「くちなし荘」は下宿屋さん★

昨日のブログで書きましたが「クチナシの版画」。
「くちなし荘へようこそ」といいます。
花の部分がぜんぜんクチナシじゃない（笑）。
最初はリアルに「クチナシの花」を描いていたのですが、どうも絵とマッチしないので、
勝手に花の形状を変えてしまいました。

昔ながらの「下宿屋」というのを友達の実家がやっていて、おじゃました際、
二階の小さな下宿生用トイレとか、下宿生の畳の部屋とか見せてもらって、
それは不思議な世界でした。
「書生さん」という言葉を連想したものでした。
私が小さい頃だから、「下宿」というものは沢山ありましたね。
月に5000円（！）なんて破格の安さのも。3000円なんてのもあったな。
今はもう絶対に無いのかなー。
水洗トイレ＋シャワーなんて当然ないから、近所のお風呂屋さんに行くのよね。

私自身が下宿屋のムスメで、そこにやってきた学生さんに恋をして。。。なんて
よく妄想してました（笑）。
その頃の甘酸っぱい気持ちと、クチナシの甘い香りを、だぶらせています。
２階の下宿生は、勉強しなきゃいけないのだけど、こっそり恋文を書いてたり★

くちなしの日々★

クチナシの花の甘い香りが、そこかしこに漂う季節です。
私の版画「くちなし荘へようこそ」も、この「香り」がヒントになりました。
クチナシの茂みに囲まれた家って憧れなんですよね。
でも、友達は「トイレの匂いみたいで嫌だ」なんてゆーのよね(笑)。

ジンチョウゲ(沈丁花)
キンモクセイ(金木犀)
クチナシ(梔)
…私の「香り大好きトップ３」！★

おうちぷりん★

「一見」「ちょっと見たところ」を関西弁で言うと、「ぱっとみぃ」となります。
「ぱっとみぃ」カスタードプリン？いや、「玉子豆腐」をうちで作ってみました！(ちちんぷいぷいのお料理コーナーでやっていた・笑)
めちゃくちゃ美味！料亭の味！早い！安い！ゴミ出ない！
ぷいぷいでは、上にかける「タレ」をゼラチン状にしてましたが、よりマイルドにするため片栗粉でトロリ～ンにしてみました。
このタレ、薄口でなく濃口醤油で作ったら、プリンのカラメルソースみたいになるかも。。。次回は「プリンそっくり」を目指します★

ブリトニー★

このバラの名前は「ブリトニー」というそうです。
夙川のお花屋さん「mebae（メバエ）」さんで以前に購入したもの。
名前が覚えにくいので、「ブリトニー・スピアーズ」と覚えました

なんだか、や～わらかい「ピンクとオレンジの間」って感じで、気に入ってます。
バラの季節です。
バラは絵で描くのが難しいのですが、やっぱり「花の女王」

たかじんの番組★

やしきたかじんは好きじゃないけど、さすがに病気だったら復活応援したくなるのが人情。
だって、たかじんの番組は面白いんだもん。「本音で生きる関西人」の気質をイキイキ表現してる…と言える。「こんなん黙っといてええんか？アカンやろ！」というツッコミ気質とでもいえましょうか。
「たかじんnoマネー」に、渦中の橋下さん生出演ということで見てました。
従軍慰安婦問題は、この世が男社会である限り、なくならない「原罪」だと思う。
慰安婦が「人間としてあってはならない悪い」ことならば、今現在、営業認定されている「風俗」や「娼館」はどーなるんですか。そこを無くせよと言いたい。
もちろん、「積極的にその仕事をしたい」という女性も少しはいるだろうけれど、多くの場合は経済的理由によるものでしょう。
男性が性欲をコントロール出来る薬剤なり装置なりを本格的に開発しない限り、人類は永久にこの「原罪」から逃れられない。でも本気で開発しないのは、「男社会」だから。
私は、橋下さんが一貫して言い続けてることは、間違ってないと思う。ただ、言い方と順序がマズかった。だから反感を買ったし、本当に言いたいことが、人々に伝わらない。
でも、「女性をバカにしてる」と怒る女性にも、なんか違和感を感じます。
橋下さんを非難するなら、「風俗」「娼館」を認めているこの世の人全てがアカンやろ！と。
私自身も、「ああまあ仕方ないか」と、認めてしまっていることになります。風俗反対運動なんてしていないから。だから私も「原罪」を抱えてる。
そして、「そういう仕事をしている人」を見下しているところがある。それは否定出来ないところ。
自分自身がそんな人間であるのに、なぜ橋下さんばかり叩けましょうか。
橋下さんに批判の集中砲火を浴びせるのは、マスコミが意図してそう仕向けている、ということもあるけれど、誰もが心の奥底に持つ「自分の中の原罪」を、彼が揺さぶってしまうから。それが怖くてたまらないから。
誰だって「自分は悪くない」ことにしたいから、安心して叩ける素材が見つかったら、「待ってました！」とばかりに叩く。悪者を祭り上げることで自分を正当化する。
今のマスコミって全部このパターンで、「じゃあこの悲惨な従軍慰安婦問題を、今後なくすには、どうしたらいいんですか」というところには誰も踏み込まない。それは「原罪」だから。そこで思考停止になってるのです。
たかじんの番組で、橋下さんの意見がきちんと伝わったことはとても有意義だった。
要するに「従軍慰安婦システムが国家組織的に(日本国の意図として)行われたのか、そうでなく民間業者が勝手にやったのか、日韓双方の専門家(歴史研究者)で真剣に検証すべき」という事が、橋下さんの主張の重要ポイント。
コメンテーター達は、それなりに良い質問もしていたけれど、一時間では論議も尽くせないので残念。そして、出演者は二人の女性を除き皆男性なので、やっぱりこの「原罪」のところには触れないのも残念。
このまま目をつぶって、橋下さんにだけ罪をかぶせて、今まで通りナアナアでいくのか、現状打破を考えるのか。
日韓の問題はさておき、私はまず、全ての女性は力をつけようよ、と言いたい。
レイプされそうになったら抵抗する。殴り返す。腕力でも武術でも武器でもいいから、とにかく女性として不当な扱いを受けたら反撃するということ。
沖縄で、アメリカ兵にたとえ「風俗」をあてがっても、レイプ自体は根絶出来ないと思う(そのあたりは橋下さん、安易な発言をしてしまったなーと思いますが)。
ならば、女の人も夜道を一人でフラフラ歩かないとか、武器やガードマンや自分自身の力を持って自分を守ること。「私に触れたら殺すわよ」という状態にする。
女性専門の無料武道場を山のように作って、みんな防衛能力をつけるとかどうでしょう。少なくとも、何も出来ないよりは良いです。
女の人が虐げられていない社会が、一番良い社会なのはもはや明らか。
でも、マスコミも政治も完璧に男社会なので、「男は女を犠牲にしてもOK(あるいは仕方ない)」という認識で固まってしまってる。だからそこから先に進めない。
「レイプは死刑」そして「女性は全力で自分を守る」これでいくべきだと思います。いかがなものでしょう★

41.4度？★

今日はウチのご近所の「豊中市某公園」で37.9度！
…とニュースで言っていたのに、たった今「41.4度」と！
いつもなら８月上旬がこの気温ですよな。夏至というのにこれでいいのかしら。
昨日、版が完成して、これから専門の方にメッキをしてもらって、「全て完了」です★

サマーグリーン★

展覧会をやっていると、特に色の面で、お客さんの率直な感想が聞けるので、ありがたいです。
お客さんは「ここの～こうこうこういう～テクニックが気に入ったから買った」とは言わはれへんでしょう。
「パッと見たイメージ」で決めることがほとんど。
その中でも「緑がきれい！」と言われることが多いです。

グリーンで刷ると色の諧調が出にくいので、エッチングではダメかな…と長いあいだ思ってたんですが。
昔作った版画で、茶色で刷った版がどーにもこーにも出来が悪く、もうボツにしかけてました。
ふと思いついて、最後にグリーンで刷ってみたら、180度イメージが変わった。それこそ、夜と昼くらい！
以来、時々グリーンの版画も作ってます。今気に入っているインクは「サマーグリーン」。
ちょっとオリーブがかった渋いグリーンで、「夏の葉陰」って感じなのです。
夏の午後の涼しい風まで、連想出来ます★
★

ながさきの版★

暑くなってきました。
新しい版画を作っています。長崎が舞台です。
９月末にまた、長崎と鹿児島に行くことになりました。
その展示会にも出すべく、作っているのですが。
暑くなるとた～いへんになるので、今のうちにがんばおかねばならない！
必死の私です★

やりくり★

「ほぼ日刊イトイ新聞」も15周年ですか。
私は「ほぼ携帯」で読んでます。毎日じゃないけど。たまに入るカフェ…という感じです。
「今日のダーリン」っていう、巻頭の糸井さんのエッセイコーナーが好き。
いつ読んでも感心します。面白くてタメになる。ハズレの日が一回も無いことも凄いです。
野球で言うなら、毎打席、塁に出るってことです。
空振り三振が一度も無いってことです。
糸井さんのプロフェッショナルなエキスを、堪能出来ます。
昨日の「“やりくり”は仕事じゃない」は良かったなあ。
仕事がつまらなくなってる時。それは、「やりくり」ばっかりしてる時。
「すてき」が仕事っていう原点を、忘れないように★

なぜ今推進★

安倍首相はフランスと、原発推進協力(！)
武器の共同開発も合意(！)
何考えてんですか！？
アベノミクスはいいだろうけど、福島がこんな事になってるのに、何が原発推進なんすか。
原発撤退の方向に向かうのがフツーざんしょ。
安倍さんの奥さんは「原発反対」を表明してるけど、家庭内でもモメてるんですね。
そのうち、プーチンさんとこみたいに、別れちゃうかもしれない★

街の中のオアシス★

大阪は肥後橋と本町の中間、靫公園に行ってきました。
「うつぼ公園」と読みます。
バラ祭りはピークを過ぎていましたが、まだ十分に楽しめます。
風に乗ってバラの香りがほのかに漂ってきて、蝶はヒラヒラ舞うし静かだし、オフィス街ど真ん中とは思えません。サイコーであります。
お昼休みには、近所のお勤めの人・親子連れがピクニックランチにやってきます。
公園の中には小さな川もあり、散策していたら時間を忘れそう。
うつぼ公園近くの、ギャラリー「道」で、来年グループ展をやります。
テーマは「旅」。昨日はミーティング…という名の「顔合わせ会」でした。
みんなプロの作家さんなので、それぞれに忙しく、たまに会えるのは豊かな時間です★