上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

体操男子銀メダル★

2021-07-26 | モロモロのスポーツ
私は体操を見るのがフィギュアスケートと同じぐらい好きなんですが、五輪は4年に一度ですもんね。
ハラハラしました。。。メダルの色がかかった最終種目が鉄棒って嫌ですね。心臓破れるっちゅうねん。
いちばん落下のリスクが大きくて、しかもその最終演技者って。どんだけプレッシャーなの。
橋本大輝選手がその「栄光への架け橋だー!」ポジションでした。
見事でした。あれが出来てこそのエース。もう、「日本のエースは鉄棒で着地を決めて栄光への架け橋を架けなければならない」伝統が今後100年は続きそうです(笑)。
銀メダル惜しかったというけれど…ちょっと最後の鉄棒の逆転に頼り過ぎで、前半のロシアの強さが「想定外」だったのでは。
日本って、あん馬と吊り輪がもともと得意じゃなくて、でも近年、あん馬は頑張ってスペシャリストが増えてきたのです。全員のレベルも上がったし。あとは吊り輪のスペシャリストが3人ぐらい欲しい。吊り輪でロシアと中国は稼げるから、今後ここを強化しないと置いていかれそう。
そんな課題が見つかったから、今回は銀で良かったのでは。3年後のパリ五輪で橋本君が22歳、北園君が21歳なので、ちょうど選手としてノッてくる頃だし!ただその頃に「めざましい若手」が育ってるだろうか。今、15歳らいの男子で。
ロシアはいつの間にか男子も女子も強化してきたし、フィギュアと同じ構図になってる~。ただ若手はどうなんでしょうね。今回、ダラロヤンとかナゴルニーとか、ベテランの人たちばかりでしたしね。

日本はこうなったら個人総合と種目別の鉄棒で、橋本君に金メダル獲って欲しいなー。
内村選手が予選の鉄棒で落下した時、北京五輪?だったか、エースの富田選手が吊り輪で落下した場面を思い出しました。
富田氏は落下により個人総合のメダルが消えてしまった。その代わり、若手の内村君が彗星のごとく鮮やかに銀メダルを獲って、「内村時代」が始まりました。
そのとき、確か富田選手が26歳?だったかな。内村選手は19歳でした。
どんなに素晴らしかった選手でもいつかは退く時が来て、また新たな若手が台頭する。今の内村選手と橋本選手の構図と同じやなあ、と思わずにおれませんでした。
でも一歳下の北園君がいるから、橋本選手も来季からわかんないですね。年の近いライバルがいるって一番いい。慢心してられないし切磋琢磨してどんどんレベルが上がる。大ちゃんと織田君だわね!

NHKは(NHKのせいか否かわからんけど)体操の放映、あんまりうまくなかったですね~。
前なら、いろんな国の注目選手の演技を上手く間に挿入しながらスピーディに切り替えてたのに、なーんかイマイチでした。
卓球に切り替えたら水谷&伊藤ペアが優勝してました!
遂に遂に、どうしても勝てなかった中国を破りました。歴史の新たな1ページ。
おめでとう!!!!!
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開会式★

2021-07-24 | モロモロのスポーツ
東京オリンピックの開会式は、コロナで簡素なものになるのかな?と思っていたら、なんのなんの三時間半ありましたやんー。
ダンスとプロジェクションマッピングの融合が良かったです。あの「赤い糸」は血管を現しているそうですが、私には「あやとり」に見えました。
リオ五輪の際の、東京五輪デモンストレーションのコンセプトとちゃんとつながっていて「クールTokyo」。古臭くならず近未来的で良かった!世界がTOKYOに期待してるものってきっと「ブレードランナー」的なイメージでしょ。ハズしてないな(もういまさらフジヤマゲイシャではない)。
個人的ツボは
・バッハ会長のスピーチ長過ぎ(後ろの人達が。。。)
・MISIAの歌い上げ
・森山未來センセイのダンスがお見事
・やっぱり重要ポジションは海老蔵センセイだった
・聖火にたどりつくまでに「ON」が登場して驚いた(なぜプロ野球?)
・入場行進の国の名前を書いたプラカードがマンガの「吹き出し」でナイス
・ドローンの「地球」が綺麗
・子供たちが頑張っていた
・カットした小山田圭吾と小林賢太郎の部分が全くわからない
・人間ピクトグラムが楽しかった(地下鉄潜りの部分で“が~まるちょば“?と思った)
・フランスの入場行進コスチュームに期待していたのにいまひとつ
・長かったよ!
。。。こんな感じですか。

そう、いつもフランスは素敵ユニフォームなのに、今回は印象薄かった!どしたん。
私が気に入ったのはアメリカ。若々しくご陽気。
一瞬、デニム?と思うほどのラフな上下。パンツもスリムで軽快。ボーダーシャツがおしゃれ。
今にも「ニューヨーク・ニューヨーク~!」とか歌って踊り出しそうです。
日本は相変わらず真面目過ぎるー思いましたが、アップで見ると素材は凝ってるのでしょうか。
各国見てると、Tシャツのみとか、男性の半パンスーツとか結構あるし、日本はもっと冒険して欲しいですね。

いろいろあり過ぎたけど、天皇陛下のシンプルな開会宣言を聞き、「ついにここまで辿り着いたんだなあ」と胸に来るものがありました。
この状況下でのオリンピックも、開催する意味があるのかな。
あるんだろうなあ★
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夏本番★

2021-07-23 | うぐいすよもやま日記
大阪は連日35~6℃の熱波が降り注いでますが、ひまわりの似合う季節になりました。
早朝から蝉の大合唱です。
朝ドラの音声ボリュームを上げないと聞こえない位!
「東京では暑すぎるから北海道で」となったはずの五輪マラソン。
ところが北海道で37℃って!
これも異常気象なんでしょか。

「女性が見つめる燃える金」展は、昨日からスペイン陶芸の船戸あやこさんが紹介されています。
華やかな色彩が、スペインの太陽と情熱を連想させますね★
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いよいよ五輪ですが★

2021-07-20 | お知らせ
いよいよオリンピックなんですね~。信じられないけど(笑)。体操が楽しみ。

コーネリアスこと小山田圭吾って、オザケンと組んでたっけ。そういえばブイブイ売れてましたね。
私がOLやってた頃の、流行りのミュージシャンつうか「時代の顔」でしたね。カリスマというか。
おしゃれで時代の最先端。バブルがはじけて、ちょっとだる~い空気感の時代。

でもその頃のサブカルチャーが、狂気とか鬼畜感に満ちてたとは、到底思わないですよ。
だから、あのインタビューを掲載していた雑誌の倫理観もおかしいけど、普通、芸能人って自分のインタビューは発売前にチェック入れるもんなのに、訂正もせず堂々と公言してたわけだから、「僕のスタンスはこうです。それが何か?(文句ある?)」なんじゃないですか。
彼がそれを貫き通すことが、彼の芸術制作と何かリンクしているのなら、まだ考えようもあるんですが、コーネリアスの音楽って暴力的でも陰湿的でもない(表層的なイメージが)。
どっちかというと「癒し系」「環境音楽系」だと思ってたので、不思議な気がします。

でも、癒し系のアートを作ってる人が、暴力的な思想を持ってたっておかしくない。
おかしくはないけれど、「俺は過去の暴挙を明るみに出しているけれど、今まではこれでやってきた。許されてきた。罪よりも才能が勝るから。だからオリンピック(の仕事)だって、大丈夫だろう」それぐらいの認識だったのではなかろうか。
それが意外な展開になって、それでもご本人は「いつか世間も忘れるだろう。それまで目立たずにいよう」と思ってるのかも。わかりませんが。

才能のある人、素晴らしいものを作る人が、罪を犯しているとわかったら、果たしてその創作物も「汚れたもの」となるのだろうか。
これ、近年ずっと言われてますよね。
難しいです。でも、ファンは悲しいでしょう。
私はコーネリアスとか(渋谷系?)好きじゃないから、どうでもいいことですが、ただ単に悲しい出来事だと思いました。
オリンピックに携わる人が全て、清廉潔白であらねばならない、というのは、ちょっと危険な思想で反対。
でも、限度というものがあるわ。
人格に疑問を持ったら、作品そのものもくだらなく見えてくる。
「才能をもてはやされてたけど、実はしょーもない人なのかな」となってくる。
うーん。

さて、前振りが長すぎました!
「女性が見つめる燃える金」展は、阿部京子さん・金継ぎ工芸作家の方が紹介されています。
海辺に住み、シーグラスを金で継いで。
まるで見知らぬ人の「思いのカケラ」を、大切に大切につないでいるかのよう。
この紹介されている、金継ぎの器も素敵ですねえ。
巻き巻き貝みたいなのが好き(笑)。
「思いのカケラ」を海で拾って、私も継いでみたいなあ★


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「ノマドランド」★

2021-07-18 | うぐいすよもやま日記
フランシス・マクドーマンドがアカデミー主演女優賞を受賞した「ノマドランド」。
4月の緊急事態宣言直前に、滑り込みで観ました。
感想を書きそびれていたので今ここで!

緊急事態宣言の影響もあるでしょうが、お客さんが一桁とは悲しい。
みんなもっと「文芸モノ」見ません?(「文芸モノ」という括りが適切じゃないけど)
漫画原作のアクションばかりでなく。
前評判通りカメラワークが素晴らしく、アメリカの荒涼とした大自然の描写に圧倒されました。
またそんな「荒涼とした大地」=「僻地」に、A⚪azonの巨大倉庫があったりして、モクモクと働く人たちの描写。とても現代的。
主人公の中年女性ファーンも、日雇いや季節労働でお金を稼ぎながら、トレーラーで移動します。「家は車」で、定住しないのです。
周りはそんなトレーラー仲間ばかりで、スペアのタイヤや工具もしっかり持ち、物や情報を交換しながら、アッサリとした絆でつながっています。「またどこかで会えたらいいね」ぐらいの。

ファーンには先輩格の女性の友達が出来ます。
もう、70歳過ぎ?ぐらいの「旅の達人」みたいなしっかりした人ですが(俳優でなく一般の人が演じているというから驚きます)、病に犯されながらも一人くじけず、孤高の境地に居ます。
夫を亡くし、思い出の故郷も振り捨ててきたファーンは、この先輩女性に大切な何かを学んでいるようでした。

また、トレーラー仲間の一人で何かとモーションをかけてくる?初老の男性の、入院をサポートしてあげたことがきっかけで、「僕と一緒に住まない?」と誘われます。
彼はその風貌から、あてどないホームレスかと思いきや、息子の立派な邸宅に自分の部屋も持ち、可愛い孫と遊ぶ「そこそこ裕福で幸せな人」でした。
家に招かれたファーンが美味しい手料理でもてなしを受けたり、彼と息子でピアノの連弾を楽しんだりしてるシーンで、レベルの高い生活を送ってきたことがよくわかる。
家族関係も良好で、息子一家は老いた父のガールフレンドを、温かく受け入れてくれようとしてます。
根なし草のファーンは、この男性から言わばプロポーズされているのに、黙って立ち去り、自分のトレーラーに戻ってしまいます。
かっこいい風来坊に見えた彼が、病気もあったからか「保守的な好好爺」になっちゃって、ちょっぴり幻滅したのか。
このまま一緒に暮らしたらわたし、この赤ん坊のお守りに付き合わされるのよね。。。(自分の孫でもないのに)
息子さん一家に気を遣いながら、ね。
ファーンの微妙な心理、わかるようなわからないような、いやわかる。

また、ファーンはトレーラーの故障でまとまった現金が必要になり、実の姉の家にお金を借りに行きます。
姉は優しくお金持ちで、「一緒に住みましょう」と熱心に言ってくれますが、ファーンは断固拒否。
また一人、あてのない旅に出てしまいます。

困った時に手を差しのべてくれる人がいて、自分でお金を稼ぐ力も持っていて、時々遊ぶ余裕も持っている。
束縛がなく気ままで良い人生に見えるけれど、ご主人も自宅も住んだ街も全て無くしたファーンの、底冷えがするような孤独が突き刺さります。
大晦日に小さな花火を買って振り回しながら、一人で「ハッピーニューイヤー」と唄うところなんか、涙が出てしまう。

マクドーマンドは映画監督のコーエン兄弟のお兄さん、ジョエル・コーエンの奥さんということで、これもオスカーを受賞した「ファーゴ」で面白い女警官を演じていました。
ファーゴ、めっちゃ傑作です。癖になるコメディ+サスペンスです。見て!
昔は美人女優だったのかもですが、オバサンの今は、さしづめ高畑淳子みたいな立ち位置なのでしょうか。
確か、「バーバー」にも脇役で出てたと思いますが、何の役でも、必ず「いい味出してる」印象的な人。
マクドーマンド一人の場面が続き他の人物の描写が弱く、ドラマの厚みに欠ける感じがし、正直「アカデミー賞?うーん?」ですが、最近のオスカーはエンタメより社会風刺作品に傾いてますもんね。こういう傾向、続きそう。

若者の時は「ノマド的」=「定住しない」生き方も楽しいけれど、身体に故障が出てくる中高年にはキツいわあ。
そんな現実的な感想が先に出てしまうなんて、自分が情けないというか(笑)。
見る人の年齢や状況によって、印象が全く違うであろう映画のひとつでした★
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リモートミーティング★

2021-07-15 | うぐいすよもやま日記
昨夜は「女性が見つめる燃える金」の作家さん14名と一緒の、リモートミーティングに参加してみました。
東京、大阪、金沢、福岡、愛知だったかな?
司会進行は展覧会を企画されたSさんです。
こんなに沢山の方々とリモート会議初めて。。。
緊張しまくってましたが、意外と始まったら楽しくて、途中でコーヒー飲んでる方を見て、私もワイングラス持ってきちゃった(笑)。
ああ、リモート飲み会も、悪くないのかも。若い人だけに流行るのかな?って思ってたけど。
仲間うちの飲み会なら、何飲んで何食べるのも自由だし。お金かからないし(笑)。
途中で歌い出すとか楽器を奏でるとか。踊るとか。
真面目な会議以外も使えるもんですね~と、実感した次第です。
もっとも、会社の飲み会だと上司に気を遣うかな。
でも上司が酔いつぶれても介抱しなくていいしセクハラもないし、案外良いかも(笑)★
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特別の夜★

2021-07-14 | うぐいすよもやま日記


ご近所さんから株分けしてもらった「月下美人」の花が咲きました。
↑これは7月12日の晩に咲いた二つです。咲くときはいつも突然です。



↑これは昨夜、7月13日の夜に咲いた二つ。

「双子」のつぼみが、二か所についていたのですね。
で、連続で花咲きました。
大体夜7時頃から膨らんできて、朝方はしぼんでます。
重くて下に垂れ下がっていたので、椅子の上に上げて撮影。

なぜ夜しか咲かないのだろう?
そして独特の芳香が、部屋中を漂います。
夜中じゅう香りに酔っぱらって、これでカクテルでもあれば最高★
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「女性が見つめる燃える金」展に参加★

2021-07-10 | お知らせ


大阪は難波で一緒に銅版画教室に通っていた頃の友達が、結婚で福岡に行ってしまいました。
大昔、バブル時代の話です(!)
教室のみんなで、一人一枚銅版画を提出して、ファイリングして彼女に「結婚祝い」として贈呈。
私も結婚のパーティに呼んでもらいましたが、ご主人のギター&歌披露?とかあり、実に楽しい宴でした。
そんな彼女と、幾星霜を経て福岡で再会。
私が福岡のデパートで個展をさせてもらっていた時に、見に来てくれたのでした。
今は母となっても、ぜんぜん変わんないもんですね^^
それからも時々やりとりをして、ある日、
「てのひら美術館というWEBギャラリーに作品出してみない?」
と誘ってもらいました。
てのひら美術館を運営してはるのは、福岡の会社なので、なるほど。
銅版画でチャレンジしてみたら、出品の14名作家の中に入れて頂いたので、ここにおしらせいたします。(ショップブログの方でも告知しています)。
「女性が見つめる燃える金」展

7月10日から「毎週お一人の作家さん」のペースで、作品紹介をしていきます。
様々なジャンル。音声解説か、動画解説です。
なので私も今回初めて、音声解説に挑戦!
動画はハードルが高かったのでまずは音声のみ(笑)。
さっそく今日から、ゼノビッチ美奈子さんという日本画の女性作家さんが登場しています。素敵な作品ですね。
みんな、メンバーは知らない者同士なのに、こうしてWEB上の企画展で集う、ってのも不思議。
「結婚して福岡へ行った元関西人」の友達は、「Aterier Keiko」名です。インスタをやっています。彼女は8月12日に登場。
私は9月3日に音声解説と作品が公開されます。銅版画額付きも併せて販売予定。
どうぞ毎週、楽しんでください!★
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にんじんの白和え★

2021-07-08 | うぐいすよもやま日記
消化に良いおかずということで、「にんじんの白和え」作ってみましたよ。
白和えなんて久しぶりやん。
作り方忘れてて思わずクックパッドの「水っぽくならない白和え」検索してしもたわ。
にんじんを茹でたお湯で豆腐も一分茹で、キッチンタオル(ペーパー)でくるんで水切り。
下茹でしたにんじんをもう一度、薄い白だし+みりんで似て味を染み込ませよ、とあるよ。
まあまあ上手く出来ました。ちなみに枝豆は母の好物ですが薄皮が消化出来ないので、薄皮とって極力柔らか茹で!どうなんでしょう。

私は窪田くんがCMやってるサッポロゴールドスタ~で枝豆です。
夏ですもんね★
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今日から復活★

2021-07-07 | うぐいすよもやま日記
今日は七夕。大雨ですが。

コロナでお休みになっていたストレッチ教室が、今日から再開になりました。
圧迫骨折でヨガを止めて、「ソフトエアロビクスがいいよ!」と聞き、やってみることに。
「ストレッチ講座」という名称ですが、ストレッチとエアロビクスとヨガ要素がミックスされた感じです。
久しぶりに1時間15分みっちりやって、自分自身の体を見つめ直す時間になりました。

母の病状に翻弄されて自分の時間が持てず、ストレスの多い日々。
焦るばかりでしたが、やっと少し「日常」が帰ってきた。
身体を動かして、歌を歌いたいな。
辻さんのパリ特番で、料理しながらご機嫌に歌ってるのを見て、「いいな」と思ったんですよね★
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ナゾの症状(4)★

2021-07-05 | うぐいすよもやま日記
母は退院しました。

「好酸球性胃腸炎の疑い」と「胃癌(初期)」で、自宅療養です。
今は病院からすぐ家に帰らず、「地域包括ケア病棟」でいったんリハビリ生活を送ってから、「もうやっていける」自信をつけて帰宅…というコースもあるそうですね。いろいろ聞いてきました。
でも先生は「お母さんは家に帰りたがってるし、訪問診療の先生が来られるまで、訪問看護で乗り切ったらどうでしょう」というオススメで、さっそく今日、訪問看護の方が説明に来られました。
ウチは肺がんだった父の終末期も、訪問看護・訪問診療・ヘルパーさん、総動員で自宅で看取ったのですが、今はさらにシルテムが複雑な感じ。父が亡くなってもう10数年経ちますが、その時はまだ母も元気で私と力を併せて「介護スタッフ」してました。
しかしその母ももう90歳で、私もアラ還。掛川の姉に帰ってもらい、退院後の母の週末3日を二人で看ます。やはり一人体制はキツい。二人だと天と地ほど違うなー。
「家」が若い時、私は幼い子供で、父も母も若くて、いろんなことがありました。
「家」もいつしか年をとって、私が幕を閉じる役目なのかな。
「家」って面白いね。いつか終わりが来る。それもアリかな。

なぜ胃腸炎が治らないのだろう?私が母に食べさせているものが駄目?
どこかにバイキンが入ってる?
お粥でも駄目ならもう、どうしたらいいのかわからない。
しかし病院療養のおかげか、吐き気と嘔吐と「どうしようもないしんどさ」は一応、止まったようです。
その代わり前にはあまりなかった腹痛が。
でもこれは、「冷たいものを避ける」「食べる量を守る」を徹底すると回避できるみたいです。
ジュースでもゼリーでも果物でも、冷蔵庫から出して30分以上おいておく。常温にしておく。
これが大事(!)そして食べ過ぎない。家にいると食べものが沢山ありますから、ついつい食べてしまいます。それもNG。
栄養士さんにもらった食品表で、「消化しにくいので食べない方が望ましい」ものとして。
・たけのこ、ごぼうなど繊維の多い野菜
・キノコ類、海藻類
・こんにゃく
・皮のついた豆、炒った豆(薄皮が消化できない)
・ナマもの(刺身など)
・玄米や雑穀
・コーヒーや緑茶などの嗜好品、辛い香辛料、カレーなど
・揚げ物
・肉の脂身、脂分の多い魚
・たこ、いかなど
・極端に熱いもの、冷たいもの。アイスクリームなど
こんな感じ。握りずしが大好きなのに、サヨナラかあ~。
結局、母は特定の食品アレルギーは検知されず。だから好酸球が何にアレルギー反応を起こしているか、謎のままですが、胃癌の初期もあるし、胃腸を刺激するもの、消化しにくいものはNGというのはわかりました。
「90歳で一般の人と同じものをバクバク食べてたなんて!それが不思議というか奇跡的ですよ!」
と言われてしまいました。
家族というものは、あんまり毎日一緒にいるから、端から見たらおかしいことでも、全く気付かないものですね。
私も母が後期高齢者である認識が薄かった。
かといって老人扱いしたくない。
子供っていつまでも親には「親」で居て欲しいのではないでしょうか。
自分を守って、導いてくれた、「自分より上」の人。保護者。
「親でない親」を見るのは、つらいものです。
だから家族の介護は、難しいのです。
他人だったら、「家族の歴史」は関係ありませんから、仕事としてクールに介護できる。
でも複雑な気持ちです。
ともあれ、痛いのはかわいそうだから、母が苦しくなければ私はそれでいい。
ひたすら「痛いの回避」「苦しいの回避」それがテーマでしょうか。

ともあれ「好酸球性アレルギー」の病気が、この世にポコポコ出てきてることを知って欲しいし、私も知って良かったのかな。「潰瘍性大腸炎」みたいな。
母は「普通の胃腸炎」の薬をもらって服用していますが、さてこれをどこまで飲むのか。いつか飲まなくていいようになるのか。そして症状は出るのか出ないのか。
また書く機会があると思います★


コメント (2)
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ナゾの症状(3)★

2021-07-01 | うぐいすよもやま日記
市民病院は駅直結ビルに移転したばかりで、昭和の古臭~い狭~い暗~い病院イメージから180度転換。「流行りの大病院」と化していました。
救急外来でまたまた検査の2時間をずっと廊下で待つ。
次から次へとストレッチャーに寝かされた患者さんが行きかい、ほんと病院って忙しい。横の初老の男性は娘さんが膀胱炎で倒れはったのかな(話が聞こえてきた)。ほどなく娘さんのダンナさんがやってきて、舅と婿で心配そう。
右の女性は、お母さん?が大学病院へ転院ということで、親族へ携帯電話。その横のおじいさんは、嫁が倒れたので付き添ってきたけど、嫁のダンナ(自分の息子)の携帯番号がわからず連絡に困ってる。

さて母の検査結果はまたしても「特に異常なし(緊急性なし)」なのでした。
「心配だったら明日、外来の消化器内科で胃カメラを飲んで、異常が見られなければ帰ってもらう。異常があれば入院となります」と救急外来の一番偉い先輩格とおぼしき先生がおっしゃいました。
医師はジャニーズみたいな若い男の先生が3人居てて、後輩?のお二人は控えめにしてらしゃいます。
先輩格の先生でもまだ30歳にもなっていないかのよう。
胃カメラを受けないと、とにかく入院させられない。
そこかー。
母は前にエライ目にあったせいか、「胃カメラやるぐらいなら死んだ方がまし」なのです。
「寝てるうちにあっちゅうまに終わるって。今は全身麻酔だよ」
と言っても無駄。やらないといったらやらない。
先輩格の先生に
「お母さん、歩けてるし、元気ですよ。胃カメラやらないからここでもう終わります。帰ってください」
どうする私。母は「もう帰る。もう元気になった」と勝手に騒いでます。
困っている私を見て、後輩ジャニーズの一人が助け船を出してくれました。
「胃カメラやるやらないは明日決めるとして、とりあえず明日朝一番(9時)の胃カメラ予約入れましょうか?その場で“やらない”で、問診だけでもいいですから」。
おかげで決着がつき、予約して帰宅することになりました。
しかしね。先輩格のセンセイの
「これぐらいで入院なんか、させられませんよ。だったら世の中のみーーんな入院になっちゃいますよ!」
という言い方はね。ひどいよ。許せんよ。てめー。
苦しみ抜いてるから来てんだよ!バッキャロー。
救急外来のセンセイって、なんでひどい物言いの人が多いんだ。

失礼しました。ひどい口調になりました 普段病院と縁が無いのでストレスフルな私。
帰宅後の晴れた夕方。心地よい風が風鈴をチリンチリンと鳴らしてる。
母は元気になり、なんとベランダの洗濯物をとりこんでいます。朝顔に水やったりしています。
何事もなければ、のどかな初夏の夕暮れ。
あー。
何事もなければいいのに。
何事があるから、苦しんでるのよ。

もう、何を食べさせたらいいのかわからない。
水分だけだと、母は比較的元気に見えます。夕食は何も食べさせませんでした。お茶だけ。
明日、病院には行かず胃カメラキャンセルして、家で水分だけで様子を見ようか。。。
もう一度聞きます。
「胃カメラ、飲まない?」
「いやいやいや。もうそんなことしなくていいよ」。
「じゃあどうする?また吐いても知らないよ?」
「もう大丈夫よ」。
「今朝、H先生のところで点滴中に吐いたの、覚えてる?」
「覚えてない」。
「今は、どこから帰ってきたの?」
「どこだろうね」。
こんな調子。

悩んで眠れない。どれが良い選択なのか。母をだましてやはり市民病院に行くべきか。
朝まで悩みに悩んで早朝に、看護師の友達(高校の時の同級生です)にラインで聞いてみました。
「水だけで90歳の高齢者が一日過ごすって、危険かな?どう思う?」
私は彼女の紹介で「在宅クリニック」の女医さんとの契約を予定していました。
看護師の友達もお父さんの介護をしていて、この女医さんに訪問で診てもらってます。
「いい先生だよ」とのオススメでしたが、契約前の患者が相談してもいいものだろうか。どうしよう。
友達は「先生、優しいから何かアドバイスしてくれるよ!思い切って電話してみたら」と。
なので7時半に電話で相談してみました。
「素人判断は危険。水分のみで点滴もなく1日自宅で様子を見る、というのはお母さんの場合は危険だと思います。早く市民病院に連れていきカルテをもらってくれたら、私はそのあとを引き継げます。カルテが無い限り出来ません」。
先生のお話で決心がつきました。母に「単なる診察だからー」と言って、すぐにタクシーに乗る準備。
以外にも母は素直に行ってくれました。そして予約した9時に消化器内科へ。
担当の先生は「1~2週間ほど入院して回復した方がいいかな。胃カメラ飲めますか?」「大丈夫です」というやりとりで、めでたく母は胃カメラ検査となりました。
あんだけ嫌がってたのに なぜすんなりと~
前の晩、私は母が見ている前で、台所のフローリングに突っ伏しました。
「お母さん。もう私は疲れたよ。なすすべが無いよ。お母さんがいくら辛くても、胃カメラ飲まないとどうしてあげることも出来ないのよ」。
本当に疲れていました。もう「どうにでもなれ」。
その訴えが効いたのか、母も協力的になり、胃カメラ後もスムースに何種か検査。
ああ助かったー。大きなヤマを越えた。
ところで今の病院って、コロナで患者と家族は基本、面会出来ませんよね。
でも、この外来の検査って、車椅子に乗せてる母をあちこち連れ回して検査コーナーに運ぶのは、家族である私(家族が同行してない人は、もちろん看護師さんが車椅子押してくれます)。
病室面会は出来ないのに、検査室には外部の者(私)は中に入りまくり。菌をバラまいてるような。それでええんか?(謎)

検査結果では胃の入り口あたりに初期の胃癌が見つかる。でも初期なので問題なし。
「お母さんの嘔吐と気持ち悪さはこれ(胃癌)とは関係ないと思いますねえ」。
ではなんなんでしょう。謎のまま、とにかく衰弱してるから点滴と静養でいきましょう。
やっと点滴まで来たわ。
昔はちょっと体力落ちてへばってたら、すぐにお医者さんは「点滴しましょ!」だったのです。
実際点滴してシャキンと元気になり、食欲も出て、風邪から回復!って多かった。
でも現代は、なかなか点滴ってしてくれないのかな。いつまでも昭和感覚なのね私。

お昼から入院して、「胃潰瘍の人の治療食」コースとなり、絶食→五分粥→全粥→普通のご飯→普通のご飯+おかず→パン+おかずなど、日に日に食事量は増え、担当医から「元気に3食食べておられますよ~」と明るい報告が。
信じられん。あれほど毎日「気持ち悪い」「しんどい」を連発していたのに、入院してからは一度も気持ち悪くならず、嘔吐も無い。
やっぱり点滴には薬も入ってるし、食事も考え抜かれてるから、違うのかなー。
その後、自分でテレフォンカード的なものを買って公衆電話をかけてくるようになりました。そんな元気があるのね。それもびっくり。

ということで、先日担当のお医者さんから説明があったのですが、「血液検査の中で“好酸球”だけ値がとても高い。これがもしかして原因ではないかと」。
「好酸球」
そういえば、「かかりつけ医院2」での血液検査でも、救急外来の検査でも、好酸球の値は突出して高かった!
なんぞ好酸球。そんなの聞いたことないです
それに、「かかりつけ2」の先生も「高いけど。。。だからどうかと言われてもねえ。。。」と曖昧でした。
最近、国の指定難病になったようです。安倍さんの潰瘍性大腸炎みたいな。
ググッてみると、数は少ないながら好酸球アレルギーの人がブログを書いてはるので、食い入るように読みました。
とても母の症状に似てる。腹痛はあまりないけど。吐くのが。
ツィッターで見ても、最近「好酸球性胃腸炎と言われた」とつぶやく人の数が増えているようで、現代病かもしれません。だから治療法も確立されてないし、困ってる人が意外に多いのかな。
母も「こういう病気です」と断定されたわけではないですが、「これが原因(かな?)」まで、や~っと来ました。
そうです。それが知りたかった。
「どこも悪いところありませんよー。帰ってください」
これが一番腹立った!(続く)
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ナゾの症状(2)★

2021-07-01 | うぐいすよもやま日記
(お食事中の方は、読む際にご注意ください)
個人の消化器内科クリニックでH先生からもらった薬の方が、効いているのかな?感はありました。
診察から帰宅後に二回また腹痛と吐気がありましたが、「ストロカイン」という「とんぷく」のおかげなのか、ほどなく治まり、ガーッと寝てくれました。
「ストロカイン」の説明では「一時的に胃に麻酔をかけて苦痛をやらわげる作用」とあり、副作用として「吐気・腹痛」も書いてあります。
吐気と腹痛の薬なのに、副作用が吐気と腹痛って(!)
でもどんな薬でも副作用があるから普通だよ、と言われてしまいました。仕方ない。

薬を変えて逆流性食道炎(的)対策もバッチリ。食事は相変わらずの「消化に良いもの」だけ。極端に熱い・冷たいものはNG。そして毎日規則正しく食べる。
6月14日からは「普通のご飯が食べたい」というので通常ごはんに。量は控えめで。
おかずは野菜を煮たものとか具沢山味噌汁とかスープとか。肉類は避ける。魚はタラとかサワラとかあんまり脂身の無さげなものを蒸し焼きにして、一切れの半分ほどの量からスタート。
あと、豆腐と卵は定番タンパク質として。「卵とじうどん」は必ずウケる笑。
母は私が作る「梅干しとキュウリと塩昆布の漬物」が好きだったのですが、もう、ほんの少しだけしか出しませんでした。この3点とも「消化悪し。酸強し」食品なのよね。慎重にチョビチョビずつ。
飲み物は姉の助言で「緑茶より番茶系」を。あと「OS-1」をまとめ買いして1日1本(500ml)は最低飲むこと。
脱水症状で出ていく水分と塩分・糖分を補うには、ポカリスエットよりOS-1の方が断然いいよ、と。これは姉のお友達の看護師さんの助言より。OS-1ってゼリーもあるから、間食としておおいに助けられました。
何故なら、母はしょっちゅう「お腹が空いた。お腹が空いた」と訴えるのです。
まあ認知症の常で「今、食事をしたことを忘れる(食べたのに食べてないという)」パターンが出始めたのですが、実際私が食事量を控えめにしてるから、そらすぐ空くよね。がっつり食べた気にはならんわなー。
ネットで見た「いっぺんに沢山食べさせると消化出来ないので、少量で、回数を多く、小刻みに出す」方針は、なかなか大変でした。
ナマの果物は避けて缶詰の桃とかぶどうとかをほんの少し、果物ゼリーとOS-1ゼリーのミックスに混ぜる。あるいはりんごのすりおろし(昔懐かしいですね)。葛湯。わらびもちほんの少し。食事と食事のあいだの「つなぎ」はもっぱらこんな感じでした。あんなに柑橘類が大好きだった母に甘夏とか出せないので気の毒でしたが、桃の缶詰は大好きなのでまあいいか。
H先生からすすめられた「エンシュア」というネクターみたいなドロリとしたジュースは、もんのすごいカロリーで栄養補給に良いそうですが、3回ほどで母NGとなり止めました。バナナ味、私には美味しいよ。
H先生からは、やたら栄養補助食品(サプリ?)をオススメされます。ウチはサプリ系に無縁な家なので、急に受け入れられんのよね。

1週間ほどは順調でもう、夜に気持ち悪くなることも腹痛も出ませんでした。
ついに!回復傾向に!?
でも私はずっとOS-1は飲ませていました。なぜならお通じが通常にならず、相変わらず下痢のまま。水分補給は時節柄必要よね。。。下痢してたらなおさらよね。。。
人間ってこんなに長いあいだ下痢でも大丈夫なのだろうか。母は「お腹は痛くない」と言います。お腹は痛くないのに2日に一度ぐらいのペースで下痢。なんでや。

6月21日月曜日。気分も良いようなので「泌尿器科へ薬もらいに行ける?」と聞いてみました。「バスにも乗れる。大丈夫」ということで一緒に。
1ヶ月に一度、頻尿の薬をもらうため診察に行きます。駅前のクリニック。ここで母のコロナワクチンを打ってもらう予定でしたが、予約日6月11日がちょうど臥せっている日だったので、無念のキャンセルなのでした。
調子は良く帰りのバスも大丈夫。冗談を言う余裕もありました。
帰宅後はランチタイム。ここで私が「巻き寿司」を出したのがいけなかった!
余りに母の調子が良いので、もうイケるか?と思い、クリニック帰りにスーパーで好物のお寿司を購入。もちろんサカナ系は避けて、かんぴょうとか卵焼きとか入ってるタイプ。これを2個ぐらいならいけるのでは。。。と思っていたら、私が台所で洗い物してるあいだに、母は4個食べちゃった(笑)。この間10分も無いよ。
一気に4個巻き寿司食べちゃったら。。。胃がびっくりしてヤバイ。。。やってしまったかな~。
案の定、すぐに吐いてしまいました。朝から食べたもの全部。でも全然消化出来てない。そのまんま。
ということはやはり消化吸収してないんだよね。。。
吐いてる間に何度もトイレ。この時だけは下痢でなくなぜか通常の便が出た、と母の申告。まあいいや。お通じあったなら(ついに下痢が終わるのか?)。
とんぷくを飲ませて、1時間ほどえんえん苦しんだあと、ガーッと朝まで爆睡となりました。とんぷくもすぐには効果ないんかなあ。この間は効いたのに。水分補給を呼びかけましたが「飲みたくない」というので起こしませんでした。

翌朝、6月22日はすっきり起床。もう今日は何がなんでもお粥!お粥お茶碗に半分とお茶のみ。
1時間半後に空腹で葛湯。美味しそうに食べる。
お昼は柔らかく煮た卵とじうどん。一人分を私と半々で分けます。
この日は寝込んでなくて起きてました。ウチの母は縫い物が趣味なのでしょっちゅう布をいじって何か作っています。最近はあまり本もテレビドラマも興味無くなったのか、残る趣味は縫い物のみ。
午後3時半にまたまたお腹が空いてたまらんーという訴えで、マンゴープリンと桃の缶詰2切れを出しました。
マンゴープリンは前も2回出して大ウケしたのよね。もちろん常温近く戻してある。食べても気持ち悪くもならなかった。安全ゾーンのはずでした。
そして5時ごろまた空腹となり、おやつ2回目は「りんご1/8個分を細かく切ったもの+ゼリーひとさじ」それに蒸しパンほんのひとくち分。
んで、食べ始めて数分で「気持ち悪いー」となり、またまた嘔吐。今度はマンゴープリン以降のものがまんま出ました。やっぱり消化してない。
とんぷくを飲ませて1時間ほど苦しみ、その後はガーッと寝る。昨日と同じパターン。うーん。

もう回復かな!と思っていたら、私の出した巻き寿司のせいか(?)また振り出しに戻ってしまった。すみませんお母さん。注意力が足りなかったなー。
正直もう私は、ワケがわからなくなっていました。何を食べたら吐くのか。
巻き寿司は失敗としても、マンゴープリンを出した日は、吐く原因となるものが無いよ。マンゴープリンがいけなかったのなら食べてすぐ吐くはずだけど、具合が悪くなったのはリンゴを食べた直後。リンゴでも駄目?

翌6月23日に、またまたH先生の消化器内科クリニックへ連れていくことにしました。
この朝はおかゆ少し、お茶少し、OS-1少し。
比較的母の気分は平常に戻っていたので、自分の足で歩いてタクシーに乗り込むことが出来ました。
H先生の見立てはやはり「うーーーーん」。「わからんなあ」。
とりあえず薬がもうなくなるので、1ヶ月分の薬追加と、お願いして点滴をしてもらうことに。
この二日ほとんど食べてないからフラフラのはずだけど、それにしては元気?でも明らかに栄養摂取不足なので、先生に事の顛末を話したら「まあいいか」点滴OKとなりました。
診察室の奥に綺麗なVIPルームみたいなスペースがあり、高そーなソファが。あれ。このソファで座って点滴?
「いえ、リクライニングになるんです」。ぐーんとベッド状態になり快適に点滴開始。

最初の10分位は順調でした。またまた冗談を飛ばす余裕がありました笑。
しかし点滴が半分ほど来たところで、「気持ち悪い~」コールとなり、あわてて看護師さんに袋を持ってきてもらう。激しく嘔吐。この時も思いましたが、「吐き方が激しい」。ずっと最初っから、体の奥底から「苦しいー」って感じで。引きます(大量に血を吐きそうなイメージです)。
吐いてしまったら少し楽になり、点滴が外れて腕を変えました。あともう少しだから最後までいくか。でなんとか点滴終わりかけで今度はトイレ。猛烈な下痢で3往復。
今度も胃の中スッカラカンになってしまった。母には悪いけど、H先生に遂に「苦しんでいる現場」を見せることが出来たので、「先生!こうなっちゃうんです!」と訴えることが出来ました。
H先生はあわてて「心電図を撮ります!」。もう午前中の診察が終わった診察室で休ませてもらうことに。なぜ心電図?
心電図はところどころ不整脈が見られるものの、緊急性は無し。結果が出るまで待つ間もずっと母は「しんどいー。しんどいー」を連発。
今回はかなりの苦しがりようで、
「もう、首から下を切って捨てたい。それぐらいしんどい」という表現をします。
「痛い」ではなく「しんどい」なのです。
「吐いたら楽にならなかった?まだ残ってる?」
「吐いた分は楽になったけど、胸に気持ち悪いものが詰まってる感じは治らない。だからしんどくてたまらない」。

看護師さんが気の毒がって背中をさすってくれます。ほんまにここのクリニックの方々は皆さん親切丁寧です。
私「いつもこうなるんです」
看護師さん「これは。。。先生に頼み込んで入院させてもらった方がいいですよ」
私「でもなかなかさせてくれないんです。検査で異常がないからって」
看護師さん「うーん」
私「もう、なすすべが無い感じなんです」
看護師さん「うーん。。。。」←いつも結論はココ。

H先生に頼み込んで紹介状を書いてもらい、午後からウチの市ではメジャーな市民病院に行くことになりました。先生の打ち込むパソコンを後ろから見ていたら、「入院して治療を要する」とあるので、私はこの時点で「やっと入院出来る。治療してくれる(はず)」とかなり安堵しました。
嘔吐と下痢からもう1時間は経過したせいか、母はやや回復してきました。
クリニックが呼んでくれたタクシーに歩いて乗り込み、市民病院へ急ぎました(続く)★
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