「be soul」に続き、高橋大輔「著」二冊目^^
一冊目の時も思ったけど、この「200days~バンクーバーまでの闘い~(祥伝社)」も、
編集デザインが素晴しい。書体選択やレイアウトが「今ふうお洒落」かつ読みやすい。
単なるアイドル本でもなく、芸術家のエッセイでもなく、人生御教訓本でもない。
「そのまんま高橋大輔」が堪能できます。
バンクーバーのシーンシ-ンの写真と、独白文で構成されていますが、
いわばTVのドキュメント番組を、そのまま書籍に置き換えたような構成。
表紙が「JTB旅物語」してて笑える(ごめん)。
メダルを獲ったので急ピッチで制作したのでしょうね。
でもこの充実の内容なら、制作スタッフは何晩徹夜した事か…思いを馳せる(^^;)。
大ちゃんは、やはり相当に繊細で入り組んだ(?)人やと思いました。
ガラスのハートは健在だ。ほんま、よう獲れたもんや!メダル。
「あ~あの時はこうだったのかあ~」と深く頷きながら、のめって読破。
写真は「なんちゃってモデル系」ばかりでなく、「アクビも写す日記系」も。
今日の徹子の部屋にも出てきたフォーチュンクッキーもいいけど、
私は冒頭の、五輪FSでリンクに出て行く場面が好き。
相当高い所から俯瞰で撮影してますが、場内の歓声まで聞こえてきそうです。
画面端っこに、館内の時計を入れてるのがにくい!カメラマンに拍手。
そうか…20時41分46秒でリンクに出て行ったのだね…。
そして20時42分08秒でスタートポーズをとったのだね…。
出てってからポジションとるまで、22秒もかかっとるがな…とか。
余談ですが、「Number」の五輪特集の写真も良かった。
最初に見開きで大ちゃんのシットスピンのクローズアップ。険しい闘いの顔。
次が、FSでリンクに登場する大ちゃん。ウォームアップです。
大ちゃんの頭上の大型モニターには、先に滑ったランビの演技リプレイが。
「運命を待つ人」と、「これから運命を切り開く人」との対比が見事でした。
話は戻って。
怪我から五輪でメダルを獲る瞬間まで、本当に混沌としてたんだなあー。
リハビリで以前よりスケートが上手くなった。
復帰後の取材記事では、「良くなった」ポジティブな事ばかり強調してたし、
こちらも期待で胸ふくらむ要素は一杯あったのですが、現実は厳しかった!
第一戦フィンランディアはまあまあ。
でも、第二戦のNHK杯では、我々ナマで見てたファンも、
「ああ、グランプリ本番はやはり厳しかった」。
甘い理想の夢は砕け、横ッ面を張り飛ばされた感じでした。
復調する期間が一年ぐらいあって、それから「さあ試合に行きましょう」でなく、
復調させながら同時に試合で闘って、結果も出さないといけない。
その現実の過酷さを思えば、なぜガッツポーズが出たか。泣いていたのか。
「五輪まで時間との闘い」を走りぬいた大ちゃんの気持ちが、痛切に解ります。
混沌の中から這い出して、色んな運も引き寄せて、
ドラマを作ってそしてまだ「つづき」があるという。
は~。ホンマに大ちゃんって、不思議な人やな~。
★それにしても、この本の感想だけで10日ぐらいブログ書ける(笑)。
一冊目の時も思ったけど、この「200days~バンクーバーまでの闘い~(祥伝社)」も、
編集デザインが素晴しい。書体選択やレイアウトが「今ふうお洒落」かつ読みやすい。
単なるアイドル本でもなく、芸術家のエッセイでもなく、人生御教訓本でもない。
「そのまんま高橋大輔」が堪能できます。
バンクーバーのシーンシ-ンの写真と、独白文で構成されていますが、
いわばTVのドキュメント番組を、そのまま書籍に置き換えたような構成。
表紙が「JTB旅物語」してて笑える(ごめん)。
メダルを獲ったので急ピッチで制作したのでしょうね。
でもこの充実の内容なら、制作スタッフは何晩徹夜した事か…思いを馳せる(^^;)。
大ちゃんは、やはり相当に繊細で入り組んだ(?)人やと思いました。
ガラスのハートは健在だ。ほんま、よう獲れたもんや!メダル。
「あ~あの時はこうだったのかあ~」と深く頷きながら、のめって読破。
写真は「なんちゃってモデル系」ばかりでなく、「アクビも写す日記系」も。
今日の徹子の部屋にも出てきたフォーチュンクッキーもいいけど、
私は冒頭の、五輪FSでリンクに出て行く場面が好き。
相当高い所から俯瞰で撮影してますが、場内の歓声まで聞こえてきそうです。
画面端っこに、館内の時計を入れてるのがにくい!カメラマンに拍手。
そうか…20時41分46秒でリンクに出て行ったのだね…。
そして20時42分08秒でスタートポーズをとったのだね…。
出てってからポジションとるまで、22秒もかかっとるがな…とか。
余談ですが、「Number」の五輪特集の写真も良かった。
最初に見開きで大ちゃんのシットスピンのクローズアップ。険しい闘いの顔。
次が、FSでリンクに登場する大ちゃん。ウォームアップです。
大ちゃんの頭上の大型モニターには、先に滑ったランビの演技リプレイが。
「運命を待つ人」と、「これから運命を切り開く人」との対比が見事でした。
話は戻って。
怪我から五輪でメダルを獲る瞬間まで、本当に混沌としてたんだなあー。
リハビリで以前よりスケートが上手くなった。
復帰後の取材記事では、「良くなった」ポジティブな事ばかり強調してたし、
こちらも期待で胸ふくらむ要素は一杯あったのですが、現実は厳しかった!
第一戦フィンランディアはまあまあ。
でも、第二戦のNHK杯では、我々ナマで見てたファンも、
「ああ、グランプリ本番はやはり厳しかった」。
甘い理想の夢は砕け、横ッ面を張り飛ばされた感じでした。
復調する期間が一年ぐらいあって、それから「さあ試合に行きましょう」でなく、
復調させながら同時に試合で闘って、結果も出さないといけない。
その現実の過酷さを思えば、なぜガッツポーズが出たか。泣いていたのか。
「五輪まで時間との闘い」を走りぬいた大ちゃんの気持ちが、痛切に解ります。
混沌の中から這い出して、色んな運も引き寄せて、
ドラマを作ってそしてまだ「つづき」があるという。
は~。ホンマに大ちゃんって、不思議な人やな~。
★それにしても、この本の感想だけで10日ぐらいブログ書ける(笑)。