新しい銅板をやっているのだけど、まだ波に乗れない。きっとGPのことで集中出来てないんだ。落ち着け~落ち着け~。
スケートアメリカ、男子はあとでゆっくり…と思って先に、録画した女子を巻き戻して見てたらなんと!キミーちゃんの演技あたりで音声が「ふんが・ふんが・ふんがあ~~~」となり、「ガガッ!」と大音響でテープが止まってしもたがな…(まだDVDではない私)。
あああ。でもこの先は民放で見ておいたのでセーフ。スケカナ男子でこんな事態にならぬよう気をつけよう。
私は今回はキミーちゃんとエミリーちゃん、アメリカの二人の演技が印象的でした(世間の流れとハズすのだ)。
エミリーは「シルヴィア」がバレエでお馴染みって理由もあるけど、去年までの荒さから、だんだんエレガントに洗練されてきた。ジャンプはこれから調整していくのでは。もともとジャンプも強いお人。彼女は体の中心に1本、強くてかつ柔かい軸が「パンッ!」って入っているかのような、そんなところが好きです。それに表情がとても豊か。カートブラウニング氏語るところの「頭のてっぺんから天上へ発散させる」パワーを持っている。
キミーちゃんは、キャンベルで見たときは「ん~。なんか冗長で退屈…。フリーが長く感じてしまう。このPGはもしや失敗では…」と正直、がっかりしてたんですが、さすがに本番は違った!
テンション高く、フラメンコのステップや踊りがうまく織り込まれていて、圧倒されました。私はこないだ書いた「ダンサーの魂」みたいなものを、彼女に感じているんですわ。表現する「核」がある。そしてこれも前に書いたけど、ミッシェル・クワンが頂点に上がっていった時、15~6歳の頃のあの独特の勢いを、彼女に重ねて見ています。
細かいところや、コンボのセカンドジャンプで、トゥを前についちゃう所なんかは確かに気になる。けど、ジャッジはこれでOKなんだろうか。どうなんだろ。でも、どちらにしろ、「ジャンプだけが強いマイズナー」ではないよ。
欠点もあるんだけど、キミーちゃんもエミリーも、「旧採点法時代のフィギュアの魅力的な部分」がちゃんと感じられるんですわ。お客さんに訴える力というのですか。それはアメリカの伝統なのかな。
しかしまあ、アメリカ女子というのはとにかくご陽気ですなあ。キミーちゃんと女性コーチがキャッキャッとはしゃいでる所は、サラ・ヒューズとロビン・ワグナーコーチの「女ともだち」なノリに似てる(笑)。
真央ちゃんのSPと、ペアのザゴルスカ・シュデク組(あ、シュデクご夫妻になってる。籍を入れたということ?)が同じ「ノクターン」ですよね。偶然とはいえ、オドロキ。あ…私、どうしても胃薬のCMを連想してしまうんですよ。不謹慎ですみません(笑)。
SPは素晴しい「流れ」があった真央ちゃん。でも、16歳には地味~なプロではないだろか。も少し攻撃的で良いのでは。昨季の世界Jrでユナ・キムちゃんの「ロクサーヌ」を見てしまったので、そう思うのかな。
FSの「チャルダッシュ」ですが、途中で、真横に大きく開脚して肩を小悪魔っぽく揺らすところなんか好き。私はこのPG、構成も好き。段々こなれてきたら面白く進化しそうです。それにやっぱり「世界チャンピオン」を狙ってるPGだと思う。本当にジャンプの軸が細くて回転が「クルルッ」と速いー。織田君と真央ちゃんってジャンプの質が似てる。パワーで跳ぶんでなく、スピードとタイミングで跳ぶっちゅう感じ。
美姫ちゃんはSPは好きなんだけど…FSはちょっとモロゾフに注文つけたい(笑)。ジャンプ・ジャンプしかやってないように見えてしまう。全編、踊る部分が少ないので、最後のステップの見せ場で急に激しく上半身を動かすのが、ちょっと唐突に思える私です。あそこまで激しく動く必要があるだろうか…とも思えるけれど、新採点法対策ばっかに追われるモロゾフの「振付ストレス解消」の場所なのかもしれないわ(笑)。それにしても、ステップで上半身を大きく動かすこともレベルアップに必須なんて今季からなんでしょうか。無理やり動かす選手も続出しそうな気配。
でも、美姫ちゃんの強力なジャンプはやはり素晴しい。ナマで見たらもっと凄いんだろな、と思う。マスコミも4回転4回転、言わなくなったので私にはありがたい(笑)。…けど、忘れた頃にピョコッと4回転サルコゥやってくれるかもしれませんよ。初優勝、おめでとうございます^^
あと、カナダのミラちゃん。この選手、ジャンプに入る前の構え方が独特なんですが、だいぶ改善されてきたような。いろんな意味でインパクトのある人です。
このミラちゃんと、エミリー、同じアメリカのベアトリス・リャン、の3人を私は「ハッチャキ3人娘」と名付けています(笑)。
キーラ・コルピのPGが「オペラ座~」ではないかー。スローパートでつなぐと、こうも印象が違うのね。いかにも女性的で美しい。それにしても何故、サラ・マイヤーが無いのでしょうか。
まだEXを見てませんが、どうだったのでしょうか。「けびんロクサーヌ」は多分、今季はTVオンエアは困難なのでは(笑)。いやいやN杯で楽しみにしてるわ。
テレ朝の番組構成、昨年から比較したらまだマシなのかも。でも、地上波とBSがまったく同じ構成やったら意味無いのでは…。CSは如何なのか。それに、BSの(地上波も?)画面左上の「選手名」は消してくれー。演技中はあれ、なくていいです。ジャマよ。
M岡S造の果てしなき暴走を、荒川さんが「許さないわよ」っつう感じで頑として食い止めてる所が、今季最大の収穫かも。だって、だいぶおとなしいよ、M岡クン。さすがに「五輪ゴールド」が横にいたら、神妙にならざるを得ないということね。ああ、しーちゃん、ありがたや(笑)。
スケートアメリカ、男子はあとでゆっくり…と思って先に、録画した女子を巻き戻して見てたらなんと!キミーちゃんの演技あたりで音声が「ふんが・ふんが・ふんがあ~~~」となり、「ガガッ!」と大音響でテープが止まってしもたがな…(まだDVDではない私)。
あああ。でもこの先は民放で見ておいたのでセーフ。スケカナ男子でこんな事態にならぬよう気をつけよう。
私は今回はキミーちゃんとエミリーちゃん、アメリカの二人の演技が印象的でした(世間の流れとハズすのだ)。
エミリーは「シルヴィア」がバレエでお馴染みって理由もあるけど、去年までの荒さから、だんだんエレガントに洗練されてきた。ジャンプはこれから調整していくのでは。もともとジャンプも強いお人。彼女は体の中心に1本、強くてかつ柔かい軸が「パンッ!」って入っているかのような、そんなところが好きです。それに表情がとても豊か。カートブラウニング氏語るところの「頭のてっぺんから天上へ発散させる」パワーを持っている。
キミーちゃんは、キャンベルで見たときは「ん~。なんか冗長で退屈…。フリーが長く感じてしまう。このPGはもしや失敗では…」と正直、がっかりしてたんですが、さすがに本番は違った!
テンション高く、フラメンコのステップや踊りがうまく織り込まれていて、圧倒されました。私はこないだ書いた「ダンサーの魂」みたいなものを、彼女に感じているんですわ。表現する「核」がある。そしてこれも前に書いたけど、ミッシェル・クワンが頂点に上がっていった時、15~6歳の頃のあの独特の勢いを、彼女に重ねて見ています。
細かいところや、コンボのセカンドジャンプで、トゥを前についちゃう所なんかは確かに気になる。けど、ジャッジはこれでOKなんだろうか。どうなんだろ。でも、どちらにしろ、「ジャンプだけが強いマイズナー」ではないよ。
欠点もあるんだけど、キミーちゃんもエミリーも、「旧採点法時代のフィギュアの魅力的な部分」がちゃんと感じられるんですわ。お客さんに訴える力というのですか。それはアメリカの伝統なのかな。
しかしまあ、アメリカ女子というのはとにかくご陽気ですなあ。キミーちゃんと女性コーチがキャッキャッとはしゃいでる所は、サラ・ヒューズとロビン・ワグナーコーチの「女ともだち」なノリに似てる(笑)。
真央ちゃんのSPと、ペアのザゴルスカ・シュデク組(あ、シュデクご夫妻になってる。籍を入れたということ?)が同じ「ノクターン」ですよね。偶然とはいえ、オドロキ。あ…私、どうしても胃薬のCMを連想してしまうんですよ。不謹慎ですみません(笑)。
SPは素晴しい「流れ」があった真央ちゃん。でも、16歳には地味~なプロではないだろか。も少し攻撃的で良いのでは。昨季の世界Jrでユナ・キムちゃんの「ロクサーヌ」を見てしまったので、そう思うのかな。
FSの「チャルダッシュ」ですが、途中で、真横に大きく開脚して肩を小悪魔っぽく揺らすところなんか好き。私はこのPG、構成も好き。段々こなれてきたら面白く進化しそうです。それにやっぱり「世界チャンピオン」を狙ってるPGだと思う。本当にジャンプの軸が細くて回転が「クルルッ」と速いー。織田君と真央ちゃんってジャンプの質が似てる。パワーで跳ぶんでなく、スピードとタイミングで跳ぶっちゅう感じ。
美姫ちゃんはSPは好きなんだけど…FSはちょっとモロゾフに注文つけたい(笑)。ジャンプ・ジャンプしかやってないように見えてしまう。全編、踊る部分が少ないので、最後のステップの見せ場で急に激しく上半身を動かすのが、ちょっと唐突に思える私です。あそこまで激しく動く必要があるだろうか…とも思えるけれど、新採点法対策ばっかに追われるモロゾフの「振付ストレス解消」の場所なのかもしれないわ(笑)。それにしても、ステップで上半身を大きく動かすこともレベルアップに必須なんて今季からなんでしょうか。無理やり動かす選手も続出しそうな気配。
でも、美姫ちゃんの強力なジャンプはやはり素晴しい。ナマで見たらもっと凄いんだろな、と思う。マスコミも4回転4回転、言わなくなったので私にはありがたい(笑)。…けど、忘れた頃にピョコッと4回転サルコゥやってくれるかもしれませんよ。初優勝、おめでとうございます^^
あと、カナダのミラちゃん。この選手、ジャンプに入る前の構え方が独特なんですが、だいぶ改善されてきたような。いろんな意味でインパクトのある人です。
このミラちゃんと、エミリー、同じアメリカのベアトリス・リャン、の3人を私は「ハッチャキ3人娘」と名付けています(笑)。
キーラ・コルピのPGが「オペラ座~」ではないかー。スローパートでつなぐと、こうも印象が違うのね。いかにも女性的で美しい。それにしても何故、サラ・マイヤーが無いのでしょうか。
まだEXを見てませんが、どうだったのでしょうか。「けびんロクサーヌ」は多分、今季はTVオンエアは困難なのでは(笑)。いやいやN杯で楽しみにしてるわ。
テレ朝の番組構成、昨年から比較したらまだマシなのかも。でも、地上波とBSがまったく同じ構成やったら意味無いのでは…。CSは如何なのか。それに、BSの(地上波も?)画面左上の「選手名」は消してくれー。演技中はあれ、なくていいです。ジャマよ。
M岡S造の果てしなき暴走を、荒川さんが「許さないわよ」っつう感じで頑として食い止めてる所が、今季最大の収穫かも。だって、だいぶおとなしいよ、M岡クン。さすがに「五輪ゴールド」が横にいたら、神妙にならざるを得ないということね。ああ、しーちゃん、ありがたや(笑)。