上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

橋本氏解任要求署名運動に関して★

2014-09-01 | フィギュア吼えるぞ!
私は、日本スケート連盟会長兼JOC理事橋本聖子氏の、解任要求オンライン署名に、署名しました。
オンライン署名の入り口となる、発起人の方のブログは→こちら

決め手となったのは、発起人の方の動機と自分の意見で、重なる部分が多いから。
そして「change.org」というネット署名運動に関心を持ったから。
change.orgはfacebookやtwitterと同じく、世界中で使われている「いち市民でも声を上げることが出来る」システムだということ。
日本代表のハリス鈴木さんのインタビューを読み理解しました→こちらから
今、change.orgで「ペットショップでの犬猫販売を禁止し、飼いたい人は殺処分される保健所など公機関から譲り受けるシステムを作って欲しい」主旨の運動をやっていて、国に要望するとのこと。なるほどこういう風に使うのかと。

こういうことを書くと、すぐに「サヨク・ウヨク」とか言いだす人がいます。
私はどっち寄りでもない。「良くない」と思ったら「良くない」と言い、「良いから賛同しよう」と思ったらそうする。

署名運動は、私は普段余り積極的ではありません。友達からチェーンメールで回ってきたものは、一度、御破算ににして、興味があれば自分で調べて、その上で決める。回ってきてすぐには署名しない。
大抵、自分で手紙を書くかメールを送るかなので、「束になってかかる」ことに慣れてないのかもしれません。

今回は、ツィッターで「署名活動がある」というつぶやき見て、そこからたどって発起人の方のブログに行き着きました。
「解任要求」というのは、一人の人の職を奪うことでもあるから、とても重く考えています。
でも、文春の記事が本当だとしたら、橋本さんは記者会見をして、きちんとけじめをつけるべきだと思う。
早くお体を回復させて退院して、きっぱりとした態度=誠意を見せて欲しいです。
Fax一枚で「反省してます」では、スケートファンとして納得できない。
今後の試合で「開会挨拶・表彰式」などにを橋本さんが出てきても、私は拍手できない。ブーイングしてしまう。

そして、署名の文章内にも書かれていますが、「内部調査をして(出来れば第三者による調査が望ましい)厳正なる処分を」というのは、スケート連盟自体に問うてます。
なぜ匿名で内部告発が出たのか。周りの雰囲気はどうだったのか。今、果たして連盟は協議中なのか、知らんぷりで通すつもりなのか。
何もわからないまま、シーズンが始まり試合が進んでいくのだけは、やめて欲しい。
個人個人の抗議もいいけれど、数をまとめて訴えるということは、組織の固いトビラをノックする、良いチャンスととらえます。

友達に「あんな週刊誌ゴシップを本気で受け取るなんてどうかしてる」とか言われます。
つぶやきやブログを見ていても、「橋本さんが辞めても、リークした側の人間が新会長の座に着いたらもっと困る」「文春と反・橋本側のしかけたワナなので、ファンはウカウカ乗せられちゃダメ」「そんなに大騒ぎすることか」「反発しても無駄」…いろんな意見があるもんだな、と思います。

いろんな意見があることの方が、「健全」ではないでしょか。
今回、高橋選手側が「パワハラとは思っていない」と発言したこともあり、橋本さんへの「総バッシング」は発生してない。
批判する人、擁護する人、双方がいるので、バランスが取れていると見ます。
世の中のすべてが「確信犯だから叩いて良し」とすると、この間の理研の笹井氏のようなことになりかねません。

WEBの記事の中では、「反・橋本派の陰謀か」とか「橋本会長と高橋選手に癒着があったのでは」と書いてるものがあります。それは、「~か?」の「推測・憶測記事」。
長年、フィギュアとスピードスケートの両方を取材して、試合も見てルールにも熟知して記事を書いてる人は、一人もいません。
他のWEB記事・スポーツ新聞から拝借してきたものか、2ちゃんねるの「噂」から拾ってきたものに、少しアレンジを加えてもっともらしい記事にしている。

(少しそれますが)
フィギュアは「ジャッジ主観の採点競技」なので、「〇〇は贔屓されてる」「ウラで権力が働いているのでは」とかいう噂が、しょっ中起こります。年柄年中です。私も「なんであの選手はあんな点かなー」と、よく思います。
ルールも採点基準もコロコロと変わり、その複雑さはもはや生命保険の約款並み。
もし「選手と権力者に癒着がある」と本気で憤りを感じるのなら、その人は連盟に抗議して、説明を求めたらいいでしょう。

マスコミはちゃんと取材もしないで、2ちゃんねるから拾ってくるもんだなーと、結構あきれてます。ホントに、自前で取材した記事なんて、ひとっつも無い。
テレビのワイドショー系は、スポーツ新聞を並べて「○○にはこういう記事が」「ネット上ではこう炎上しています」と司会者が話題を振って、コメンテーターがご意見しますが、彼らとて深くお題について研究しているわけではないので、「空気を読んだ」言葉しか発しません。
業界での自分の立場というものがあるから、迂闊なことは言えない。

なので、TVコメンテーター、スポーツ新聞の記事、WEB記事…どれも、「ただ面白がっているだけ」。「鮮度が落ちた」と思ったら沈黙するでしょう。
週刊文春の記事はどうか。
「かわいそう高橋大輔くん」「彼は被害者」…同情口調ではありますが、それは決して高橋選手の人権を擁護・サポートするものではありません。

浦部孝法氏という方のブログ「法廷日記」8/23日付記事に書かれてありますが、「被害者の写真はボカされることなく実名で報じられている。メディアは自粛せねばならなかった」。なるほどと思いました。
こうなると文春側にも、「高橋選手の人権を守る」姿勢は無い、ということがわかります。
「ただ面白がっているだけ」成分もかなり入っているでしょう。

「モザイクがかかってない。おかしい!」と、感じていなかった自分にも「迂闊」を感じました。「かわいそう」と強く思うだけで、この浦部氏ブログを読むまで、被害者の人権に関して全く気づいていなかった。鈍感でした。

リークした内部の人も、「選手の人権・尊厳を守る」ために「橋本氏を批判する」告発をしているかのようですが、結果的には、「橋本氏を叩くために選手を犠牲にしている」ことに他ならない。
告発者が、私のように「迂闊」だったのか、選手を犠牲にしてまで訴えたいものがあったのか。
それがわかりません。明らかになって欲しいです。

「週刊誌が悪い」と言う人もいますが、私は「全て悪い」とは思わない。
「権威」の圧迫に対して「No」を言うのが、週刊誌の役目でもあるから。
世の中が何かの思想信条に「一極集中」することに、警告を発する役目もあると思います。
週刊誌も粛正される日本になったら、そのことの方が恐ろしいではないですか。

この間、サッカーのサポーターが人種差別的表現のバナーを掲げたとして、すぐに制裁措置が取られましたよね。
先日、大阪でのシンポジウムで、OBの人達がそのことに触れていたようです→こちら
↓私はこの記事の、特にこの部分に感銘を受けました。

★★★

このシンポジウムの中で村井チェアマンは、人種差別行為をスタジアムから撲滅するにあたって、サポーターが引き起こした事件をクラブが罰し、そのクラブをJリーグが処分するという「負のスパイラル」は悪循環を生むだけと指摘。

むしろサポーターや選手とともに差別撲滅のための活動を、ホームタウンで協同で取り組むなどの積極策を打ち出すことが良いと述べた。

Jリーグは昨年度、年間で4000回のホームタウン活動を行っており、様々な地域貢献をしている。そこでクラブや選手やサポーターとともに、サッカーを通じた差別啓発活動をしたり、むしろサッカーを通じて日本全体にメッセージを発信することがよいとのアイディアだ。

★★★

「パワハラ・セクハラはあってはならない。許さない」
それをスケート界から、世界に発信できたら、どれほどいいでしょうか。
サッカーが羨ましいです。
こんなシンポジウムが開かれて、パネリストの発言内容がニュースになる。
「フィギュア界はもっとこうなるべき」という公開ディスカッションなんて、今の今まで一度も開かれたことはない。
競技人口が少ないことも、一因かな。
サッカーや野球に比べたら、恐ろしく選手数は少ないので、役員の粒がそろわず組織がなかなか成熟していかないのかもしれません。

いずれにしても、マスコミのほとんどは今回の事件を「ただ面白がってるだけ」だということが解ります。
「これは人権問題だから見過ごしてはいけない」という記事は、なかなか上がってこない。
おかしい、と思う人は、もっと声を上げて欲しいです。
「声が上がる」ことが、世の中の空気を作り出すのだから。

「スケート界が良くなって欲しい」と願っているのは、スケートファン・一般の人です。
「良くなって欲しい」と思う人が、その組織に「良くなってくれ」と言う。
それは至極まっとうなことではないでしょうか★
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ぶっちゃけトーク【その2】

2008-05-01 | フィギュア吼えるぞ!
↑ロハス・フェスタの時の「青空ヨガ」。気持ち良かった!

PIWのレポとかをブログめぐりで読んでいたら、楽しいですね♪
中庭君やゆかりんも新しいプログラムらしいし、期待大です。私は5月10日の滋賀公演3時からの部に行く予定してますが、大ちゃんにも勿論、エールを送ってきますよ!昨日、横浜公演に行ったお友達からレポと花束タイムの写真見せてもらって、元気出たー!
滋賀は、多分、駅からプリンスの臨時バスが出てると思います。余り大きい会場ではなかった記憶。はい。男前アブト選手と握手して以来ですがな~(笑)。

U「実家に帰りましたか。お疲れー」
A「ロハス・フェスタ、結局友達のブース探せなかったね。でも楽しかった」
U「気持ちよかった!」
A「あなた、あんまりあの日、凹んでなかったやん?不思議やったわ」
U「いや、内心は衝撃でしたよ(笑)、そりゃ。でもね。あのニュース第一報は友達のメールで、“織田君復帰でコーチはモロゾフ!”これだけやったから。そいで、大ちゃん了承済みの話かと思ってたでしょ。当然」
A「でも、その後の続報で詳細が見えてきたのよね」
U「そうですね。いやー。何が真実かは知らんよ。でもね」
A「どう?」
U「その後、悲しくて…落ち込んで…必死で立て直して」
A「そして」
U「ハラワタが煮えくりかえりました(笑)」
A「そりゃそうやろな」
U「煮えくりかえって今はもう、通り越して笑いすら出る」
A「“嘲笑”というやつですか」
U「そう。そう来るか~やっぱりモロゾフ、あなたはね、という」
A「それで今は?」
U「今はもう、これよ。“大ちゃん、やられたらやり返せ!”」
A「ここまでコケにされたら、やり返せ!と」
U「ええ。挑戦状を叩きつけられたら、受けて立ったらええやろ、と」
A「宣戦布告ということですね」
U「完全にもう、戦闘モードです。わたし(笑)」
A「オフに入ったばかりというのに(笑)。でもね~。コアな大輔ファンではない私でも、この反則ワザは有り得んよ、と思う」
U「ビジネス上でもマズイですよ。私らでもさ。先にA社の仕事を引き受けてて、後からA社のライバルのB社が仕事を依頼してきたら、一応、A社に“お伺い”をたてるやん?B社の仕事していいですか?って」
A「A社、B社それぞれのナワバリがありますからね」
U「それを黙って仕事してて、どこかでA社とB社がバッティングしたら、えらいことになりますやん」
A「これはどーゆーこっちゃ!ことわりなしに!と」
U「だから、“trust”の問題。立場がどっちが上か、とかでなくて、人間としての…フィギュアをやる人の“誇り”の問題よ」

A「モロゾフは有能で仕事熱心よね。それは認めるわ。でも、今まで起こしたトラブルって、みんなこの系統では」
U「彼の価値観が尋常じゃないってことでしょ。でも、これだけ有名なコーチになったら、誰になんと言われても、痛くも痒くも無いんじゃないかな。モロゾフは、ダイとノブ、両方見るつもりだったんだと思う」
A「最初は振付だけか、と思ったけど、正式コーチ就任だっかたらたまげたのよね。両方見て、どっちに金メダルとらせるつもりなのか」
U「それは選手の努力次第で僕には解りません、って言うんじゃないのかな(笑)。とにかく、大ちゃんを教える事と織田君を教える事は、彼にとっては“仕事その1”、“仕事その2”なだけで、バッティングを考慮する感覚は、元から無いんだと思うよ」
A「あれだけセンシティブなプログラムを作る人なのに、なんでそこが抜け落ちるかね」
U「でも最近のプロはセンシティブかなあ~。面白いのは一杯あるけど。逆に言うと、芸術家だから、何か常識がポッカーンと抜け落ちてる部分があるんじゃないですか」
A「いますね。そういう人。で、本人いっこうに罪悪感は無いのよね(笑)」
U「でもね~。ヤグディンがミーシンからタラソワさんに移ったあの一件でも、ちゃんとスジは通していったじゃない。ヤグがタラソワさんにコーチ頼んだ時も、タラソワさんの弟子のクーリックが抜けて、シングル選手の空席が出来たから動いたんだよね。クーリックがそのまま残ってたら、タラソワさんも引き受けなかったと思うし、ヤグも頼まなかったでしょう」
A「モロゾフんとこは、リッポン君や村上君が男子ジュニアで、大ちゃんとまだまだ実力の差が開いてたから成り立ってたと思うんだけど、織田君は常識では考えられんやん」
U「でももう二人の契約はスタートしてしまったから、大ちゃんは、自分がどう判断して動くか、しかないのよね」
A「ええ。モロゾフにもう、何を問うても無駄でしょう」
U「私なら二度と近付きません(笑)。仕事上、関係持たないと仕方ない時は、まるっきり“情”を入れないでビジネスライクに」
A「でも今の時期に、よくぞやらかしてくれたなって感じ」
U「五輪イヤーじゃなかったから…幸いかな。大ちゃんはもう、前しか向いちゃいけないよね。なかなかすぐには、頭もハートも切り替えられないだろうけど」

A「織田君復帰は喜ばしいけど、こういう形とはびっくりしたな」
U「いや私も、全日本で織田君がいなかったらさ。寂しいな~と思いましたよ。役者がいない、って。でももうこういう事になったらね。今までみたいに“地元の関大コンビ”として応援する気持ちにはならないよ。今はね」
A「NYでモロゾフと一緒に練習してるニュースは見たんですよね」
U「TVつけたらやってたよ。元気に滑ってる姿はいい。新しいスタートなんだな~と思う。でも、あれってまるっきり大ちゃんと入れ替わった、なんとも不思議な構図でしょ。師事する経緯がわかってきた今は、受け入れ難いものがありますよ」
A「受け入れなくていいじゃない。今は。時間が経てばOKかもしれない」
U「そう。だから自分にウソはつかないの(笑)。復帰すること自体は良かったよ。プロも見たい。頑張って下さい。彼は頑張り屋だから、またすぐトップシーンに返り咲けるでしょう。でも、私はあくまで“宣戦布告”(笑)」
A「打倒!モロゾフ+織田!ということね」
U「ええ。“やられたらやり返せ!”ヤマト君の言う通り(笑)」
A「大ちゃんに伝えなくちゃ」
U「普段が優しく平和な人って、マジで怒ったら結構こわいんですよ(笑)。大丈夫。叩きのめせ!一緒に五輪へ行こう!なんつって、もう言わんでよろしい(笑)」
A「これでまた大ちゃんの闘争心が、ガーッと上がる事を祈るわ。負けず嫌いなんだよね。彼は」
U「trustをないがしろにする奴らに、負けてたまるか!と」
A「今、一杯悩んで苦しんだら、また絶対に負けず嫌い根性が出てくるよ」
U「ええ、そう信じております」
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「ご接待」には注意せよ

2007-07-28 | フィギュア吼えるぞ!
織田君のニュースはやはり、私の地元というかめちゃご近所で起こったので、ヒトゴトとは思えない。
さすがに私も南草津まで乗り過ごしたことは無いよ…でも、もし同じ車両に乗り合わせていたら、「あれ?織田君」とすぐわかると思う。
そして眠りこけていたら、摂津富田あたりで起こすよ。
「ちょっと!あんた!次、高槻やで!」って。
「明日、長野に移動ちゃうのん!はよ帰りや!」って言うかも。
大阪のオバチャンとして、それぐらいのお節介はした方がいいかも…。まだ20歳だったら、色々とミスは犯しても仕方ないように思える。自分の20歳頃って、酔いつぶれて東通り商店街を意識不明で徘徊してたもんなあ…。
でもこんなに大騒ぎになるって思ってなかった。つうか、私も認識が甘かったのか、と思い知らされる。彼の立場というものを甘く見てた。
最近、飲酒運転で事故多発で、私も周りでも明らかに厳しくなってるし、それは仕方ないことかと思う。でもそれならそれで、公共の交通機関をもっと便利にしてくれないものだろうか。駅から遠い人のためにバスの経路と本数を増やすとか、最終バスの時刻をグッと遅くするとか。
「ちょっとならいいか。」と思ってしまうのも、人情というかわからなくもない…というのはやっぱ甘すぎるんだろか。(酒飲みで有名な)高知のド田舎なら、お酒飲んでても平気で山道ブッ飛ばしてるよ…なんて思う私がいけないんだろな。いかんな。はい。これを契機にあらためます。
というか、私は免許を持っていないので、当然、お酒後に運転したことがない。だからその怖さが身に沁みてないんだと思う。

でも一番、疑問に思ったのは、
「テストと進路の相談なのに、何故、サウナ・ビール・焼肉なんだ?」
普通にそう思うよ。それは、昼間にキャンパス内ですればいいじゃないですか。お茶でも飲んで。学生と先生ならそれが当たり前。
その後で「まあまあ、ゴハンでも行こか~」というノリもわかるけど、翌日がオフでなく長野行きってわかってるんだったら、あんまり遅くまでお酒に付き合わせるのもヘンな気がする。この中に女の人が一人でもいたら「織田君、ほどほどにして早く帰りなさい」と、促したんじゃないだろうか。
なんとな~く、これは「ご接待」だったんだと思う。
料亭・酒・ゴルフ…「オジサンの接待ワールド」の世界に、早くも取り込まれている気がする。だって関大にとって、男子の二人は「大事な宝」だもの。「国の宝をお預かりさせて頂いている」。ゆえに「ご接待」になってしまうのだ。
だから、大ちゃんも織田君も、注意して「自分でガード」しなくてはならない。ボーネン会ならいいけど、「今はオフじゃないから、お酒はここまで。」って線引きして…まあ、酒量は人それぞれなんで、試合の前日でも深酒OKの人もいるそうだから一概には言えませんが。
でも、何よりも、
「自分は厚遇されている。今、“ご接待”されている。」
という意識を持つことが一番、重要だ。
普通のいち学生なら、
「テスト受けなきゃ駄目だよ。進級させん!」
と、職員室で怒られるところを、
「なぜ自分は“サウナでビールで焼肉”おごってもらってるんだろ?」
と、自覚することが大事なんではないですか。
「自分は特待生だから」→「だから厚遇されてしまう」→「だから慢心しないように」→「いい気にならないように」…気を引き締めて、ガードしないといけない。
そういうことを、選手の周りの大人のスタッフ(コーチ・トレーナー・ご両親・連盟関係者)は、「注意しろ!」って言ってあげないのかな。もう「ご接待」には慣れっこになってるんでしょうか。でも、大人がスポイルして子供(若者)を駄目にしてる例はいっくらでもありますよ。今の社会ってそのツケが回ってるやん?
私自身も、仕事上「あ、ご接待されてるな」と思う場面はしばしばあるし、その逆もある。でも、自分が仕事先の会社のお金で飲み食いしてる時は「要注意」なんである。だんだん「…これっくらい、当たり前よね」と思うようになってしまうのだ。「馴れ」って怖いですよ。人間、他人に「してもらってる」ことは結構、鈍感になりがちだし、年齢が若いと「あ、世の中こういうもんか」と思ってしまうのだ。

飲酒運転から話がズレまくりだけど、今、スポーツ特待生の問題が浮き彫りにされてるので、私には「ご接待問題」だと思えてしまった。
きっと大ちゃんも、スポンサーやら何やら関係者にチヤホヤされる場面は多いと思う。高級料亭でご馳走されもすると思う。大学でも、テストやら出席日数やら、配慮はなされてることと思う。それはままあることだし、社会は綺麗ごとばかりでは生きていけない。
でも、厚遇されればされるほど、責任はドーンと重くなることを、悟って欲しい。インタビューなどを読んでいたら、やっぱり男子トップになってから、責任感は充分に自覚しているようなので、大丈夫かな。大丈夫と思いたい。
記者会見、なんだか、織田君はかわいそうに思えた。大人に翻弄されて気がついたら…こうなっちゃった、みたいな。
「自分の立場を自覚してなかった」と言われればそれまでだけど、私はいつも「子供は周りの大人が皆で育てるもの」と思っているので、20歳そこそこの彼だけが「極悪人」として責められるのは筋違いのような気がする(でもだからといって「情状酌量を!」とも思わない)。

あ、それからね。イタリアの大成功ショーに関しては「真央ちゃん!元気!」ぐらいしか報道しなかった各種マスコミ。それがまあ、「織田が不祥事だ!それっ!」と、たかることたかること。関大記者会見のあのフラッシュ、なんですか。
そんなに失脚が面白いか。人の失敗が。
イタリアショーよりも、涙の会見の方が「面白いから・視聴率取れるから」流す。レベルが低すぎるって。それやってるあいだに、震災義援金を集める特番でも緊急企画したらどうよ。
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スケート連盟、新体制?

2006-04-26 | フィギュア吼えるぞ!
私のブログ、話がすすみませんねえ…(笑)。
もうそろそろ「トリノシーズン総決算」とかやってないとおかしーのに、
まだその入り口にすら立ちませんね。はら。
でも去年のブログ読み返したら、5月20日にGPのアサイン出てるの。
だからまだ猶予があるわ…(なんの猶予?)。

さきほどニュースを見たら遂に遂に
「日本スケート連盟、8名の理事が退任」(みんな見てるよね)。
城田さんともこれでお別れでしょうか…。
ええ、城田さんには悪いですが、私はかなり「ホッ」としてます。
だってねー。年末のゴタゴタはもう…胸が悪くなった。
トリノ前にいろいろ「フィギュア応援ブック」出ましたよね。
その中の一冊に(雑誌の名前忘れた)とても面白いのがあったのです。
なんというか、昔からの「コアなフィギュアファン」の気持ちをよく
わかってるな~と笑える一冊があったの。
たとえば
「ファンの間では“民放TVのフィギュアはダメ!”という認識が
 常識らしい。ベテランは皆、CSとBSを完備するのが当たり前」
…なんて。ツボ突いてるー(笑)。
あと、一般スポーツのライターらしき人の記事。
「年末にフィギュアスケートを取材していると、ある選手のコーチが
 こう語ってくれた。
 “フィギュア、今、ドロドロでしょうー。ごめんなさいね。
  でも、選手達の演技を見てるとキラキラしてるでしょう?
  そのキラキラが、色んなドロドロを忘れさせてくれてると思わない?
  選手の輝きそのものは、真実なのよね”
 …私は納得できるような気がした。その通りだ」

「ドロドロ」というのは、全日本の男子の採点ミスやら、女子の
代表選考に対する疑惑やら、「真央ちゃんをなぜ五輪に出さん!?」
という一連の大騒動を指している。
でも、このコーチは正直だ。どなたかは知りませんが。
ドロドロなんて誰でも嫌。もうウンザリ。
でもでも、選手がその日その時、全身全霊で滑っている数分間は、
全てを払拭してくれる「美しい夢」だ。
たとえ調子が悪くても。転倒してボロボロの演技でも。
その「夢」の魅力を知ってしまってるファンは、また性懲りもなく、
高いチケットを買ってしまうのだ。
生活の全てをフィギュアに捧げているかのようなファンを知っているけど、
その気持ちは解る気がする。
なんかこう、のめりこんでしまうのよね。
私も歴代のフィギュア王子の事を、朝から晩まで考えていた時があったわ。
(ま、今も周期的にあるか)。
それだけやっぱり魅力がある。この競技は。
だからその王子を(王女も)苦しめる、オッサン&オバサン達が
「お偉方」として、ふんぞり返ってるのが許せんのだ。
地方の小さなスケートクラブから出てきた有能な選手を育てる為に、
無名のコーチや関係者がどれだけ苦労を重ねているかを、五輪前の
色んなドキュメントや記事で見ることが出来た。
その人達がむくいられるように。願わずにおれなかった。

今回の退任は
「トリノも金獲れたし定年だし、まあここらでおいとましましょうか」
だったら怒るよ。ほんと。
年末の騒動はファンを大きく傷つけたのだ。
日本の活躍は城田さんの功績も大きいだろうし、御本人も有能で
感性豊かであられる人だろうとは思うのですが。
でもこの人…選手をたてないんだもん(笑)。それが「大人」かい~。
「勝ったら自分の手柄。負けたら選手の責任」
みたいな事は、決して公の場で言ってはいかんのだ。
子供達は、そういう大人を見て育ってしまうのだ。嫌やん。

今までどんだけ、選手をボロボロにけなす発言を聞いてきたことか。
昔は余りそうでもなかったと思うけど、本田君が出てきたあたりから、
城田さんは「金メダルへの欲」に目がくらんでしまったように思う。
みどりちゃんが銀だったことが、そんなにこたえたのかしら。
銀でもアナタ素晴しいのに。一体、金メダルの意味って何やねん?
静香ちゃんの金メダルで、一応「めでたしめでたし」と着地したかに
見えるけど、長年ファンの間に溜まった不信感は相当のもんだと思う。

まあとにかく、これからはサワヤカにお願いしたいです。
どこの国もこんなもんなのかなー。スポーツって何だ?
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やっぱりNHKしか…

2006-01-05 | フィギュア吼えるぞ!
85年東京世界選手権の頃は、まだ日本のTV放映事情はマシだったと思う。マシどころか、「なかなかのものだった」と思う(確か民放だったのに)。

カタリナ・ビットに変なキャッチコピーをつける事もなく、オーサーと仲良く2ショットのバンケット風景もマトモ。
SP、FS、EX…と男女差別もなく、種目バランス的にも納得の構成。
優勝者のEXアンコールもノーカット。日本選手にのみスポットを当てるという事もない。解説は平松さん(でしたか?)で「まっとう」。アイドルの特別ゲストもない。ルール解説(おさらい)も特にない。
私はこの時のTV放映で本格的にフィギュアにのめり込んだので、やっぱり良かったわけ。印象が。というか、日本のテレビ番組全体が、今ほどヘンテコではなかった。もっと言えば、日本の風潮そのものが今程低次元でなかった。まだ「モラル」というものがガンとしてあった。

トリノ五輪が近付くにつれてマスコミの的(まと)外れ報道が、日増しに膨らんでいくようだ。「これがフィギュアスケート」とゆめゆめ思わないように。マスコミのレトリックにひっかかる視聴者ってまだいるんかね。
「五輪選手にこう言わせよう」という意図のもとに雑誌やTV番組が作られるようになったのは、たぶんアルベールビル五輪のみどりちゃんの頃からだと思う。
あの頃、選手は気の毒すぎた。金メダルへの期待がみどりちゃんに一極集中!という流れを作ったのもマスコミ。煽られるのは視聴者。
今はまだ「五輪を楽しみます」と、若い選手でも大っぴらに言えるようになったからその点ではマシかしらん。私、「楽しみます」でOKと思うわよ。なんで円谷幸吉みたいにならにゃいかんのだ!?この平成の世に!?

とにかく、民放のTV番組作りは年々ひどくなっていくし、来年は東京世界選手権なので、考えるだにオソロシイ。
もうNHKの良心に全てを託して、五輪は気分良く見るわ。私は、選手の一番良い時期に、くだらないケチをつけられるのがたまらなく嫌なのである。
短い選手生活の中で、本当に輝くようなスケートを見せてくれる時期は、長くて3~4年、短いと1~2年くらいしか無い。多くの人はその貴重さに気付かない。
ソルトレイクはほとんどNHKで見てたので、あーほんとに良かった。解説はもう五十嵐さんと樋口さんで結構。佐野さんはいらない(笑)。

スケートを知らない人ほど、情報に惑わされる。勿論、試合結果、点数、怪我事情、調整状況…など、知りたい速報は当然ある。それは摂取して当たり前。
でもねー。
たま~に「○○選手の○○な噂を知らないの?」というお馬鹿なコメントつけてくる人。もうそれは御自分のブログで語ってくださいな(今朝、ヘンテコなコメントつけた方も削除しました)。
スケートの演技にまつわる噂も飛びかっても構わない、と思うけど、プライベートの妙なネタまで知らないよ。
それが可愛いネタなら(例えば髪型や服やバッタリ選手に会った時のエピソードなど)皆で楽しく享受すればいいワケだが、「○○選手と○○選手はデキているらしいよ」といった類のもの。そこばっか追求している人がいる。「デキているなら、それがどうした」だ。コーチと選手の恋愛関係もザラにある。ペアやダンス競技なら尚更だ。愛も憎しみも渦巻いてるよ。そりゃ。狭い世界だもの。
でも、そんな事までいちいちコメントして「教えてあげる~」って得意になってる人。どっか行ってくれ。いや、ブログ読まないで下さい(笑)。

「○○選手の○○な噂」にこだわり続ける方へ。
そんなヒマあったら、PG使用曲のCDでも聞くとか、振付のインスピレーション元になっているオペラやバレエのDVDを見てみるとか、そういう時間の使い方でもしてみたら如何でございますか。
ま、お手軽な噂ネタのみが好きな人は、五輪終わったら大抵ソソクサと退散するから、ほっときゃいいんだけど。

(後日談)
★この頃、私怒ってますね(笑)。
 トリノ五輪前でフィギュアの報道が多くて、着目する人も増えた。
 特に美姫ちゃんへの批判が渦巻いてたとき。ブログにもそれに関連するような
 コメントがあったので、削除したはず。
 しっかり考えて書かれたコメントはすぐ判るので、厳しい批判でも私も冷静に
 返答するけど、マスコミの「ウワサ垂れ流し・煽り」を、まんま口写しした
 ようなアホなコメントは、バッサリ切るよ。
 …そんな気持ちで書いたのだ。この頃。
コメント (8)
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なぜ?

2005-02-16 | フィギュア吼えるぞ!
最近、このつたない日記にアクセスして下さる方が「ずん」と増えまして、少々驚いてます。
多分、フィギュア好きな方が読んでくれてるのかな?と思ってます。全米の話の続きを書こうと思っていましたが、変更します。興味のある方は読んでくださいね。

私はウィアー選手のみならず、いろ~んなフィギュア選手が好きです。
男子も女子も、ダンスもペアも。コーチも解説者まで好きです(笑)。
長い間見てるので(長い間見てる事がエライとは思わない)、選手のゴシップも悪い評判も当然耳に入ってきます。
ごひいき選手がモンダイを起こしたり、悪い発言をしたりしたら、やはり悲しいし落ち込みます…が、それでその選手を「見るのもイヤ。どっかいっちゃえ!」とは思わない。やはり演技がいいものだったら選手の人柄はどうであれ、魅力に引き込まれ感動するからです。
インターネットなぞ昔はありませんでしたから、選手の情報を知るには、海外雑誌か数少ないスケート雑誌・新聞・TVで知るしかない。そして段々それを繰り返して年数が経つと、「情報は情報でしかない。“めやす”に過ぎない」という事を思うようになりました。
たとえば、私が昔好きだったあるアメリカの男子選手は「怠け者だから太ってジャンプが跳べないんだ」という記事(ウワサ?)を目にしました。正直ショックでした。
しかしその後かなり年月が経ち、とある海外スポーツ誌で「病気の治療の為に使った薬の影響で一時的に太ったが、自力で克服した。報道でひどい事を書かれて苦悩した」という本人の独白記事を読みました。どこまでが真実かは解りません。でも、少なくともこれで私がその選手に抱いていた「ネガティブなイメージ」は払拭された訳です。と同時に私は自分が「あさはかな馬鹿なヤツ」に思えました。
再び、その選手のかつてのビデオを見返して「ごめんね。そんなに苦労してたんだね~。これからも幸せでいてね~」と泣いてしまいました。その選手にとても申し訳ない感じがしたのです。単純なアホかもしれませんが、そう思えたのです。

私はもともと情報を追っかける根性も能力も無いのですが(だいたい英語がダメだ)、トシと共に、自分の知りうる世界が狭くて偏っていてちっぽけなものだという事が解るようになりました。だからここでも「悪いウワサ」的なものは極力避けて書いているつもりです(まだ出来ていない所があります)。
自分だけの日記なら何を書いてもOKだけど、WEBで公開している以上、ある程度の責任が生じるからです。そうでなくてはただの「トイレの落書き」です。ホント。
演技・振付・得点・衣装・容姿、などなど価値観は様々だから、私が「いい」と思ってるものをある人は「ヘン」と思うのは仕方が無いし当たり前。
しかし、選手の知性や性格に関するネガティブな事で「推測の域でしかないのに、あたかも真実であるかのように」断定してWEB上で話す(書く)ことは、ファンとして許せない。
せいぜい「~ではなかろうか?いかがなものか?」で留めるべきだと思います。
自分も気をつけて書かないといけない、と反省。(アンドレーエフよ、ごめん。キツイ事書いちゃってー)

先日コメント頂いた方には申し訳ありませんが、理解して欲しいと思います。私はスケート選手やダンサー、音楽家、画家、その他様々な表現者を尊敬してる。自分の好みに合わない人でも、根底では尊重してる。世に出るレベルにまで持ってくるのには大変な努力を要するからです(表現者以外は尊敬しない、という意味ではないよ)。
私を楽しませかつ感動させてくれるスケーター達を、なんで馬鹿呼ばわり出来ましょうか。選手の「真実」なんて、本当に近しい人にしかわからない。
そして「インタビューでああ言ってたから、○○はアタマ悪い」と決め付ける人が多い事にも驚きます。いや決め付けるのは自由ですが、せっかくスケートの世界を楽しんでる他のファンに、なんでわざわざそれを聞かせにゃならんのか。
私も色々「ここがいかん。あそこがいかん」なんて偉そうに(笑)注文つけてますが、選手の人格そのものを頭からけなすような事は書いてこなかったつもりです。

今日は非常に落ち込みまして、こういう文を書きました。読んで下さった方に伝わる事を願っています。
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やっぱりテレビって・・・その2

2005-01-12 | フィギュア吼えるぞ!
昨日の事になりますが、ご多分に漏れず(笑)「クローズアップ現代」見てました。

野辺山合宿ってああいうシステムだったのか。お勉強にはなりました。
でも、一見、旧ソ連か東ドイツを彷彿とさせる光景ね・・・「選ばれた人」がスケートを本格的にやる方が幸せなのかもしれないけど、なかなか大変だなあ。
日本のスケートが盛り上がるのはファンとして有難いこと。
それはいいとしても、強化部長が演技のジャンプ内容まで仔細に決める権限あるんだろうか?選手とコーチの話し合いで充分だと思うのですが。
みどりちゃんが「金」を取れる筈だったのに、「銀」で終わってしまった。
その失敗(?)に学んで我々は頑張ったのだ…成果はめざましい。
そういう番組作りになっているので、一般の人にはナルホドね、と思われるのかもしれません。でも、あれでは少々、みどりちゃんに対して失礼というか気の毒な感じがします。
あれ程の苦労を経て、女子として五輪初の3アクセルを成功させたというのに。
銀メダルの価値は何なんだ。常に結果を求められる、のは解るけど何か間違ってるよ?
それに外国人コーチにつくことがステップアップの鍵、みたいに語られてましたが、日本のコーチの功績や苦労については全く無視。
30分では無理だったんでしょうが、なんじゃ?この内容は?…と思わざるをえなかった。

選手はチェスの駒じゃあないのよ~。一回限りの青春賭けて頑張ってるのよっ。
美姫ちゃん、誰に何を指示されても、もうばんばん自分の跳びたいジャンプ跳んでください(笑)。そんな「反逆児」を見たくなってきました・・・。
コメント (4)
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やっぱりテレビって・・・その1

2005-01-10 | フィギュア吼えるぞ!
もうそろそろフィギュアスケートから離れて別のカテゴリーを書きたいのですが(笑)、連日TVでオンエアされているので、ついつい書いてしまう私です・・・^^;

「サンデースポーツ」にまだ静香ちゃんが映ってるのに、「情熱大陸」が始まってしまったわ。録画録画。
この番組はバレエダンサーは割と頻繁に取り上げてくれてますよね。
上野水香さん、服部侑吉さん、中村祥子さん、針山愛美さん…その流れでついにフィギュアもか!?にしては、ディレクターがスケート詳しくない人なんかなー。
「フリースタイル」って、ねえ…モーグルとちゃうぞ!フィギュアのTV番組ってやっぱりコレだもの・・・

二つの番組を掛け持ちで見てると、静香ちゃんの苦悩がアリアリと解る。
「トリノで金メダルを目指す女王!」って周りが勝手に決めつけてるだけじゃないか。世界チャンピオンに1回なるだけでもそれは大変な事なのよ。まずは休ませてあげなくてはいかんわよ。
「情熱大陸」のほうが、淡々と客観的に軌跡を追ってるので、まだ罪は軽いと言えましょうか。静香ちゃん、アイスクリーム本当に好きですね^^;某雑誌の連載コラムで「500mlのアイス、いっぺんに食べちゃう」って言っておられましたが。おーい、お腹「どん冷え」になるよ(笑)。
モチベーションが下がってるのは、靴が原因だけではないような気がする。
この方はもともと余りタイトルに執着が無い感じだものね。
自分が100%満足しきった演技が「ここぞ!」という場面で出来たのだから、次の目標をすぐ目指せって…酷なことです。
もっともリピンスキーみたいに「私はこの一番高い所から降りたくない!絶対!」ってタイプの人は別ですけどね。
とまどいを隠そうとはせず、でもサラリとインタビュアーのツッコミをかわしてみせる。アイスクリスタルのパーティで少しお話した時も思ったけど、この人はやはり「大人」だと思いました。

う~ん、でもね~。やはり、ドルトムントのフリーの後半、自分を全部オープンにして、爆発(!)してるかのような静香ちゃんの姿を、もう一度見たい!とも思う私。
周囲ってワガママなもんなんですよね…。
静香ちゃんはどこに行くのでしょう。
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