上砂理佳のうぐいす日記

やっと秋らしくなりましたが、まだまだ日中は陽ざしがきついです。寒暖差で風邪をひかないように★

落日★

2021-10-25 | モロモロのスポーツ


世界体操が終わってしまいました~。
でも世界新体操がまだある!
日本はメダルを狙える実力があるので頑張って欲しい!

内村航平選手の種目別鉄棒、万感の思いで見てました。
落下がなくて良かった。。。
最後の表情がなんとも言えず。こみあげるものがありました。有観客で良かったです。
結果は6位だったけど。
演技構成的には完璧ならば優勝出来てるはずなんですが、ちょっと素人目にも離れ技で停滞してしまい、着地を止めたのに高得点になりませんでした。
でも、体操って、ほんとに「人間」が出ますねえ。
内村選手らしいプライドと職人魂が滲み出ていたし、今までの競技人生の年輪が感じられました。
直後に、まだ「新人」の橋本選手が演技を始めたら、その「まっさら感」に驚きました(笑)。
素直で伸び伸びしてて。何も色がついてなくて。
これから年数を重ねていって、どう変わっていくのだろう。
それが楽しみなような怖いような。

そういえば大ちゃんのソチ五輪も6位だった。
復帰して本当の最後の試合、全日本はそれよりもずっと下位。
でももう何位でもよくて、「怪我なくやりきった!」で充分でした。

スポーツ選手にはそんな時が、卒業式みたいな日が必ずやってくるのでしょう。
内村選手の体操が好きだった私には、特別な一戦でした★
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体操男子のカレンダーを出すべし★

2021-08-04 | モロモロのスポーツ

今年はヒマワリを見る機会がめちゃくちゃ多いです。
いつもの夏は見ないこともあるのに?
東京五輪のメダリストに贈られる花束が、小さなヒマワリで可愛い。印象的です。

さて体操好きの私はもちろん男女種目別決勝も観てました。
正確には、日本選手の出る種目は録画しておいて、結果をコソッと知ってから落ち着いて録画を見るのでした(笑)。その間はサッカーやら陸上やらいろいろ忙しいじゃない。
村上茉愛選手も素晴らしかったけど、バイルズ選手が笑顔で終われたのも良かったけど!
なんつっても体操男子!
さあ日本体操連盟のエライ方。今すぐ「日本体操男子カレンダー」を作るのです。
今やオンデマンドで1週間で作れます。1個から作れます。在庫を抱える心配も不要です。
10月半ばには北九州で世界体操があるのですよ。ついに内村選手のお膝元ですよ。
そのシチュエーションでカレンダーを売りまくる。時期も最適。「東京五輪の熱戦再び!」と完売出来るでしょう。
あ。全日本はアマチュアだから選手の肖像権的に問題あるんかな~。
いやそんなしょーもない事を言ってる場合ではない。今でしょ!
日本体操がこんなに盛り上がってる時をハズしてどうする。「〇〇男子」ってカレンダーは全国で作られ売られているのです。
「漁師男子」「農業男子」「酪農男子」とかいろいろあるんだよ。「体操男子」売れるがな。
その売り上げをまた後輩のために使い、第二の橋本・北園選手を育てるのです。
水鳥監督って商売ッ気、薄そうだからな~。無理かなー。誰か進言してくれ~。

予選で内村選手が落下・敗退して、女子団体もミス連発でギリギリ決勝進出だったし、日本体操の船出は決して順風満帆じゃなかったけど、後半になるほど盛り上がりました。ほんまに感動しました。
私も「うっちー落下ショック」からすっかり立ち直り、内村選手から橋本選手へ、新王者の時代が来たのだな、と実感しました。橋本選手は日本体操の正しい継承者・そのスタイルで、いつまでも見たくなりますね。
2年前の世界選手権で初代表になり、粗削りだけど「何かやってくれそう」なオーラを放ってた。
あれからすーごく精進されたのだなあと、精密度が増した演技を見ていて、ほんと嬉しくなりました。

鉄棒って「離れワザ」が4本も5本も、ってなったら、誰しもミスする確率上がりますよね。
フィギュアにおける4回転が、体操の離れワザなのかな。フィギュアだって4つも5つも4回転入れてたら、完璧に出来る人は今んとこネイサンだけです。ミスする人が多くて普通なんす。
さしづめブレットシュナイダーが4回転ルッツで、カッシーナが4回転フリップ、コールマンが4回転ループ、トカチェフが4回転トゥでしょうか。「ミヤチ」(合ってる?)は4回転アクセルだろうか。
橋本君の素晴らしい着地を含む演技ももちろん良かったけど、1個若い北園君が2回落下したにも関わらず、再挑戦して食らいついていく姿に、グッと心打たれました。何かいいよ。彼は絶対に王者になるだろうな。そしてそれを阻止するべく橋本君は頑張るだろな。
去年、予定通りに五輪開催されてたら、橋本君も北園君もここに居なかったかも。
1年延期があったおかげでグンと成長して決勝でメダル争いしてるなんて。運命の不思議を感じます。

他の競技も、年若い選手がたくさんメダルを獲ってて、1年で急成長した人も多いんだろうな~と。10代の成長って、1日でも1週間でも1ヶ月でも、グーンと伸びますもんね。
夏休み明けたら身長が20センチも伸びてて、急にオッサン化していた男の子みたいな(笑)。

「男子、三日会わざれば刮目して見よ」。
この格言を、またまたじーんと噛み締める五輪なのでした★
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五輪折り返し★

2021-08-01 | モロモロのスポーツ
てのひら美術館のWEB企画展「女性が見つめる燃える金」展は、7月30日から、鈴木実咲さんのペーパークイリング「茨の道」が紹介されています。
ペーパークイリングとは、細い幅の紙をクルクルと巻いて作っていく工芸で、私も真近で見たことがありますが、とても紙とは思えないような素晴らしい工芸技術です。「紙の彫刻」といいますか。
鈴木実咲さんの作品「茨の道」は、オリンピックに至るまでのドラマやエネルギーを感じさせる重厚な作品だと思いました。どうぞお楽しみください!

東京五輪も折り返し地点ということですが、毎日、盛り沢山な競技に溺れています。
サーフィンなんて、NHKでライブで流してくれたら涼感抜群なのになあ。なんでダイジェストなの。私は、激流の中をパドルをあやつるカヌーも涼感抜群でした。
そして村上春樹さんのマラソン体験記を読んでいるので、トライアスロンも凝視してました。あんまり綺麗とはいえない(ように見える)水の中を泳ぎ、上がったらすぐに自転車。降りたらすぐマラソン。なんつうしんどい競技でしょう。これの「男女混合」が初めて開催され、なんだか大学のクラブで若い男女がワイワイ騒いでる感じでおもろかったです。だって女性も男性と同じコースやもんね。トライアスロンをやる女性って凄いわ。

でもなんつっても「体操」でした。橋本大輝選手、金メダルって 驚いた!
男女とも個人総合は大接戦でヒリヒリ。。。と言いたいところですが、弱気な私は男子個人総合は録画しておいて、ウラの卓球混合ダブルスとか見てしまった(笑)。駄目です。心臓破れるんです。
橋本大輝選手は全日本タイトルを獲った際のインタビューで、松岡修三氏に「僕はオリンピック三連覇する予定です」と真顔で言ってて。ごめんね。ちょい笑ってしまいました
こんなビッグマウスな若者、フィギュアスケートでも欲しいよ!夢はでっかく!
「(他の選手の)足を引っ張らないように頑張ります」なんて言いがちだけど、目標は高くていいじゃないですか。
もちろん、一筋縄ではいかないぞ。。。「あわや金メダル!と思わせておいて、最終的には4位か5位」が現実的かなあ、という予測もしてました。スコア的には優勝出来る力は持っているけど、オリンピックですもんね。初挑戦ですもんね。
そんなに簡単に獲れるわけないよ~と思っていたら、ジェットコースターのような展開で勝ち切ってしまった。
笑って失礼しました。すみません。「五輪三連覇」の1勝目獲りましたがな。
5位に入った北園選手、4月に大怪我したのにすごい!五輪絶望的だったのに、奇跡の復活で素晴らしい演技でした。さすがはユース五輪5冠王。ちっちゃい時から関西では注目されていたので、ほんまに嬉しいもんです。
橋本選手も北園選手も、「ここ一番!」に強いですね。「持ってる」感がすごいわ。
女子は、団体でバイルズ選手が1種目目で低い点になり、まさかの途中棄権となりこれもびっくり。個人総合は出るのかな?と思いきやこれも欠場で、びっくりしました。史上最多のメダル数を誇るバイルズ選手でも、こんなことがあるんだなあ。
村上茉愛選手が予選から爆上げで踏ん張り、5位入賞は素晴らしかったです。団体の時は女子全員すごーい重圧で村上選手は主将として大変だったことでしょう。自分だけでなくメンバーの精神的ケアもしなきゃ、ですもんね。
昔は男女とも日本の選手は「線が細い」感じがしましたが、もうそう思わなくなりました。あとは女子も10代のスーパースターが出てきたら(真央ちゃんみたいな)、優勝争いに絡めそうな気がします。
ブラジルの女子選手が個人総合もう少しで優勝!というところでしたが、素晴らしかった。強靭なバネがありながら、しなやかで美しく。ダンスも魅惑的な床でラインオーバーが響き、惜しくも銀メダルでしたが、各国の選手が入り乱れてバイルズ選手不在でも面白い戦いになりました。

選手のメンタルケアがいろいろ言われていますが、大坂なおみ選手や桃田選手、瀬戸選手や張本選手も、「絶対メダルを獲ってくれますよね?」みたいなイメージが重荷になるのかなあ、と。
スポーツは「ゲーム」でいいんじゃないのかなあ。国と国の戦争じゃないよ。
スケートボードの試合の伸びやかさを見ていたら、なんかみーんな楽しそうで、「ワザを競い合う面白さ」=「競技」の原点を見ているかのようでした★
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体操男子銀メダル★

2021-07-26 | モロモロのスポーツ
私は体操を見るのがフィギュアスケートと同じぐらい好きなんですが、五輪は4年に一度ですもんね。
ハラハラしました。。。メダルの色がかかった最終種目が鉄棒って嫌ですね。心臓破れるっちゅうねん。
いちばん落下のリスクが大きくて、しかもその最終演技者って。どんだけプレッシャーなの。
橋本大輝選手がその「栄光への架け橋だー!」ポジションでした。
見事でした。あれが出来てこそのエース。もう、「日本のエースは鉄棒で着地を決めて栄光への架け橋を架けなければならない」伝統が今後100年は続きそうです(笑)。
銀メダル惜しかったというけれど…ちょっと最後の鉄棒の逆転に頼り過ぎで、前半のロシアの強さが「想定外」だったのでは。
日本って、あん馬と吊り輪がもともと得意じゃなくて、でも近年、あん馬は頑張ってスペシャリストが増えてきたのです。全員のレベルも上がったし。あとは吊り輪のスペシャリストが3人ぐらい欲しい。吊り輪でロシアと中国は稼げるから、今後ここを強化しないと置いていかれそう。
そんな課題が見つかったから、今回は銀で良かったのでは。3年後のパリ五輪で橋本君が22歳、北園君が21歳なので、ちょうど選手としてノッてくる頃だし!ただその頃に「めざましい若手」が育ってるだろうか。今、15歳らいの男子で。
ロシアはいつの間にか男子も女子も強化してきたし、フィギュアと同じ構図になってる~。ただ若手はどうなんでしょうね。今回、ダラロヤンとかナゴルニーとか、ベテランの人たちばかりでしたしね。

日本はこうなったら個人総合と種目別の鉄棒で、橋本君に金メダル獲って欲しいなー。
内村選手が予選の鉄棒で落下した時、北京五輪?だったか、エースの富田選手が吊り輪で落下した場面を思い出しました。
富田氏は落下により個人総合のメダルが消えてしまった。その代わり、若手の内村君が彗星のごとく鮮やかに銀メダルを獲って、「内村時代」が始まりました。
そのとき、確か富田選手が26歳?だったかな。内村選手は19歳でした。
どんなに素晴らしかった選手でもいつかは退く時が来て、また新たな若手が台頭する。今の内村選手と橋本選手の構図と同じやなあ、と思わずにおれませんでした。
でも一歳下の北園君がいるから、橋本選手も来季からわかんないですね。年の近いライバルがいるって一番いい。慢心してられないし切磋琢磨してどんどんレベルが上がる。大ちゃんと織田君だわね!

NHKは(NHKのせいか否かわからんけど)体操の放映、あんまりうまくなかったですね~。
前なら、いろんな国の注目選手の演技を上手く間に挿入しながらスピーディに切り替えてたのに、なーんかイマイチでした。
卓球に切り替えたら水谷&伊藤ペアが優勝してました!
遂に遂に、どうしても勝てなかった中国を破りました。歴史の新たな1ページ。
おめでとう!!!!!
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開会式★

2021-07-24 | モロモロのスポーツ
東京オリンピックの開会式は、コロナで簡素なものになるのかな?と思っていたら、なんのなんの三時間半ありましたやんー。
ダンスとプロジェクションマッピングの融合が良かったです。あの「赤い糸」は血管を現しているそうですが、私には「あやとり」に見えました。
リオ五輪の際の、東京五輪デモンストレーションのコンセプトとちゃんとつながっていて「クールTokyo」。古臭くならず近未来的で良かった!世界がTOKYOに期待してるものってきっと「ブレードランナー」的なイメージでしょ。ハズしてないな(もういまさらフジヤマゲイシャではない)。
個人的ツボは
・バッハ会長のスピーチ長過ぎ(後ろの人達が。。。)
・MISIAの歌い上げ
・森山未來センセイのダンスがお見事
・やっぱり重要ポジションは海老蔵センセイだった
・聖火にたどりつくまでに「ON」が登場して驚いた(なぜプロ野球?)
・入場行進の国の名前を書いたプラカードがマンガの「吹き出し」でナイス
・ドローンの「地球」が綺麗
・子供たちが頑張っていた
・カットした小山田圭吾と小林賢太郎の部分が全くわからない
・人間ピクトグラムが楽しかった(地下鉄潜りの部分で“が~まるちょば“?と思った)
・フランスの入場行進コスチュームに期待していたのにいまひとつ
・長かったよ!
。。。こんな感じですか。

そう、いつもフランスは素敵ユニフォームなのに、今回は印象薄かった!どしたん。
私が気に入ったのはアメリカ。若々しくご陽気。
一瞬、デニム?と思うほどのラフな上下。パンツもスリムで軽快。ボーダーシャツがおしゃれ。
今にも「ニューヨーク・ニューヨーク~!」とか歌って踊り出しそうです。
日本は相変わらず真面目過ぎるー思いましたが、アップで見ると素材は凝ってるのでしょうか。
各国見てると、Tシャツのみとか、男性の半パンスーツとか結構あるし、日本はもっと冒険して欲しいですね。

いろいろあり過ぎたけど、天皇陛下のシンプルな開会宣言を聞き、「ついにここまで辿り着いたんだなあ」と胸に来るものがありました。
この状況下でのオリンピックも、開催する意味があるのかな。
あるんだろうなあ★
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ヒトヤノトゲ~獄の棘~堪能★

2017-03-05 | モロモロのスポーツ
先日はWOWOWの無料開放日。いやもう加入しちゃったけど
ごひいきの窪田正孝君主演ドラマ「ヒトヤノトゲ~獄の棘~」初回が先行放映されたので、録画して見てみました。
いや~やっぱりいいさすがWOWOW(さすが有料・笑)
質の高い作品に出ると、「本領発揮」を味わえるので、満足度が高い!

窪田君は新人刑務官の武島良太を演じますが、もう冒頭のモノローグからしていい(笑)。
「刑務官になりたい人間なんてそういない。ただの“牢番”だ」
乾いた声で、淡々と語ります(ちょっと人生投げてる?)。

亡くなったお父さんも刑務官だったので、なんとなく試験を受けて合格。不安を抱えつつ乗ったバスは、なんだかうら寂しい「北関東刑務所」の前で良太を降ろします。
着なれない制服を着て制帽をかぶり(…着いた途端にもう夜勤って)。
夜中の見回り中に、囚人同士の壮絶ないじめを察知。
なんとかしなくちゃ、と上司に訴えるも、華麗にスルーされる。上司たちのやる気のないこと。早くも「腐敗」の文字が浮かびます。
いじめられる囚人の性格に同情し、ある日ある行動に出るのですがそれが裏目となり…そんな第一話でしたが、今後は、良太自身の過去と現在がシンクロして大きなうねりになっていきそうです。
「刑務所内部を暴く」内容的に、地上波では到底無理そう(NHKだともっと無理)。
映画のような凝った作りとテンポが心地よく、派手ではないけど緊張感が続き、見入ってしまう。
なんといっても、窪田君の繊細な演技が堪能できるのがいいです
セリフがなくっても、「目の演技」で気持ちの逡巡が解る。
ほんのちょっとした「間の取り方」だったり、「きびすの返し方」なんですけど。
オドオドした新米の若者=狼の群れに放り込まれた羊みたいですが、周りのおじさん達がみんな「世間の垢」がついたカラーなのに対し、武島良太はまだまだ無色透明で、いい意味で「浮いて」ます。
でも、完全な無色透明ではなくて…少し「曇り」が見えます。
やはりお父さんの謎の死が関係しているのか?いじめられた過去があるから?
内側に自分を閉じ込めて葛藤している良太が、変化していくのか、いかないのか?
いやはや続きが楽しみ過ぎます

でも、初回の本放送は3月19日なんです(!)第二回目はその一週間後だから26日!
遠いよ~(そのあいだ、妄想でおぎなうしか…)
WOWOW加入ばんざい
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次はパラリンピックだよ★

2016-08-22 | モロモロのスポーツ
スカパーで「パラリンピック専用チャンネル」ってのが開設されるらしいのですが、どうやって見たらいいのかわからない!?高額だったら無理かな…でも見たい。
NHKも民放も、パラリンピック盛大にやってください~。閉会式見てて、「本当に聖火を消すのはパラリンピックが終わってからでいいのでは」と思ったのは、私だけでしょうか。

今回の閉会式での、日本の「TOKYO五輪プロモーション」注目してたんですが、なかなか良かったです。何度も見ちゃいます!
ビデオの途中で、1964年の東京五輪のポスターにソックリ(?)なショットが挿入されていて、あれはオマージュというものなんだろか。
選手がスタートダッシュする瞬間を横から撮影したあのシーン。制作陣に、東京五輪にかかわった方もいるのかな?とか思いました。
でも、全体的に、感性が若い!
(私がトシとっただけか
よくこのコンセプトで、高齢のお偉方に企画が通ったもんだと、ひたすら感心しました(笑)。
キーを握る人が頭の柔らかい方だったのかな(謎)。
アニメのキャラはまあ来るだろな…と思ってたけど、まさかのサバンナ八木君のネタが(笑)。
「土管」という斬新なモチーフは今後の五輪セレモニーでまず、二度と出ないでしょうね。。。
安倍さんの「クールジャパン」路線が、ロコツに出てましたが、まあいいですわ。パフォーマンスの音楽監督に「椎名林檎プロデュース」とあって、いよいよそんな時代が来たんだ~と胸熱です。
テクノポリス東京+新旧ごちゃまぜ文化って、まさに「海外の人から見た日本観」ズバリ。
「雅楽」とかやんないとこがいいです。長野五輪のセレモニーがとにかくアレだったので。。。(個人の意見です)
あ、余談ですが、小池さんのお着物が、雨でびしょ濡れで気の毒でした。あれ相当お高いお着物よね…(私は訪問着かと思ったら色留袖なのね)。
五輪旗を降る時、小池さんがササッと袖を帯に入れていて、サスガでございました。
お着物のクリーニング代は、都知事経費でいいと思います~

ブラジルの五輪セレモニーって、派手なサンバ一色か!と思ってたら、意外にも「優しいボサノバ」傾向だったので、なんというか「地に足のついた」、人の体温が伝わってくるような、あたたかみを感じる演出でした。
クルクル回る黄金の太陽のオブジェ、良かったですね~。あれがまさにブラジルや~と思えました。
カナリヤイエロー、ライトグリーン、ライトブルー、「ブラジルカラー」も美しいし、日本の時はさて、どういう配色でデザインするんやろ?日本って、テーマカラーが「赤と白」ですもんね。

リオ五輪、とっても楽しませてもらって、酷暑にありがたい
だからやりましょうよ。パラリンピックのフル放映
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胸板は分厚いに越したことはない★

2016-08-21 | モロモロのスポーツ
毎日めまぐるしくメダル獲得!で、日本すごいですね。予想外です
競歩というものを初めてしっかり見てて、なんと苦しく大変な競技かと。マラソンより長い50キロですもんね。選手の消耗具合を見ていたら、マラソンより過酷なんじゃないかしら…日本の荒井選手がメダルと獲るか否か!って辺りで、もう胃がヒリヒリしました(笑)。
接触して失格か…って私も一瞬思ったけど、最終的には銅メダル決定で良かったです。しかし、最初にカナダに抗議されたら「日本失格!」で、日本側が抗議したら「失格ありませんでしたあ~」って。そんなにコロコロ変わる審判でいいのか

400リレー、興奮しましたねえ
最終走者にバトンタッチされて、ケンブリッジ選手がボルトと一瞬並走してるのを見て、信じられない気持ち…いつもだと日本はあそこから抜かれていって、4番、5番、6番…となっちゃう。
でも「抜かれない」なんてことが、現実に起こるんだなー
ゴールでもうほんとハナの差で。ケンブリッジ選手の胸板が厚くて良かった(笑)。
アメリカ選手がもし、すさまじく分厚い胸板で、日本の選手が細い細い人だったら…ゴールでバスト差で負けていたかもしれません(まあアメリカは結局失格になりましたが)。
陸上選手は胸板がぶ厚いに越したこたあない!を実感した感動のレースでした

シンクロは予想通りの順位で、やっぱりロシアの優位は動かない
日本は技術はロシアとそんなに変わりないやん!って思うけど、芸術のコンセプトに疑問を感じる次第です。「風神雷神」も「天照大神」も、「ああ、なるほど」って解ってくれる外国人が、一体何人いるだろう? もっとワールドワイドなテーマで、曲や衣装も作り込んで欲しいと思うのです。
ロシアの団体フリールーティンの衣装なんか、「白鳥の湖」ばりで良かったですねえ シンプルなのに気品があって。
でも、曲は「サフリ・デュオ」だというから、「なんて粋なんだ!」と、その芸術的センスに脱帽しますよ。日本には負けたけど、ウクライナの芸術性も素晴らしい。イタリアとか中国も面白い。「美しいものを見ている」喜びがあります。
日本のプログラム作りって、「日本的なもの」にこだわり過ぎてて、お囃子のピーヒャラ♪ドンドン♪ってのはもう大昔の感覚だと思うんですよ。美的感覚としてどうなのかしら。
いっそヒップホップとかやってみたらどうなんでしょう。それか、久石譲さんのジブリ音楽とか(これならワールドワイド的認知度でしょう)。
ほんとに「“日本”を表現する」って、難しいですね。中国はそれが出来ているのにね(個人の意見です

フェアリージャパン頑張れ!と思っていたら、女子トライアスロンなんて過酷な競技でまた日本選手を応援したりして。でもしっかり5時には目が覚めてサッカー決勝見たよ(笑)。
今回はブラジル応援してたので、前半は良かったんだけど、後半ドイツに追いつかれてからは胃がまたキリキリ(笑)。
良かったねえ。。。ネイマールがPKで外してたらどうなったんだろ。あんな地球規模のプレッシャーがかかった一瞬って、凄すぎませんか
ブラジルがサッカー大好きっつうても、ちょっと度を超してて、殺意すら感じますよね…ブラジル選手が負けて殺されなくて良かった(笑)★
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なんだかんだいって盛り上がる五輪★

2016-08-15 | モロモロのスポーツ
リオ五輪、始まる前はさして騒いでなかったのに、いざ始まってみたら凄いですねー。
なんか、「金メダル記念切手」というのを発売してるらしいんですが、どんだけ対応速いのよ(笑)。金メダル獲ったら、即印刷!?
郵便局で聞いてみたら、東京中央郵便局か、金メダル選手の出身県の中央郵便局でしか売ってないそうです。あとはネット販売。
大阪府出身の金メダリストって…今のところ、いない!?

女子マラソンが好きで福士選手を応援していたのですが、順位的にはちょっと残念でした
やっぱり上位グループにずっと食らいついてないと、難しいのかな…でも、日本女子3選手、みんな完走して良かったです
福士選手のあの明るさ!明快さが(笑)。大好きです。
高橋大ちゃんとも、福士選手はつながりがあるんですよ。「send to 2050」という子供応援プロジェクトの実行委員で一緒でしたから。きっと大ちゃんも声援を送っていたことでしょう。
リオは冬なのに、女子マラソン時は夏のような日差しでしたね あれでかなりやられたかな~。上位の選手達のあのスタミナって、人間じゃない。。。
つくづく、高橋尚子さんや野口みずきさんって、すごかったのね。有森さんも凄い。今回出ていた田中智美選手のコーチの、山下佐知子さんって、私覚えてますよ。女子マラソン黎明期の代表選手でしたね。
女の人が42キロも走れるものか…生理学的に無理じゃない?なんて昔は言われていたけど、今や結婚・出産してからまた走る人も増えて、今回の金メダリストもママさんランナーだとか。
いや~たくましい!増田さんの解説も相変わらず「微に入り細に入り」で面白かったですが(○○のダンナさんは○○だとか個人ネタ)、アナウンサーが殆ど「増田ネタ」にツッコミ入れてくれずスルー状態で、なんか寂しい(笑)。

体操の種目別とシンクロ予選と卓球団体と…忙しいな。眠気でモーローとした中で、「あ~ナダル~しぶといな~」なんて。錦織君、銅メダル獲りましたねえ
マリーに完敗でテンション下がってたんだけど、今のナダルになら勝てる!ってみんな思ってたのでは。
でも私はナダルのシブいプレーも好きなので、複雑な気持ちながらも、ここはやっぱり嬉しかった
卓球の水谷君も良かった 柔道とレスリングだけはどうしてもテンションが上がりきらず(笑)。好みの問題です。すみません
あとは、飛び板飛び込みが見たいんです~~~~放映してくれ!★
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どうなのゴジラ★

2016-08-14 | モロモロのスポーツ
映画館のお客さんを観察する限り、今年の夏は「シン・ゴジラ」が一番、入ってるような。まあ、老若男女どういう層でも見れますからね。
小さい女の子が、「ゴジラ怖い!」って大泣きして、結局、お母さんと一緒に「ルドルフとイッパイアッテナ(って言うんだっけ)」を観に行きました。
男の子の方はお父さんと一緒に「ゴジラ」。
…分かれて入っていったファミリーと、またロビーで遭遇したら、女の子は大興奮で「ルドルフがね!ルドルフがね!」喋りまくっています。お母さんもニコニコ。
対して、お父さん+男の子の「ゴジラ」組は、なぜかお通夜状態なんです。。。そんなにつまらなかったのか(笑)。
しかしゴジラさん、歯がエグいですね。なかなかの迫力です。
レンタルで済ますべきか、せっかくだから大画面で見るか。
でも朝日新聞の映画評読んだら、見なくても問題なしのような(笑)★
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薄目から見る体操★

2016-08-11 | モロモロのスポーツ
体操男子はなんで3時50分という過酷な時間から始まるの。。。でも団体も個人総合も、目覚まし鳴る前にピタッと起きましたよ(笑)。おかげで、昼寝しないと死にそう。

ベテラン王者の内村選手と、若き新星のオレグ・ベルニャエフ選手のデッドヒート。五輪にふさわしい、ヒリヒリする展開でした。もう正直言って「負けたかも」思いました
だって、前半のあん馬と吊り輪はまあ、内村君得意種目じゃないし、跳馬の大技で点差をつけて、得意の平行棒と鉄棒で盤石に逃げ切る、というのがいつものパターンじゃないですか。
なのになのに!
オレグ君が素晴らしい出来で、吊り輪・跳馬・平行棒でミスをしてくれない(!)
そればかりか、ジャッジは若いオレグ贔屓に思える…遂に内村君も「世代交代」を宣告されたんだろうか…やめてよー。この五輪の土壇場で新星に抜かれるなんてー。過酷過ぎるわ。。。
でも負けた方が引退の踏ん切りがつくのかな、とか、新聞の見出しは「王者敗れる」かな、とか、様々な思いが入り乱れて、フィギュアスケート並みの心臓バクバク。

最後の鉄棒はもう正視出来なくて、離れたところに立って、柱の陰から薄目で見てました(笑)。
「勝負の行方は最終種目の鉄棒で!」の展開になりませんように…と試合前に思っていたのに、その通りになってしまった!
しかも1点近く離されてるよ。ということは、難度も下げられないし、着地でわずかでもブレたら終わりなのよ。
カッシーナのところなんて、ギュッと目をつぶりました(笑)。怖くて怖くて見てられない。
でも演技中に腰を痛めたのに、最後であの着地が出来たのは、自分でも不思議って言ってましたね。なんかあそこに、彼の体操人生の全てが凝縮されているかのようだった。体操の神様が、味方してくれたのかもしれないな。

でも私は、16点出ると思ってたので、少しビミョーでした
この点で勝てるかな…今日のオレグさんの調子からして、得意ではない鉄棒だけど、15点を下回るってのはちょっと考えにくい。この時の複雑な気持ち(笑)。
それでも頑張ったオレグさん、着地のグラつきが「1歩」だったら良かったけど、そのあと上半身もアワアワしてしまったのが、減点を大きくした原因だとか(森末氏解説)。
アワアワしなかったら金メダルだったんだねー。ほんとギリギリだったのねー。

思えば内村選手を発見したのは北京五輪。その頃の日本のエースは富田選手。「栄光への架け橋だ!」で完璧に着地した、あの方ですね。彼は関西の人だし、カッコイイのでファンでした(笑)。
個人総合で、確か富田選手は4位。吊り輪で大きなミスをして(確か落下したと思う)、メダル争いから脱落。でも若い19歳の内村選手が、グングン伸ばして銀メダル。1位が中国のエース(揚威?)じゃなかったかな。
五輪初出場で銀メダルの内村選手が、国旗を掲げて大喜びする傍らで、悄然とインタビューに答える富田選手…の構図が、世代交代の象徴的な場面として、今も記憶に残ってます。確かあの時の富田選手が今の内村君と同じ年齢で、内村君は今の白井君と同じ。

富田選手が、落下して終わったことで、「なんというか…後味が悪いというか…」と戸惑いを見せていたのが、余りにも気の毒だったので、内村君には大団円で終わって欲しかった
その通りになって、良かった 体操の神様、ありがとう
世代交代の「現場」を見せつけられることなく、ギリギリで「間に合った」。
私も体操大好きなので、数々の試合を見てきているんですが、今日ほどのデッドヒートって、かなり稀だと思います。。。

でも、団体は男子は勿論頑張ったけど、女子も4位に食い込んで、素晴らしかったんだよ!
NHK!女子もちゃんと映して
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プロフェッショナル★北島康介編

2014-04-29 | モロモロのスポーツ
昨夜、NHKで北島康介選手の「プロフェッショナル」見ました。
大ちゃんとダブり、じーんとしました。

北島選手の肩書きは「プロスイマー」となっている(?)
水泳選手のプロって…なんなのだろう。
スノーボーダーみたいに試合で多額の賞金をもらえるわけでなし(水泳でそんな試合あるんだろか?)、スケーターみたいにショーで滑って稼ぐわけでなし。
良くわからんのですが、彼は自分で会社を興して「泳ぎ続ける手段を持っている」ということは知っていました。立派やな~と思います。
金メダルを獲ることも、世界新記録を出すことも、大事なのかもしれないけれど、それは「その時だけ」の栄誉ですもんね。いっときは大騒ぎされるけど、「それだけ」。
自らの行動で、「こうやって泳ぎ続けて生きることが出来る」事実を作り、後輩に見せること。そのことも、彼の「プロ」の意味のひとつなのかな…と思ったりします。

このあいだの全日本水泳。北島選手はメダルは獲れなかった。100mが7位?だったのかな。200の方は予選敗退だったか。
私も見てたけど、この番組内で自らが語る通り、「爆発的な」「勢い」は無かった。
「勝つ人」の迫力ではなかった。
でも「衰えた」とも思わなかった。
苦笑いするでもなく、悲しむでもなく、レース後の彼はただ淡々と「事実を受け入れる」姿を見せていました。
余計な事は喋りませんでした。
かつて頂点を極めた人が、勝てなくなると、すぐ周囲は「引退では?」と騒ぎ出すけど、彼のインタビューは凄みがあって、「くだらない質問はさせない」と突っぱねる強さに満ちていました。
「余計な事は喋らない」男っていいね。かっこいい。
昨年の秋に、大ちゃんとも対談してましたよね。
あの時も、「なんのために続けてるの?…そんな質問をする奴なんか無視したらいい」って、キッパリ言ってたけど、目は全然笑ってなかった。
水泳選手が泳ぐのは、息をするのと同じこと。
スケーターが滑るのは、生きていくことと同じこと。
金メダルとか、世界記録とか、それが何だってんだ。
そりゃ、みんな金メダルを目指して必死に練習するけど、それが全てじゃないんだ。
でないと、金メダルが獲れなくなったら、もう生きる意味が無くなってしまう。
彼の発する少ない言葉と、表情から、そんなメッセージを感じました。

「水泳を言葉で表現するって…出来ないんですよ」。
そうだよなー。
だから、ただ泳ぐ。泳ぐことが表現で、泳ぐことが言葉。
それをシンプルにとらえ、過剰な演出も無く、いい番組でした。
金メダルを獲った直後によくある「なぜ彼は成功出来たのか」という分析番組、あれが、なんとも陳腐に思えてくる。

ただ泳ぐ。ただ滑る。ただ絵を描く。
「意味」を考えては駄目。

その力が尽きた時が、引退する時なのだろう、と思いました★
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女の子は強い★

2013-02-18 | モロモロのスポーツ
昨夜は、BS1で急遽(?)女子スキージャンプのスロベニア大会をやっていたので、思わず最後まで見てしまいました。眠い眠い~。
ジャンプは、ニッカネンの頃から好きなんです。「バイスフロクとニッカネンだと、バイスフロクの方が男前やな~」とか(笑)。だんだんルールも覚えて、「今のはテレマークが入らなかったな」とか、素人評論家(笑)。

高梨沙羅ちゃん!すごいですねえ。ワールドカップ総合優勝!
昨季の女子W杯から「女子もおもろいなあ」とニュースを見始めたんですが、昨季の総合3位でも偉い!と思ったのに、今季は遂に女王に。
二つ年上のディフェンディング・チャンピオンが、サラ・ヘンドリクソンというアメリカの女の子なんですが、とてもキュートでスター性があります。こちらのサラさんは、パワフルなタイプではないけれど、技術が安定していて着地が綺麗なんです。
日本の沙羅ちゃんは、昨季は着地がイマイチだったんですが、今季は頑張ってます。何より、あの小さな体で、あーんなでかいジャンプを跳んじゃうなんて!
勉強も頑張って、この間高校入学したと思ったら「もう卒業資格をとってしまいました」なんて努力もすごい。
マスコミはまた「史上最年少!」とか「ソチ五輪、金メダル!」なんて騒ぐと思いますが、私も思わず期待してしまいます。女子のソチ五輪金メダル候補は、やはり真央ちゃんと沙羅ちゃんかな、とか。でも、彼女たちは周りの雑音に惑わされたりしない、独特の強さがあるように見えます。

女子ジャンプはまだまだ黎明期でレベルは低いのかなあ~と思っていたのに、みんな強いこと。海外の女の子たちも逞しいこと。恐れ入りました。そのうち男子を追い越すのでは!?
これで女子ジャンプの注目度も上がって、強化費が沢山まわるといいですね。ヘッドコーチの方が、経済苦でコーチを辞任する…という事態は気の毒過ぎます。
フィギュアみたいに企業スポンサーがついて、環境が向上してくれたらいいのですが。
練習するジャンプ台の運営費も相当かかるでしょうから、一般にも大きく宣伝して、寄付金とか募れないかな。海外の選手とかは、資金の工面をどーやってるんでしょうね★
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アスリートの「収穫期」★

2011-11-30 | モロモロのスポーツ
「クレバー」ってこういう事を言うのかな。
朝日新聞夕刊で不定期連載されている、スケートの清水宏保さんの「ロケットトーク」というコラム。いつも感動しながら読んでます。時に号泣。お気に入りの回はスクラップしてあるほど。
いつも「ズバリ」と大事な事が、飾らない言葉で書かれてあって、アスリートのみならず社会人なら読んで欲しい。そう思います。

今回は「下降期にこそ学ぶべきもの」。
20代後半に入ったスポーツ選手にとって、ピークを過ぎ下降していく自分とどう付き合えばいいか。一見悲しいような現実ですが、実はこの「下降期」こそが「収穫期」ということです。
「そのスポーツをすることで、精神的に何を得られるかを考える」ことこそが、その後の人生に大きくかかわってくる。
清水さん自身も、「五輪金メダル後は、自分の人格形成期だった」と語ります。だから、若い上り調子の頃と違って成績が出せなくても、実はこの下降期に培うものこそが大事なのだということ。
なんて良い響きなんでしょか。「収穫期」って。衰退しているように見えて実は一番良い時期なんて。
清水さんは今、大学院で勉強しながら、将来はスポーツ健康学などの分野で後輩に貢献出来るよう準備中らしいです。

この前の回のコラムは「僕は30分間以上、直立していることが出来ない」でした。びっくり。
現役時の怪我の影響で立っていることが出来ないらしく(多分、動いているのは大丈夫なのでしょう)、それは生涯治らないということです。
そこまでして体を犠牲にして…メダルって獲らんといかんのかな。と素人は思いますが、その現実を受け入れて、折り合って前向きに生きていくこと。それを知ることこそが大事だったのでしょうね。

「ボロボロだからこそ次に進める」という回も号泣しました。
柔道の金メダリスト、野村忠宏選手とメールを交わす仲らしいですが、「もう功成り名遂げたのだし、美しい時期に引退すれば」という周囲の声に反し、なぜ野村選手が負けても負けても現役を続けるのか。その気持ちがよくわかる、ということです。
清水さん自身も長野五輪金メダル後、成績上ではふるいませんでした。
長い長い低迷が続き、「なんであそこまで行った人が潔く引退しないのか?」と、私も不思議な気持ちでした。怪我もあるし若手は出てくるし、スポンサーにも苦労してるようだし。。。
でも、コラムのこの記述を読んでガーンと来たのです。

「ボロボロになるまでやらなければ後悔する。やり尽くした、と思えるまでやることが、(自分の人生の)セカンドステージへのモチベーションになる。そのことで、過去(の栄光)にすがることが無くなる」

そうだったのか!
世界一にまで行った選手でも、いつかは「第二の人生」に舞台を変えないといけないわけで、でもそこでの自分は果たして成功出来るのか否か、全くわからない。
それまで競技人生一色だった人が、未知の分野に飛び込むのですから、「えいっ!」とジャンプするにはハンパない勇気が必要なのだ、と。
「まだ俺はやり残したことがある」「まだ俺は力が残ってる」とモヤモヤ思いながら引退してしまうと、次へ行く勇気がそがれてしまう。だからついつい「俺は金メダリストだし…」と、過去の成績にすがりつくことになる。
とことんやり尽くしました!一滴も力は残ってません!終わりました!
…と自分で納得出来たなら、心残りなく次へ行ける。ジャンプ出来る。
一番の頂点で栄光のまま引退する人もいるけれど、「もう無理」と思われても何年も現役を続ける人も多いのは、きっとこういうことなのだろうなあ。。。。納得しました。

清水さんが書いていることって実は、大ちゃんが最近言っていることと、すごくかぶる!
「今からソチ五輪までに経験することは、今後の自分の人生にきっと生かされる」ということは、まさに清水氏曰くところの「収穫期」を指すし(今が大ちゃんの「下降期」とは思わないけど、少なくとも「若手伸び盛り期」ではない)、「自分はまだやれると思う。このままでは終われない」というのも、「やり尽くしたと思えるまでまだやっていない。自分自身まだ燃え尽きていない」ということだし。
きっと二人は喋った事も無いかも、だけど、いつか対談して欲しいですね。
「清水宏保×高橋大輔」相通じるものは多いと思いますわ。

「アスリートは結果を出してナンボ」というけれど、それは選手本人だけが言っていい言葉。
外野が言う資格は無い。
結果が出ない時でも、きちんと収穫はあるのだなあ、ということがわかったから、なんか安心したというか「今、充実期なんだな。最良の時なんだな」と思えるようになりました。私はやはりファンだから、昔みたいに「勝って」「勝って」欲しいのはヤマヤマですが、今後、別の感性で捉える事が出来そう。
そう、私自身ももう、若い「ガンガンいく」頃ではなくなったので、最近戸惑う部分が多々あったのですが、仕事をやって得られる精神的なもの、「意味」を考えろということなのね。
スポーツでも芸術でも、後に残る「功績」や「作品」は確かにあるけれど、その人の人生自体は引退してもずっと続いていくわけで、そちらの方がずっと大事というか。いくら華やかな成績を残しても、空ろな人生では意味が無い。

清水さんのコラム、ホンマにええです。出来るだけなが~く読みたいなあ★
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ベクレル表示をして欲しい★

2011-10-19 | モロモロのスポーツ
震災・原発事故から半年以上も経ってしまって…報道も減りがちになって、でも何か(当然)釈然としないままに日が過ぎてゆきます。
私の生活圏内のスーパーにも、夏以降、関東以北の野菜や果物が頻繁に出回るようになりました。特に、福島の梨とかピーマンとかきゅうりとか。少し前は、山形のさくらんぼがたくさん。
お値段は「普通」「やや安い」「やや高い」と、色々です。
一番良く買ったのは山形のぶどう・デラウエアでした。大粒で甘く満足度高し。
普段、ここらへんには滅多に東北の食べ物は入ってこないのです。ほとんど西日本のものばかり。だから、関東圏でなかなか売れないものが関西にまわってきたのかなーとは思いましたが。
うちの家族の年齢だと、今日福島産の梨を1個食べたとて、影響はほぼないことでしょう。毎日3度3度食べてたら問題があるのかもしれませんが。
東北の食べ物って、はっきり言って美味しいです。魚も野菜も果物もお米も。
でも、普段食べられない東北の美味しいものを、こうした事態になったから関西人も食べることが出来るようになった…なんて。なんという皮肉。悲しさ。

こういう事を書くと、「福島を差別するのか!」「東北支援とか言っておいてけしからん!」と叱られるのかもしれません。
が、しかし、食品に相変わらず放射性物質の値が表示されていない。
「基準値以下です」の表示も無い。検査済か未検査なのかも不明。産地表示だけです。関西は。
なので、メディアで報道されているその土地の積算放射性物質の値と、「美味しそうだしお値段も手頃」の気持ちとを、天秤にかけて、「買う・買わない」を決める。ずっとそんな日々。
私は東北に支援物資は送ってるけれど、食べ物を積極的に買ってはいません。「たまに買う」ぐらい。買う時はいつも「自分の許容範囲との相談」です。
せめて全食品の検査をして「これは○○ベクレル」「これはゼロ」とか書いてくれたら、福島だろうがどこだろうが、「値」で決めて判断することが出来るのに。
でも、関東は知らないけれど、関西で私がそんなことを言っても、誰も真面目にとりあってくれないだろうと思います。今現在は(ベクレル表示をしている関西のスーパーがあったら教えてほしい)。
「真面目に検査表示してくれ!」という運動に加わろうかとも思いますが、これから…と腰が重いのが正直なところ。

京大助教の小出先生のお話を聞いていたら、「もはや日本中が汚染されているので、どこに逃げて何を食べたとて同じ」ということになります。
それだともう、「虚無の世界」になっちまうワケですが。。。
どうしたらいいのかわからず、でも、んなこと言ってたら若い人・子供に申し訳ないよな。。。大人の私よ、しっかりせいと言いたくなります。
原発が廃止の方向に向かっても、多分日本に住んでいたら死ぬまで、この「放射能に関するモヤモヤ」と葛藤していくことになるのでしょう。
奇跡が起こって、「放射性物質が空気や水に放出されても、この世にはさほど影響ありませんでした」とならないものかしら。
だって、誰もこの結末を知らないのですから。
メルトスルーのその後って。誰も知らないやん(チャイナ・シンドローム?)。

「なんでもアリ」の中で、希望を持って生きていくって。
どうしたらいいのかな。
結局、「今日一日をなんとか乗り切ろーぜ。楽しく過ごそーぜ」しかないのかな。
そうだね。
きっとそうだよね★
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