上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

ホタルブクロ★

2024-07-30 | うぐいすとお仕事




これも、「夏への扉」初日にお嫁にゆきました~。個人的に気に入ってます
直径10cmで厚さは3mmほどなので軽いです。クッキー型のようで、コースターのようで、小さなモチーフで“可愛いシリーズ”として描きたいなあと思いました。
ホタルブクロは初夏によく見かける花で、どちらかといえば「道端の雑草」扱いですが、形が釣り鐘のようで、薄いピンク色もはかなくて可憐。
花の中に蛍が入ったら、提灯のようにポオッと光るから「ホタルブクロ」と名付けられたのでしょうか。
夏の夕暮れが似合う花です★



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あじさいの家★

2024-07-28 | うぐいすとお仕事




ネットギャラリーに2つのトールペイントをアップして販売する予定でしたが、パソコン不調で月曜以降にアップします。
今日は「夏への扉」展初日に、お客さんに買っていただきました「あじさいの家」をご紹介。
23センチの大きなハート型で1センチの厚み、まあまあ重いのですが金具を2つつけて、手芸用コード(紐)を通しました。裏にも小さなイラストと言葉、サインを描いています。

雨上がりは必ずといっていいほど、虹があらわれますね。
雨に濡れたあじさいが陽に照らされて、キラキラして。
青紫と緑の葉のコントラストが好きで、あじさいは何度描いても飽きません。
あじさいの茂みの中に不思議な家があって、小さな猫が住んでいます。
外で遊べる、嬉しい昼下がり★
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トキオナさんにも寄りました★

2022-10-18 | うぐいすとお仕事
アートカクテルギャラリーの各賞の結果は、「World展」特設サイトの「AWARD」からご覧頂けます。
いろんな賞があって、作家さんにはとても励みになると思います。私の好きなあの作品も。。。なんてちょっと喜んだり。私は自分の作風とは全然違う方にも投票しました。
ギャラリーの方に聞いたのですが、「SOT COFFEE ROASTER賞」は、天満橋と谷町四丁目の間にあるコーヒーショップのギャラリーにて絵を展示してもらえるようで、このお店は宝塚の仁川にも新しく出店されたとのこと。おしゃれなコーヒーSHOPだなあ~とHPを拝見しました。
「オーディエンス賞」の10人には、グループ展参加の副賞があるそうなので、こちらも楽しみです。
コロナと母の介護で、展覧会を開こうにも、どうスケジューリングすればいいのか?とても悩んでましたので、こうして機会を与えてもらい、作品を直に見て頂ければ幸いです。
また展覧会日程など決まりましたらここでお知らせいたします。


さて南森町から少し商店街を南下して、ちょうどアーケードの屋根がなくなったあたり、つまり天神橋筋1丁目に「カフェ トキオナ」があります。
前は地下鉄天満橋近辺にあって、何度か通ったのですが、なんと移転してパワーアップ。
前の店よりさらに昭和レトロ度が増し、なんとも落ち着く素敵な空間に。


SNSで見てたらプリンアラモードが評判なので、コーヒーと一緒に。
いや~美味しい。カラメルの焦げが「苦い甘い」で。これや。昭和のプリンやで
小さいのですがしっかり甘いので、ゆっくり頂きました。なんつうか血糖値が急上昇しそうな感がありました(笑)。私は血糖値気にしなくていいんですけどね。
時間がなくて2階には上がらず、1階でしたが、店の奥の扉のガラスから、緑が見えました。
店員さんが開けるたびに、少し風が入ってきます。中庭なのかな?
いつまでもまったりしていたくなる、素敵なカフェです★
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新作に込めた想い★

2022-10-02 | うぐいすとお仕事

ロシアがウクライナ東部と南部の4州を併合したということですが、勝手に「これ、俺のもんだから」とホザいてるに過ぎないことは明白で、呆れてしまう。クレムリンの豪華な調印式がうすら寒くて、あれを生中継するNHKも大丈夫なんだろか。国をあげての詐欺犯罪である意味ヒットラーよりひどい。
召集令状が嫌で国外に逃げ出すロシアの人たちを、責めたり笑うことも出来ないなと思います。自分の身に置き換えてみたら、徴兵拒否して海外で生きるか、物言わず粛々と国内で生きるか。選択肢はそれしかなく、脱出するにはお金や仕事の技術が無いと無理でしょう。私なら…あきらめて粛々と過ごすだろうか。どうだろう。

アートカクテル「World」展に出しました「Watermelon, waterplanet」は、ロシアのウクライナ侵攻がどんどんひどくなる春から夏にかけて作ったので、プーチンへの怒りをどう落とし込むのか、何枚も下絵を破っては捨て破っては捨て、と苦しみました。「悲惨」や「怒り」は、一周グルッと回ると「お笑い」ですらあり、「滑稽」です。
地球のある場所では、「水の星・地球」の恩恵を存分に受けて、海辺で遊ぶ人や大漁の魚を売って生計を立てるひとがいる。海は美しく町は栄え、そこはまるで永遠の楽園のようです。
でも、その(地球の)裏側では、砲弾に焼かれ黒焦げの人や建物、破壊された町で飢える人、干ばつで死んでいく人、などなど楽園とはほど遠い現実があるのです。
宇宙から見ればこんな小さい星の中で、ある者は幸福にほほえみ、ある者は悲しみに暮れる、自然災害ならばある程度の仕方なさはあっても、人間が起こす「戦争」は、愚かの極みというしかありません。

この美しいwaterplanetに生まれるという幸運を得たのに、わざわざ人を大きな「苦」に陥れる愚かな男、みすぼらしい男、プーチンを「地球を内側から食いつぶす」者として描きました。彼は柔道をやっているというので、その胴着もつぎはぎのボロです。もはや柔道の精神に反しています。
絵をひっくり返すと、下半分はヨーロッパになっています。キーウ周辺では炎があがり、ウクライナの小麦が適正に輸出されないことで、困る人が助けを求めています。
折しもパキスタンの大洪水とか、アフリカの干ばつ、フロリダの巨大ハリケーン、日本の集中豪雨による河川の決壊などなど、地球温暖化から来るとみられる自然災害、そしてもちろんコロナ。
美しい水の星に生まれ、幸せを享受してきたけれど、今、私たちは困難にぶつかっています。

やっと構図がまとまり、なんとか完成できて良かったです。
「なんで“すいか”なの?」と聞かれましたが、すいかって、地球に似てません?水をたたえた大きな球。叩くとパンパンっていい音がして、中身は幸せいっぱい詰まってる。あの種は、まるで星座の星です。いや単に真夏に毎日のようにスイカ買ってたから、だけなのかもしれませんが。
アートカクテルギャラリーのHP特設サイトの「アーティスト」からも、プロフィールに加えて作品画像が見られるようになりました。
今回は、各作家さんたくさんの「思い」を、文章にして添付しています。
併せてお楽しみください。そして会場でもWEBからでも、好きな作品・気になる作品に投票できます。
特設サイトの「VOTE」から、投票フォームに飛び、三つの作品をお選び頂き、好きな理由・意見などを書き込めます。投票は15日までと期間限定ですが、ぜひご参加ください。

あなたにとって「World」とは?
地球?日本?自分の心の中?★
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オンライン販売★

2022-09-29 | うぐいすとお仕事


引き続き展示のようすを。昨日、ちょっとのぞいてきました。





ギャラリーには、「ポートフォリオ」をご用意しております。
各作家の仕事の画像・歩みを、ファイルにまとめたものが「ポートフォリオ」です。
今回はポートフォリオ提出必須なので、私はナマの版画を貼り付けて一冊に綴じました。
たくさんあるので、自分の好きな作家さんの一冊を探して、お楽しみください。



私は赤い女性の裸の彫像が気に入りました。
生命を産み出すのは女性の身体。。。生命の象徴だから真っ赤なのかな。
「world」といっても様々な解釈があり、想像の翼が拡がります。
いつまでも見ていたくなります。

本日からアートカクテルHPの公募展特設サイトに、オンラインショップが開設されました。
10月2日(日)の正午から販売可能になります。
ギャラリーにお越しになれない方も、画像をじっくり見て頂きご購入出来ますので、多彩な作品たちをお楽しみください!
私の作品は「Watermelon, waterplanet」といいます。
公募展規程で小さい額に入れており、マットはなし。
展示時間中はアートカクテルの委託販売扱いとなりますが、企画展後に自分のネットショップでも販売します。
委託販売の額装よりひとまわり大きい額に入れマットもつけて、と考えています。
委託販売はギャラリーさんに販売手数料が入りますので、自分のネットショップで販売する価格より高くなります。そこは何卒ご了承ください★
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大野城市、また来るぞっ★

2022-06-27 | うぐいすとお仕事


二年半ぶりの関西脱出で、とにかく留守中に母がちゃんと過ごせているか、事前段取りが肝心なのでした。お隣さんにもお願いして、姉に昼夜と電話入れてもらい、夜遅くに帰ってきたらもう私が福岡に行ってるなんて忘れてるんですこれが。
今、私はマンションの自治会役員をしているので、その会合で集会室に行ってると思っていたようです。紙に書いておいても読まない人だし!
まあちゃんと食事も水分も摂ったようで安堵。ただ、これ以上暑くなると自分でエアコン調整出来ない人なので、難しいかなと。

大野城市というところは、博多から快速で10分位のところで、日本最古の山城跡がある、と資料にありますよ。市役所の隣にまどかぴあとふるさと館があって、市民憩いのスペースなんですね。ただ、まどかぴあはリニューアル中で、工事現場の中に図書館とホールとカフェだけ開いてる状態なのでした。だから全然写真ありません(泣)。



そんな中で二階のフルーツカフェ「TOKIO」。
九州に来てマンゴー食べない理由はありません。様々なフルーツサンドの中でも一番お高いマンゴーサンドでしたが、めちゃ美味。カットフルーツの全ての果物が美味しい。
これだけではランチにならないけど、マンゴー食べられたので良し。



41点の版画作品は撮影不可なんですが、出品者だけは撮影オーケーの時間がありました。勉強のために撮影しまくりでしたが、SNSでアップ可なのは自分の版画だけなので、私も自分の「ミナトマチ38番館」を。皆さん規定の1m四方ギリギリサイズの方も多く、こういう場所ではやはり大きい方が映えます。私は自分のプレス機で刷れる最大サイズ(30×42cm)に近いんですが、これからは大きい作品にもトライしたい。



これはホームページに掲載してあるお写真なので大丈夫かな。
こんな感じで、審査員の先生方と出品者で、ひとつひとつ作品を囲みトークタイムが一時間ありました。
普通、ギャラリートークって、偉い先生か学芸員の方が壇上で喋って、観覧する人は黙って座ってるだけですが、入賞者のみならず入選の人でもみんな講評してくれるのはすごいなーと。
おかげで私も、版画の本で見るだけだった池田良二先生や、池田満寿夫氏の奥さんで名誉館長の佐藤陽子さんと直接おしゃべり出来ました。生きてるうちにそんな事もあるんですね。

全体的に、大阪の版画展で見る作品より、骨太で力強いものが多いような印象を受けました。やはり九州からの出品が多いから?(そうでもないか) 一番多いのはやはり東京都からの応募。関東は版画工房も美術大学も多いからかも、ですね。
版画は様々な技法があるのですが、皆さん技術的にもレベルが高く、かつその人のパーソナリティーがしっかりと表現されていました。すごいな、思いました。
ただ審査員の先生が「若い人もけっこう多いんだから、もっともっと大冒険したものが見たい」と仰ってたのが印象的で、ここの初代館長だった池田満寿夫さんも常にアグレッシブな作家でしたね。そういう意味では、今は「社会を揺るがすような」画家ってなかなか出てきてないかも。
いや、大スター的な作家が出ないというよりも、SNSで誰でも作品を発表出来るようになり、よりマニアックというか、人々の嗜好が細かく分散されていってるように思います。
「版画」という観念が、一時デジタルに傾き、じゃあデジタル写真も版画なの?ということになって混沌とする。。。そんな時期がありましたが、今回はデジタルがあまりありませんでした。昔ながらの、直接版を彫り紙に写しとる技法。伝統を踏襲しながらも、新しい何かを感じさせてくれるもの。時代の一歩先をいくもの。
そんなものが求められているのかもしれません。

私は「めちゃめちゃ楽しんで作っているでしょう?」と先生に言われて、というか評価のポイントがそこしかない(笑)。全然、芸術的な高尚なお話にならないので、もうこのお笑い路線で
突き詰めて、好きにやっとけ、ということでしょうか。
技術的に進化しないといけないのはわかるんですが、ユーモアはなくしたくないな。
私が好きなフランスの銅版画家の女性がいるんですが、ヒトコマ漫画みたいにクスッと笑えてチャーミングなんです。そこは外したくないですね。

ホールで表彰式が行われ、参加した一人一人、壇に上がり祝福して頂きました。大野城市長や福岡県美術連盟の方も来賓で来られてて、立派なお式でした。
審査員の方々の言葉も良かったのですが、作家さんそれぞれの魂と触れることが出来、やはり芸術はナマでこそ、無理くり福岡まで来て良かったーとしみじみ感じ入る私でした。



作品写真が載せられないので。まどかぴあの外観だけですが。作品展見ごたえあります。ぜひ会期中にご高覧ください★
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久しぶりの版★

2022-06-20 | うぐいすとお仕事


先日、あるお客様に「蓮の涙」という版画を買って頂いたので、在庫が0に。
ものすご~く久しぶりに刷りました。
インクが固まってたので新しく作り直して。
この版はちょっと刷り方にコツがいるのですが、その「カン」を戻すのに、一時間もかかってしまいました。



蓮の緑色を綺麗に出すように。気を抜いてるとインクが上手く出ません。
三枚位刷ると、だんだん感覚がよみがえってきます。



これで刷れました。
一枚一枚慎重に。

そういえば蓮の花が開く季節です。
蓮の花が開くのは「夏至」の頃。
いよいよ初夏が加速していきます★
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久しぶりの版★

2022-06-20 | うぐいすとお仕事


先日、あるお客様に「蓮の涙」という版画を買って頂いたので、在庫が0に。
ものすご~く久しぶりに刷りました。
インクが固まってたので新しく作り直して。
この版はちょっと刷り方にコツがいるのですが、その「カン」を戻すのに、一時間もかかってしまいました。



蓮の緑色を綺麗に出すように。気を抜いてるとインクが上手く出ません。
三枚位刷ると、だんだん感覚がよみがえってきます。



これで刷れました。
一枚一枚慎重に。

そういえば蓮の花が開く季節です。
蓮の花が開くのは「夏至」の頃。
いよいよ初夏が加速していきます★
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新作は酷暑の前に★

2022-05-30 | うぐいすとお仕事


段々と暑くなってまいりました。
やばい!
仕事部屋には相変わらずミニ扇風機しかないので(構造上クーラーを取り付けられない)、今のうちに版を彫っておかないと地獄になります!
ということで、ここんとこはずっと、大きめの新作版画を作っていました。
いちばんデカ版は無事に出来上がり、今月はずっと中ぐらいの版を彫っていました。

最近は「裸眼2割」「拡大鏡8割」の頻度で版を彫っているので、拡大鏡越しにはこんなふうに見えます。白いのはティッシュ。
ティッシュを手の下に敷いておかないと、体熱で銅板の上の膜部分が溶けて、皮膚のあとがついて腐食されてしまいます。
拡大鏡は直径15cmくらいで、ライトが付いているので便利。
高かったけど良かったです。
私はまだ老眼鏡を作っていないけど、こんな見え方になるのかなあ。



締め切りギリギリで失敗は許されない~( ;∀;)
試し刷りで駄目ならもうアウト。
でもどうにか、刷りも上手くいき彩色して完成出来ました。
見て頂けるように、展覧会をどうするか。考え中です。
母のことがあるから、ギャラリーに一週間詰めるのは難しい。
そして出来ればマスクを外して楽しんで頂きたい。
となると来年?うーん。考えております★
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しつこいようですが「姫路城と、はりま家紋」★

2022-01-24 | うぐいすとお仕事


今年2022年のカレンダーの1月の絵柄は「姫路の春」です。
前にもこの絵の話を書いたと思いますが、再び「カレンダーの絵の解説」として、毎月書くことにしました。

これは2013年の3月に姫路山陽百貨店で個展をさせてもらった時の描きおろし。透明水彩画でB5ぐらいの小さめの絵でした。何か自分で「姫路らしい絵を」と設定して、個展のたびに「ご当地絵」を描いていました。
おかげでだいぶ日本各地の名産や名所の、知識は増えました(笑)。
姫路といえば姫路城。。。でもこの個展の頃は、お城は改築工事中で、私は専用エレベーターで「改修工事見学ツアー」に参加したのでした。工事見学でも有料なのね(^^;)でも、なかなか見ごたえありましたよ。てっぺんの「しゃちほこ」部分の古いものも実物(レプリカ?)が展示されていました。でかっ!すごっ!

姫路城と桜は、まだ同時に見たことがなかったけれどだってすごい人だから)、別名「白鷺城」なので、鳥と桜をあしらうことにしました。
何か浮かれた感じを出したくて、頭をお城にしちゃったのかなあ(笑)。
ありがちなお城の絵にしたくなくて、ずいぶん下絵を何枚も何枚も描きました。


まさに白鷺城の外観。
姫路城は、駅からストーンと「あ!お城だ!」と見えるのがいいですよね。
徒歩20分ぐらいですが、とにかく美しいです。お城の周りも美しい。天守閣から街をみおろしても美しい。
近くに美術館もあり、まさに文化スポットです。
最近は駅前が大工事で生まれ変わり、「ここどこ」というぐらい垢ぬけてしまいました。
私は前の駅も好きだったのにな~。
特に、山陽百貨店は、そのレトロなたたずまいが好きでした。昭和な感じ。
今はもう無いのかもしれませんが、1階に「手荷物預かり所」があるんです。もちろん無料。
個展のサイン会の時、朝早く着いて荷物を預かってもらい(見本の銅板とか持参してるので重いんです)、ダッシュで工事中の姫路城を見に行ったのでした。「姫路おでん」も食べた記憶?


しつこいようですが(これは個展の際も書きました)「はりま家紋」という姫路銘菓が、めちゃくちゃ美味しくて、私はその後、山陽百貨店地下までJR新快速に乗って、個人的に買いに行った記憶があります。個展のお土産でいただいて、初めて味わったのですよね。あ、私は「はりま家紋」の回しモンではありません(笑)。
その後、大阪のデパ地下でも見つけて(!)四角いタイプも試してみましたが、何かが違う?
この「円形」タイプじゃないとダメなんです。味が違うと思うんです。
今検索してみたら、ふるさと納税の返礼品になってるよ。全国お菓子コンテストでも表彰されているよ。
間違いないっ!ふふふー。

1月のカレンダーの絵の話をするはずが、お菓子の話で〆てしまいました(笑)★
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緑の中のにゃんこ展も終わり★

2021-08-30 | うぐいすとお仕事
土曜で展覧会が終わり、先日搬出してきました。
コロナ禍と猛暑のなか、お越し頂いた方には御礼申し上げます。
来られなかった方のために、雰囲気を感じてもらおうと、写真を追加しました。あまり画質が良くなくすみません(暗かった)。
各作家さんには許可を頂いてないのですが、会期が終了したので大丈夫かな~という判断です。ご都合の悪い作家さんはgメールでご連絡ください!


油田さや香さん(部分)。この方の絵が外国の絵本みたいで好き。


樫原汐里さん。3人展を江之子島のギャラリーで同時開催中だったので見に行きました。


KOSHOさん。写真の上にペイントしてはるのかな。


日本画の小松ケイさんの大きな猫の絵。印象的でした。
左の「加藤の妻。」さんは、「加藤さんの奥さん」ではないそうです。
現代アート的で面白かった。


根立ゆかさん(部分)水彩のタッチが軽やかで好き。


足立祥一朗さん。缶バッジもトートバッグも人気でした。


Vickyさん。鉛筆画の「スナネコ」小品は、お客さんが買って帰られました!
当番で一緒だったので、いろいろお話出来ましたが、爬虫類とかクモとかお好きだそうです。こうもりを見つけて喜々としていた話とか。。。ごめん。苦手(笑)。
巨大な作品(等身大のキリンの絵)などは、ロールに巻いた紙で、「こたつのスペース」で書いていると言ってはりました。
また、「全体像をとらえてから細部を描くのでなく、細部(はしっこ)から描いていく」やり方だそうです。
でも私も、そんなとこあるね(?)
そうやって書くやり方は、楽しいのよね。


ネコジさん。ユニークというかクレイジーな味が好き。いろんな猫。ポストカード買って帰りました。


みーこさん。子猫が可愛い。やさしい絵。


原田美紀さん。一緒に暮らす猫への愛情が。


PARUPOさん。アニメタッチで「パフェに入ってる猫」とか面白いですね。


はまだあいこさんのフェルトは、私はヘアピンを買いました。「お尻のヘアゴム」と悩みました。。。
すーごい猫を観察してはるなあ、と感心します。

猫ブローチそれぞれの猫の顔が魅力的。うしろが岡本さん。


岡本知倫さんと初めてお会い出来ました。女性でした(笑)。このまるこい猫オブジェさんは、「網をグルグル巻いてペイント」したものかな?と思っていたら、そうではないということでした。
持たせてもらったら、そこそこの重みがあったけど、「ずっしり」ではないかな。
やっぱ存在感がね、好きですね。それと「目」がすごい好きです。凝ってはります。
9/28~10/9(10/4は休み)に、心斎橋ギャラリービル2階の「Art espace de palette」で「猫とあそぶ」展にも参加されるそうで、チラシをもらってきました。私が4月にオープニング展に参加した、オープンしたてのギャラリーですよん。


再び上砂理佳さん。やっぱりもっとミニフレーム持ってくるべきやった(反省)。
左となりの方は撮れませんでした。すみません~。


友達が撮影してくれました。緑の中で。いい感じ。
時計草が玄関先で咲き、黒いアゲハ蝶が飛んでくる、そんな夏の展覧会。
ギャラリー風雅様、お世話になりました★
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北斎でサーフィン★

2021-05-27 | うぐいすとお仕事


東京オリンピック。是か否かは置いておいて。
フランス国営放送の東京五輪CM、素晴らしいクオリティですね~
北斎の木版画の世界が動くアニメになった!ユーモラスな表現で楽しい。音楽の緩急もいい。
木版の刷りの「かすれ」や、和紙の「古びてる感」、輪郭線の「彫り」のシャープさ、そして何より世界観の大きさまで感じさせる。製作された方の日本版画芸術への理解度の高さがまず嬉しい。
北斎版画って、シンプルな線と限られた色数しかないのに、世界の大きさを感じさせるんですよね。

寺の屋根でスケボー、鳥居の上を飛び越えるって不謹慎じゃない?
という意見もありますが、私は嫌な気持ちにならない。力士の顔も相変わらず「東洋人描写にありがちなキツネ目」ですが、それさえも大目に見ちゃう。
このあいだ、有名ファッションブランドが着物の「帯」を地面に敷いて、その上をモデルが歩く、という広告を出し、日本では大きく批判されていましたが、あれは私も嫌~な気持ちになりました。
帯って着物に欠かせない大事なもので、踏んで歩くって考えられないよ。
「踏む」ってのがいけないんでしょうね。「足蹴にする」とか「踏み絵」とか。ネガティブな連想になっちゃう。
きっとあの広告を作った人は、日本文化の表面のキレイなところだけ掬い取って、深い意味まで考えてなかったと思います。「精神性」というものですね。
今回の動画はちゃんと、異文化へのリスペクトが感じられるので、作ってくれて嬉しいです。もっともフランスは次の五輪開催地なので、「東京がんばれ」なのかも。

さて「北斎でサーフィン」、私も昨年版画で作ってました
昨年の「オリンピック展」に出品する予定でしたが、結局展覧会不参加にしたので披露することもなくお蔵入り。
「オリンピックのABC」というシリーズで、アルファベットでいろんな競技を表現していく計画でしたが、途中で五輪の雲行きが怪しくなり、延期が決まって、もうモチベーションが無くなり途中で挫折。
Aから始まって「E」でやめてしまいました。この「Big wave」は一番出来が良かった(?)
波の紋様が超難しくて、北斎ってやっぱりすごい造形力だな、と思わざるを得ません★


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Prints展無事終了しました★

2020-10-12 | うぐいすとお仕事

  「黄昏Street」 銅版画 180×130mm

昨日の日曜日でPrints展が終了しました。1週間があっという間です。
お越し頂いた皆様、ありがとうございました。連絡を下さった方も感謝いたします。
ai gallery様、まことにお世話になりました。
メンバーの皆さんいい人で、楽しく情報交換なども出来ました。
私自身、勉強になることばかりでした。
自分が、「ゴールを決めてそこから逆算していく」版画のやり方なのに比べて、他の方はもっと偶然性や創造性に富んでいて、そこを楽しんでいるかのようでした。
今回は「ミナトマチ38番館」を出しました。ネットショップにも出している大きな版画です。
旧作ですが、なかなか出す機会が無いので。2011年作なのでもう9年も前!
2010年がバンクーバー五輪なので、大輔さんの五輪メダルも絵の中に出てきます。
よく、「制作してる時に起こった時事ニュース」を絵の中に盛り込むのですが、この版画には「チリの落盤事故」のシーンも入ってます。
でも、「この絵のこの部分、何かわかる?」となぞかけをしても、正解する人は稀でした(笑)。

もうひとつは「冬の旅」。これは、冬の絵はなかなか出す機会が無いので。
お客さんって、冬の絵はウケないんですよね。。。私もそうだけど(笑)。
そしてこの新作「黄昏Street」ですが、TVでたまたま「Always 三丁目の夕日」を見ていて。
夕暮れの絵ってあまり描いてないな~と思い、作ることにしました。
その「夕暮れ」には、走る機関車のシルエットが似合う。列車は猫の耳がついている「猫列車」なのです。
不思議な高い塔のestacion=エスタシオン(駅)まで、一本道が通っていて、街は夕飯を作るかまどの煙が、家々の煙突から上がっていました。
塔の上の空には「天気輪」が出来ています。
何かが起こる、たそがれどき。
「天気輪」とは、宮沢賢治のお話に出てくる造語ですが、いつか描いてみたいと思っていました。
たそがれどきにだけ出来る天気輪。その時間に発車する列車は、銀河鉄道みたいに彼方へと行ってしまうかもしれない。
。。。ちょっと宮沢賢治的イメージで作りました★
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二階グループ展★

2019-12-01 | うぐいすとお仕事


上砂の母も出品しました(笑)。
布細工小物です。
京都まで市松人形の着物を縫う教室に通ってます。
懐かしいお手玉も手作り。
ミニミニぞうりのアクセサリー。




上砂のマトリョーシカストラップ


岬みさとさんの樹脂粘土で作った作品。
右は「犬洗い場」だそうです。


朝倉佐和子さんのリノカット版画。ゴム版のでっかいバージョンでダイナミック。


くわじまひろこさんのイラスト。
実際に観察して描いている鳥は細かい描写が美しい。


taetaeさんのコーナー。
ペンギンのアクリル画が迫力。
粘土小物を貼り付けたパネルみたいになってますが、小さな動物たちはマグネットが仕込まれていて、勝手に動かしてました(笑)
二階グループ展覧会は、「旅」をテーマにして四回開催した靭公園のグループ展の仲間に新しい朝倉さんを加え、秋から冬へ~のテーマになっています。

金曜日の12時に入れなかった方、ごめんなさい。
ちょっとアクシデントでオープンが30分ほど遅れました。
今日最終日は、12~18時です。
18時を過ぎると片付けに入っちゃうのでご注意ください。
お天気も良さそうです★

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絵だけでなく★

2019-11-27 | うぐいすとお仕事


ai galleyの外観はこのようになっています。
オーナーこだわりの三種類の「青色」で壁が塗り分けられていて、おしゃれざんす。
私も大好きな青です。



昨日から二階グループ展の大きな窓に、鳥さんのモビール(?)が加わり、これまたおしゃれ度アップ。
こういうの、やりたい!って言ってたんだよね!



二階階段上がって右に床の間みたいなコーナーがあるんですが、みんなあまり見てくれない(涙)。
私、このギャラリー来たら必ず見るスペースなんですけどね。
今回はそこに絶対、立体的なものを置こうと思っていたので、「灯り」を作りました。
「秋から冬へ」の灯りです。
ビーチボールに和紙(書道で使う半紙)を貼って、落ち葉を漉きこんであります。
図書館で借りた本に作り方があったので、夏頃に作ってみました。暑いよ!
落ち葉は、ティッシュにはさんで重しをして押し花状態にしたものでないと難しいです。
わたし、押し花パーツはたくさん持ってたの。
あと、和紙が乾いてからビーチボールの空気をゆっくりゆっくり抜いていくんですが、そこが難しかった!
まあどうにか展示に耐え得る水準にはなったかな、と★
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