今後ますます楽しみです。
龍樹君は解説の樋口先生が言っていたように、ちょっとシーズン終盤で調子が下がってしまったのかな。でもフリー後半のジャンプは持ち直して、一歩ずつ力強くなってきてる!来季はいよいよシニアだろうから、頑張って欲しいです。
そして、私の好きな田中刑事君は今回は怪我で欠場でした。しっかり治してもらって、来季また素晴らしい演技を見せて欲しいです。ほんとに刑事君の滑りは「ニュアンス」がいいんですよ。たまらんです(笑)。
ジュニア金メダルはジョシュア・ファリスでした。全米でも良かったし!
この人、リンクの上では余り華やかではないのに、キスクラではえらく男前なのよね(笑)。
そして2位のジェイソン・ブラウンは、リンク上では王子様系なんだけど、キスクラ戻ったら「ご愛嬌系」だと思う(笑)。でも身のこなしが綺麗だよねー。バレエやってたのかな。
この二人と3位に入ったショウタロウ・オオモリ君といい、アメリカ勢は「美しい系」の人がそろいました。典雅な音楽に乗って滑らかに表現するタイプ。
ジャンプも悪くないけど、「ガンガン4回転跳ぶぜい!」より「踊りたいんだ~美しく~」って気持ちが伝わってきました。3選手とも好きなタイプで嬉しい^^
ロシアはコフトン君がいたら優勝出来てたのかな…彼は一足お先にシニアの世界選手権入りしてしまったから、グーンと伸びるかもしれない。けど、若手の選手層としてはアメリカの方が厚いですね。
いやー。ジョシュア・ファリスとジェイソン・ブラウンの美しい滑りが、今後もどうぞ継続していきますように。4回転を入れることで壁に当たるかもしれないけれど、乗り越えてくれますように。
男子もエッジエラーや回転不足は確かにとられていたけど、女子ほど厳しくないように思えました。何より演技内容が良くて、SB更新も多かったし、見ていて楽しい試合でした^^

さて、シニアの世界選手権。日本勢もカナダ入りしたようです。
顔を見る限り、メンタルは大丈夫そう。
大ちゃんが「練習しまくってきた」と言う時は、バンクーバー五輪直前の「あの感じ」に似てるかなあ~と推察するのですが…いかに!?
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ヤマト先生の勇気★

2013-03-09 | フィギュアこんな話も
田村岳斗先生のJスポーツのコラムの記事に関して、かなり反響が大きいようですね。
ツィッター見てると、反応が多くて驚いています。記事へのコメント数もびっくり。
それだけジャンプの判定に関して、ファンも不満があるというか「何かしっくりこない」ものがあるのだと思います。
だから多くの人は、「よくぞ言ってくれた!」なんじゃないでしょうか。私もそう。
ヤマト君はジュニアの宮原さんのコーチで、いわば「関係者」の中枢に居るわけで。
あれを書くことで自分の立場ばかりか、教え子の将来も危うくなる可能性がある…普通なら判定に不服があっても、「この悔しさを糧に次は頑張りましょう」でお茶を濁すところなのに、あれだけはっきりと自分の意見を表明した勇気に、私は拍手を送りたいです。

そうです。私もジャッジのジャンプの判定には、不満がいーっぱいあるから!
でも、自分はフィギュアの審判じゃないから、シロウトは黙ってないといけないのかな…。
不満ばかり言ってると自分が嫌になるし、友達と「おかしいよね~あの判定!」と怒ってても、気分はどんどん悪くなるばかり。
つまり、「不満を言っても良いことは何もない」というところに全てが集約されてしまい、「このままじゃ、フィギュアファンやめたくなっちゃうよ」という「本音」を、誤魔化そうとしていました。。。
でも、ヤマト君の言及で、「ああ、不満は言ってもいいんだ」とわかった。
いちファンも、「ジャッジおかしくない!?おかしいよ!」って言っていいのです。

今日、世界ジュニアの放映見てて、女子の宮原さんの3ルッツは、確かにアウトエッジでした。あれではヤマト先生が怒っても当たり前ではないかしら…。
彼は今もだけど、選手時代も見事なルッツを跳んでいたから、教える方としても自信を持っているのだと思う。だから特に言及したのでは。
でも、この試合は全体的に回転不足や踏み切り違反の判定が多すぎて、それはほとんど「どっちでもいいんじゃない?」ぐらいのグレーゾーン。あそこまで厳しかったら、何かもうスポーツとしての魅力が無くなってしまいませんか。
Jスポの解説はいつもの小林さんと、「カン様」こと神崎さんでしたが、ほとんどが回転とエッジ(とレベル)の話で、世界一のジュニアを決める華やかなな試合とは思えないほど寂しいものでした。感動とは程遠い(ラジオノワは素晴らしいと思ったけれど)。
新ルールになって、ジャンプの判定がより細かくなって、特に女子選手のジャンプは、見る方も「回転が足りてるか足りてないか」「インかアウトか」なんてところばかり見るようになって、楽しみが半減してしまいます。
もうこの新ルール、やめたらどうなんでしょうね。
「より正確に判定する」なんて言っても、やっぱり人間が「見て」判定してるから「絶対正しい」なんて無理なんですよね。。。
そのうちフェンシングみたいに、体にセンサーみたいなのを付けて「今のはアウト!」「回転が15度足りなかった!」なんてピー音判定しないといけなくなっちゃう。

いっそ、昔の「5.4…5.6…」6点満点ルールに戻ったらどうかいな。
だって永遠に「正確な判定」は無いんですよ。100m競争みたいにわかりやすい勝負ではないことは、元からわかってるんだから、だったらもうあのファジーな判定の時代の方が、「フィギュアってそんなもんだから」で納得出来るではないですか。
今考えたら、旧採点法って、信じられないほどファジーでしょ。でもそのファジー判定でみんなメダルの色に納得してきて、試合を楽しんでいたのだから。
スポーツのルールって、人間が楽しむために出来ているわけで、いがみ合うためのものじゃない。
新ルールになっても、やっぱり完全に正確なジャッジなんて出来なくて、かえって「陰謀説」とかジャッジ不信を増長させてると思う。

終わってしまった試合の結果は覆せないけれど、私はヤマト先生の勇気ある提言が、ぜひISUの中枢にまで届いてもらって、議論の対象になって欲しい。
その後のコラム続編からも、ヤマト君の誠実な姿勢がうかがえました。日本のスケート関係者の、全てのご意見も聞いてみたいものです。
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アスリートの魂★

2013-03-05 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
NHKのBS1でやってる「アスリートの魂」昨夜は大ちゃんでした!^^
先週の高梨沙羅ちゃんも、その前のスノーボードクロスの藤森さんも見てしまった。
特に、スノボクロスのことはほとんど知識が無かったので、練習でえんえん雪の森の中をスノボで走りまくる映像が、ググッときました。
ああいう練習は、本番と同じコースで練習を重ねると思ってたから、まさか森の中とは@@
やっぱり、その競技のことを知らない人にとって、思わず応援したくなる「選手の苦労」の部分を多く見られるし、変な煽りも無いしで、民放の番組作りと少し違うなーと思います。

とはいえ、その競技のオタクとしては物足りない部分も多々。
大ちゃん、初戦のジャパンオープンは素晴らしい演技だったのに、「無かったこと」になってるし(笑)。
ファイナルも涙の初優勝だったのに(アジア男子初ですよ!)、全く触れてないしな~。
まあ、NHKだから仕方ないかな。
19歳の時の密着番組「倉敷からトリノへ」も、GPFの描写は無かったのよね。
それに、相変わらず焦点は4回転だし…でも、4回転と同じ位大事な「スケーティング」というスキルを、大ちゃんが才能として持っていて磨き続けてきたから、今もトップ選手でいられるのですよ。
いくら4回転を跳べても、スケーティングが劣っていると、世界一にはなれないのよ。
その辺を触れてないのがとても不満。でももうテレビでそれをやってくれることは永遠にないであろう…とあきらめつつあります。
だから私は声を大にして言います。
スケーティングを語らんかい

でも、大ちゃんの特集番組で久々に泣いてしまいました。ボロボロ。
やっぱりアスリートは、人知れず苦労と地道な努力があるんですねー。
それはどんなアスリートでも同じかもしれないけれど、怪我をしてから立ち直って、以前よりハイレベルになるということは、年齢を考えても大変なことなんですね。
今回は、若い注目選手の引き立て役みたいな描き方でなく、大ちゃんだけに焦点を絞った番組作りだったので、私的には良かった!
「…誰もが世代交代を望んでいた」とかいう制作側の勝手な捏造ストーリーも無い(笑)。
素直に、大ちゃん、大変だろうけど、頑張って!と応援したくなります。

3月6日の深夜(つまり今夜?)に、NHK地上波の方で再放送があります。おすすめ!
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