上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

GP前半戦女子★明子幻想に酔う

2012-11-07 | 12-13コンペとショー
私、前回のブログで「関金林くん」初見みたいに書いてますが、思い出したわ。関君はジンリン・グァン君のことだったのね…すみません。グァン君。もう何度も見てたわね。
ちなみに「ナン・ソン」と書くと甘いイケメンっぽいけど、「宋南」と書くと、孟子孔子的・ヒゲ生やしたお爺さんイメージになっちゃう。不思議や。

ここまで女子は書いてきませんでしたが、私が一番好きな女子のプログラムは、フリーは、あっこちゃんのシルク・ド・ソレイユの曲。「O(オー)」。
繊細で幻想的で、夢の国に連れて行ってくれる…少し東洋的な部分もありますね。この「O」で何か絵が描けそうです。孔雀を模した衣装がとても良く合ってて、幻想美を更に高めています。
SPの「キル・ビル」はFOIで見た時はいいな~と思ったけど、ライトが明るいコンペ仕様で見ると、ちょっと軽っぽい?曲のつなぎ方の問題かな。リプニツカヤみたいな全身黒タイツにすると、迫力が出て良いかも。
真央ちゃんは、SPはガラッと路線を変えて軽快なプログラム。カタリーナ・ヴィットがサラエボ五輪で金メダル獲った時の、FSで使ってた曲ですよね。私が大好きな曲。
自然に笑顔になるようなナチュラルな構成ですが、3Aも3-3も無くても60点を超えてくるのは、ステップワークの巧みさが、高評価を得ているからかと。
FSの「白鳥の湖」は、バレエのコーダっぽく終盤盛り上がりますが、もう少し「逸脱した」白鳥でもいいと思います。スワンってみんなやるプロだから、一味違うものも見たい。
でも今季の真央ちゃんは、3アクセルの負担が無いせいなのか、落ち着いて円熟しているように見えます。昨季から好調で、世界のTOPグループ入りを果たしたワグナーと、どう競り合うのか。期待させてくれます。勿論あっこちゃんにもからんで欲しいのですが、彼女は来季の五輪シーズンで、SP・FSとも「極め付け」のプロで、頂点に達して欲しい…と願ってたりするのです。

ソトニコワ・タクタミシェワなど、昨季彗星の如くデビューした「ロシアの天才少女たち」は、少し体が大きくなった?せいか、動きにキレが無く、昨年のような衝撃感はありませんでした。
やっぱり女子の「旬」って14歳なのかなあ…そういう意味では、細いリプニツカヤは今がまさに「旬」なのかも。リンクでは大胆でも、キスクラではあどけなく可愛い^^
どうも、ロシアの天才少女はみーんな、新体操とかバレエ・サーカスで駆使する「体が柔らかいから出来る」持ち技に長けていて、一定の年齢を過ぎるとそれが出来なくなってしまうんじゃないかな。「スケートの才能」とは、ちょっと違うと思う。まあまだ先を見ないとわからないですが。
アメリカの二大天才少女・ジャンとミライちゃんが、体が大きくなって今、やや精彩を欠いているので、ロシアの天才たちも、少し「?」です。

そういう意味では、スケカナでいきなり優勝したオズモンド選手16歳は、かなり有望かもしれません。体がもう「がっしり」出来上がりつつある?し、ロシェットみたいな良い筋肉のついた「性能の良い選手」になりそうです。
表現も技術も大きな欠点が無いし、なんというか「華」があります!あとは「楽しんで」成長して欲しいですね。期待大!★
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2012中国杯★日本の次は中国男子?

2012-11-05 | 12-13コンペとショー
さて、BSで録画しておいた方の男子FSをあらためてじっくり。

私はかつて「金・柑・林」=「きん・かん・りん」というタイトルの水彩画を描いたのですが、中国男子に「関金林」=「かん・きんりん」という選手がいることに、何か親しみを覚えるのでした…関係ないか。
男前で実力者のナン・ソン君がリッポン君と衝突…怪我がひどくないといいですね。衝突はもう2度と見たくないです。ナンソン君棄権で、中国は関金林選手と若手の王一選手の二人に。
でもこの二人とも、しっかりクワドを跳んでくるのですね~~~。「中国と言えばチェンジャン・リー」なのですが、ミン・ジャンと並び屈指の4回転ジャンパーでしたね。
その伝統がしっかり後輩に受け継がれ、更に演技力も滑りもイケメン度も(?)向上の一途である、という事実を、目の当たりにしてしまいました。
今、日本男子は世界でも類を見ない「黄金期」と言えますが、そのあとは中国男子がアジアの中心になりそう。コーチにさえ恵まれれば。そんな予感です。

ジュベールが棄権って…ただでさえ9人に減った中国杯なのに、棄権二人で計7人ですよ!7人で戦うGPシリーズって!考え直しませんか!?12人制に戻して欲しいわ。
くるくる巻き毛を「タンタン」ヘアにして「誰やねん」状態の、リッポンですが、アップになったらやはり可愛いな。
モロゾフ→オーサー→ダンジェン→アルチュニアン…と、「コーチ・ショッピング」をやっとる場合やない。昨年がとても良い状態だったのに、なぜここでコーチもイメージも変えたんでしょ?
4回転3本を持つケビン・レイノルズですが、背は伸びても可愛いのはそのまんま(^^)。永遠のトム・ソーヤーでいて欲しいわあ。
今回はミス一杯でしたが、後半に向けて調子を上げてくるでしょう。豪快なビッグジャンプと、体のラインが綺麗。もう少し「滑って」欲しいけど、初期に比べたらうまくなったー。
ボロノフが久々に良い演技見せてくれて…うーん。ジャンプは頑張ったけど、もう少し芸術的ニュアンスのある選手だったのですが。クールな2枚目なのに、なんだか「華」を失って寂しい感じです。振付の問題だと思う。平凡すぎないか!?決してご本人のせいじゃあないよ!

町田君はFSはスケアメの方が「ほんのすこし」良かったかな?いやカメラアングルのせいでしょうか。終盤やや疲れが見えて、インタも「反省の弁」でした。
でも優勝ですから、コーチは大喜びしてるのかな~と思いきや、「優勝が決まった瞬間はコーチに怒られていたので、感動的ではなかったです」ということでした。あれれ(^▽^;)。
それだけ目標が高くなって、本気で世界のTOPを狙う…ということでしょう。私は十分可能だと思います。何度見ても、まっちーのプログラムは気持ちいい!「芸術の喜び」と、「スポーツの爽快さ」と、両方を味わえるのですよ。
こうなったのも、昨年から組んだランビエールの影響が濃いのかも。感性がランビと合うんだと思う。ランビエールの要求するレベルの振付をこなそうと思ったら、自分を引き上げざるを得ないので、「死ぬ気で練習した」成果がアリアリと解ります。
それに、アンソニー・リュウ先生とも相性が良さそうですね。ええコンビや~!

「高橋大輔は80%の力でも、この試合で勝てなくてはならない」と、解説のヤマト君は言っていましたが、メンツを見ると確かにそうでした。そして町田君もミスありで、決して完璧ではなかった。
なのに、勝てなかった。それだけ「盤石」というものは、今の男子には無いんだなあ~と痛感します。
どうもクワドの絶不調が全てに響いていて(靴のアクシデントが?)、その他は、深刻な問題ではないように思いました。
日本男子が初戦から4回転を決めメダルラッシュ。意識してなくても、焦りもあるでしょう!?
モロゾフが加わったことでチーム高橋がどう影響されているのか、まだ今の段階では解りませんが、今は「産みの苦しみ」の時だと思います。
4回転をSPに1本、FSで2本、怪我からカムバックして初めての最高難度の構成。
大ちゃんが「FSに4T×2」構成で滑ったのは、実に5シーズン前の21歳の頃だし、それにその頃はSPに4回転無しで、充分通用していました。
26歳で迎えるシーズンに、最高難度の構成で、その他のエレメンツもルール改定で難しくなってるのですから、「楽勝」なんてありえません(><)。
JOで素晴らしい「道化師」だったので、思わずこちらも「最低でもJO並み。願わくば進化系を!」と期待してしまうというもの。
でも現実はそんなに甘くない!目が覚めたなあ。ファンはいつでも期待するものね。
いきなり初戦で、予期もせぬ後輩に負ける、という「往復ビンタ」をくらいましたが、これが薬になって、どうか回復していきますように★
NHK杯怖い…ホラー映画並み(^▽^;)
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2012中国杯★大ちゃーん

2012-11-04 | 12-13コンペとショー
昨日は名古屋に行ってまいりました。「ブログ見ましたよ」と言って来てくれはったお客さんも。誠にありがとうございました!そしてスタッフさん、NさんとHさん、お疲れ様でした!
名古屋は賑やかで楽しかったです♪エビフライは食べませんでしたが、帰りに「みそきし」=「みそ煮込みきしめん」食べて帰りましてん^^ やはり美味しいね♪

気になりながら大阪へ帰り…帰途途中でもう、友達から結果聞いてたのよね。
SP終わった時点で「もし明日、まっちーが大ちゃんを破って優勝したら、どうなるんだろ!?」とチラッと思ってたんですよね。可能性が無くはない。そしたら本当にそうなった!
驚いたけど、ここは町田君の健闘をたたえると同時に(はい、私はまっちーファンですから)、大ちゃんのほぼ「自滅」とも言えるふがいなさを、嘆きたいです(+_+)。
何かあったのかなあ…SPはFOIのお披露目の時より、改編されて私はずっと好きだな♪FOIの時は、「ななみ先生っぽい?」洒落っ気も感じられましたが、正直言って「ピンと来ない」。
今までいろんなプロを滑ってきて、常に意欲的だった大ちゃんにしては、ピントがボヤけていると思いました。
でも、衣装もリニューアルして(FOIの時の衣装は余りに不評だった)動きが明快になってきて、全体的にはしっくり馴染んで、「魅せる」1本になってました。きっとスケートファンでなくても、楽しいプロでしょう。あっという間に終わってしまう!
問題はFSですが…いろいろ昨夜、友人とメールしてて、何が原因かわからんね~と愚痴るのみ。
モロゾフと再び組んだことで、本当に良かったのか?JOで素晴らしい「道化師」を見せてくれたから、早くも効果があらわれたのかな?と少し思えたんですが、どうもそうでもないのか。
ただひとつ言えるのは、クワドが絶不調だと、SPとFSで計3本跳ぶので、随分精神的に影響するんじゃないかなあ~ということ。
ましてや、日本男子は初戦から全員クワド跳んできてますからね。

せっかくまっちーのGP初優勝だというのに、破顔で喜べない私でした。あああ。でも
まっちーおめでとう。
大ちゃん、N杯では必ずや復活を。


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おちついて。。。★

2012-11-02 | 12-13コンペとショー
お天気は良いんだけど、風が寒くなってきました。
キンモクセイが終わってしまうと、木枯らし1号。ああ~秋から冬へ~なんだなあ。
明日11月3日の土曜日、個展開催中の名古屋松坂屋北館2階アートステーションに、私も参ります。どうぞお近くの方はお立ち寄りください。
…中国杯のフリー、微妙だなあ…帰途に着くころ結果がわかるような…(まあその方が心臓にいいのかしら)。

昨日は版作りに苦しみ、夜の12時までかかってしまいました。
あれほど苦しんだ事はここんとこ無かったので、なんで失敗するんやろ…と原因を考えているだけで時間がたってしまった。時間が経つと焦りが倍増して失敗を重ね悪循環になるので、いったん休んだ方が良いのですが、そういう時に限って休みたくない。
どうも版の熱し方が足りなかったのかな…。好調にやってきても、ある時「ポカッ」と不調になるので、私はこの銅版画作りの現象を、フィギュアスケートの練習と重ねて見ているところがあります。
自分を信じて、まずは精神的に落ち着かないと!!!

現地入りの真央ちゃん・大ちゃんをニュースでやってましたが、警備のものものしさが緊迫感。
日本からいつも沢山お客さんが行くけれど、果たして今回はどうなのでしょうか。この厳戒体制では、選手は町を散歩することすら無理みたい…。
昔、中国の試合に行った大ちゃんが、同行の宮本賢二氏に天安門広場に連れて行かれ、
屋台のサソリのカラアゲを口に放り込まれた
宮本先生、やりますね。そんな可愛いエピソードも、もう生まれないんでしょうかね。

今朝の新聞(朝日関西版)では、二人のカラー写真入り。真央ちゃんは好調そう。大ちゃんは不調と書いてあるので、ちょ~っと心配かなー。町田君は好調と。
だいたい、記者の筆の「好不調」判断は、男子ならクワドの出来次第ってところなので、まあなんとか本番には、合わせてくれると思うのですが。。。
スケアメも、公式練習で一番不調を伝えられていた小塚君が結局優勝したし、わかんないもんですよね。
今回の男子メンツ、大ちゃん、町田君、ジュベール、リッポン、ナン・ソン君…うーんレイノルズも怖いか。このあたりがメダル候補。ジュベールとナンソン君の迫力の4回転も見所。
大ちゃんのSPは、夏のアイスショーで「いまいち良くわからん」印象を持った、ロカビリーのメドレー。羽生君の元コーチとしてお馴染みの阿部先生の振付です。
「ベテランの調整力」を信じたい私。また神社にお祈りに行く日々が★

その後、今日はもう一度銅版やり直して、満足して完成。
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2012スケートカナダ男子★減塩化フェルナンデス

2012-10-30 | 12-13コンペとショー
≪男子SP・FS≫
この「2012スケカナ男子」重要ポイントは3つありまして。
①織田君の怪我からの復帰GPはいかに!?膝の調子は!?
②パトリック・チャンは、ローリー・ニコルと別れて新コーチ。この新体制の影響は!?
③伸び盛り、ハビエル・フェルナンデスの4回転×3は!?
↑この3人で表彰台か、はたまたデニス・テンが殊勲をあげるか。その辺が見所でした。

★織田パパ健在を示す
カムバックの新SP…織田君その衣装はジョニーですやん
まあいいとして(^^;)いやたまにはお耽美でもいいけどね。Otonal思い出したかんね。
4+3綺麗に入りました。3Aは力入り過ぎか。でも怪我前と全く変わらない柔らかい着氷で、サスガの織田パパでした。2歳の息子が可愛いので賞金稼いで頑張りましょう。
FSの「魔法使いの弟子」は彼にあった選曲だけど、もっとハジケて欲しいですね。SP・FSともジャンプ構成の難度がまだ低いので、調子を見ながら、後半に難しいジャンプを持ってきて、得点UPを狙うのでしょう。でも、復活の試合としては上々の出来で、底力を感じました。

★パトリックはビミョー感あり。でもプロは好き。
コーチを替え、振付師を替え(だよね)、何か新しいことにチャレンジを!という意気込みが見えます。新生パトリックの点の出方に、世界中が注目。
SPの「エレジー」は昨季のEXで滑っていたプロですよね。物悲しくでも美しく、いいプロだな~と思っていたら、SPに持ってきました。私はこれを見ると、ユトリロの絵「ラバン・アジル」が目に浮かぶんです。
FSの「ラ・ボエーム」は前に美姫ちゃんがやっていた?男子では少し珍しいのかしら。こちらもいいプロだと思いました。
今まで「フィギュアの定番」の曲しかやってこなかったよーなパトリック。だから私はつまんなかったのですが(笑)、培った技術で今度は、「表現しよう」という意志が明らかになってきて、幅が広がりそう。どうでもいいけど、SPの衣装、「胸はだけ」大きいよね。。。

★ハビは「濃厚どろソース」→「減塩ウスターソース」化
フェルナンデスは、モロゾフの弟子時代はあーんなに濃いキャラだったのに、オーサーに移ってから、とんと薄味になってしまったように思うんです。なんでや!?
「薄味化」が功を奏しているのか、4回転は安定の極みとなってきました。「クワド×3」+「3A×2」の構成が成功したら、史上最高難度ではないだろうか。クワド3本跳んだゲーブルでも、アクセルは1本だったのでは?
SPのラテン系は、考えてみればスペイン人男子選手で見るのは初めてなので、「日本人が吉田兄弟で滑る」ぐらいのハマり方と言えましょうか。減塩化したというものの、そこは本場の人。サマになってます。
FSはチャップリンだったので、思わずバンクーバー五輪の織田君を思い出す。そこそこにいい。でも、パトリックを見たあとにフェルナンデスを見ると、やっぱり「滑りが劣る」感は否めない。そこは一朝一夕では追い越せないものなのでしょう。

世界銅メダリストのガチンスキーは、何か不安定でパッとせず。早々にGPF進出レースから脱落しかかる。
プルさんが今季、ユーロまでしか出ないとなると、まさか五輪の枠取りはこのガチンスキー君のワールドの出来にかかってる?
…もしも「ロシア男子1枠」になっちゃったら、ソチ五輪はやっぱりプルさんだけを出すということ!?
アモディオ、マイナーといった「出世を待望される人たち」がどうも伸び悩みで、これは男子がほぼ全員、SPに4回転を入れだしたからでしょうか。となると、4回転の確率が高い人が生き残るのも当たり前か。
超新星となったゆづ君の同世代的ライバルは、デニス・テン君となりますが、4回転さえ安定してきたら、テン君「ぐーんと」来そう。演じる感性が素晴らしい。欠点が無い!大人っぽくなって、いい味出てきて、テン君好きやわあ^^

パトリックはFSで曲がりなりにも4T2本入れて、JOよりは出来は良かった。ボロボロではなかった。でも、ミスありのフェルナンデスに負けてしまった。
以前のパトリックなら、もっと多くのミスがあっても、優勝していたと思うんですが、なんだか点の出方が微妙に以前と違うような気がします…それはコーチチェンジのせいかしら。いや、気のせいなのかどうかは、今後の点の出方次第かな。
織田君はGPFに進出するには、次のロシア杯で最低でも2位かな。優勝ならOK。
またパトリック、そして小塚君と当たるのですよね。きついなあ…でももし、パトリックが3位だったら、2位+3位でGPFどうなるんかなー。

GPF進出メンバーが、日本男子で小塚君・大ちゃん・ゆづ君・織田君と4人占めたら、あとはもう、フェルナンデスとパトリックしかいないことになる?
そんなことってあるかしら???
アボット、アモディオ、ガチンスキー、は第2戦で優勝すれば、まだチャンスあり?★
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続・2012スケートアメリカ★どんでん返し

2012-10-26 | 12-13コンペとショー
もはやスケカナが始まっているのですが、無視して(笑)スケアメ。
≪男子FS≫
★町田君遂に
まっちーが遂にPCS80点の大台を超えた。。。!しかもアウェーの地。
私の目の黒いうちに、そんな日が来るなんて~ううう。身内並みの感激。
この「火の鳥」は、ランビ先生ではなく、アシュリーさんの「ブラック・スワン」を振りつけた方の作品だと、友人から聞きました。そーいえばそんな感じ。ロシアバレエの「火の鳥」を連想しませんか。
ちょっとした動きとか、音楽に対する感性が素晴らしいよ。キャリエールの同作品と断然違うよ。だんだん、堂々としたふるまいが板についてきた町田君は、
ランビ先生が憑依したみたい
★ベルナーさん悔しがってくれ
昨シーズンから持越しプロですよね。「スゥイングしなきゃー」(?)軽快でお洒落で、これが完璧だったらどんなに素晴らしい1本になるだろうか。あー。いろんな意味で不発で、そして演技終わったあと「まあ…俺はこんなもんさー」みたいな苦笑いが悲しい。もっと悔しがって欲しいのよ。怪我かなー。あなたはもっと、トップに行く人なのに、このまま低迷せんでくれ!
★弟ミハルはデコで兄を追い抜く
SPで出遅れた弟分のミハル。どうでもいいけど、ミハルよ、SPでも後半スタミナ切れなのは、納得いかん!
FSは弟も持越しプロ「アンタッチャブル」。カメ先生の洒落た振付でエンタメ精神あふれてます。が、小塚君とか見てミハルを見ると、やっぱりスケーティングがいまひとつかなあ。
ミハルは今季何が一番変わったって、おデコじゃないでしょか。。。兄貴がま~ったくデコ(+毛髪量)が変わんないので、弟の微妙な変化にも気づいてしまう。「少年老い易く、デコまた広がりやすし」。
★アボットさん下がり眉
久々に見た「泣き顔のアボちゃん」。あー。悪い時のアボットさんでしたねえ。崩れていくときのねえ。もう卒業したと思ってたんだけどなあ。。。怪我もあるのかなー。
でも、自信まんまんの「俺様」アボットなんて嫌だ。こんな繊細な青年だから、こんな美しい「流れる河のような」演技が出来るんだよ。
女性ファンは、強い男ばかりでなく、弱い男も好きなの。ハマる人はハマる魅力。
★こづくんそれはジョニーのおハコなのよ
小塚君のFSは、JOで初見した時、「あー。ロンド・カプリチオーソは、ジョニーのものなんだよ~」と少しダダをこねてしまいました。「少し」ね(^^;)。
もうそれは昔の話だしね…でも、ロンド~の華やかさと繊細さと独特の世界は、赤い衣装を着たジョニー、20歳の花満開(!)な赤丸急上昇ジョニーに、この上なく似合ってたのよ。いかん。ジョニーを語ると長いっ。
こづくんは4Tも2回入れて、JOの出来とほぼ遜色なくまとめてきました。かなり終盤がキツそうですが、曲の助けもある良いプログラム。衣装が、
カルメンか神戸ルミナリエか
なので、もちっとソフトな薄いブルーの「ブラウス」的なものに変えてみてはどうでしょうか。それだけでもだいぶ印象が違うと思うな。
★17歳はこれからだ。それでいいではないか。羽生君。
世界新記録更新か大遭難か。フリーは「どっちかだ」と思いました。それが若さのバクハツ力。というもんやないですか。別に失うものは何もない17歳。いや、世界のメダルとってしまったから、もう彼には重圧があるのかな?
序盤の4回転転倒でかなりスタミナと集中力が奪われたみたいですが、3Aは2本ともきっちり決めるあたりの根性が、さすがゆづ。素晴らしい。
SPより、このフリー「ノートルダム・ド・パリ」の方が、ゆづ君には合ってると思う。荘厳で華麗ですから。にしてもPCSはやはり高すぎると思う。
でもそれだけジャッジに認められてるってことだから、今後も台風の目ですよねー。

。。。メンショフさんを書き忘れたことに気付いたけど、ごめんね。存在感薄くて。すみませんメンショフさん。でも、どーにも感想が無いのよ(笑)。
かくして日本男子は、海外のGPシリーズで初めて、表彰台を独占しました!!!
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2012スケートアメリカ★

2012-10-22 | 12-13コンペとショー
JOの感想も書いてないまま、新シーズンGPに「とちゅにゅう」です。
朝日ニュースターの生中継は価値あるわあ~。
私はスカパーe2なんだけど、なんとGPのスタートを一週間、間違えてまして、ギリギリで契約したら間に合いました^^

≪例によって男子だけ・まずSP≫
★町田君
ランビエール先生の振付は「F・U・Y・A」ふや?「テクノ+東洋」摩訶不思議プロ。素晴らしい表現ですが、フィニィッシュの「どや!」顔アップはどうよ。日本のTVクルーから「撮るからね!」って指示出てたのか、ファンデーションがいつになく濃い「まっちー」。
★アーミン
アメリカ期待の★マーバヌーザデーさん、もう21歳!あんなにあんなに可愛かったのに~すっかり大人顔。体が作るラインが美しいのと、彫りの深い男前顔がやっぱ映えます。4回転挑戦中。
★ミハル
新プロですが出来はいまひとつ。やはり3Sを入れるリスクは大きいけど、当たれば90いくかもですね。サルコゥに入る前の構えが、「どーりゃー!!!」ド迫力で、あれがひとつの見せ場と化してます。
★ベルナー
チェコ兄弟の兄貴。弟のミハルに抜かれそうになりながら、なんとか持ちこたえるトマシュ。もうここらで世界メダルを獲らなくちゃ!PCS8点台後半に食い込める人なのに世界中が「もったいない」。
★アボット
今回の男子SPで一番気に入ったお洒落プロ「スパイ(大作戦?)」。体を縛りつけているものはあれ、ピストル入れるのかい。途中ではずす小芝居も入れてくれ(違反?)。4Tは失敗しちゃったけど好きですアボット。
★小塚君
「栄光への脱出」って、映画の曲なんですが、私が中学生のときブラスバンド部で良く吹いてましたね。懐かしくて倒れそう。でも「オールドファンにアピールする小塚」として、方向性はいいのか。「良く滑るスケート」ますます磨きかかってます。
★羽生君
ゆづは来たよ~。95だもんね~。エレメンツ的には素晴らしい出来です。パチパチ!でも正直、点数と感動度が比例しないのは、プログラムがつまらないからかなー。こういう「雰囲気おしゃれ系」は、カートやジェフならお得意でしょう。
しかし、自信に満ち溢れてるかのようなゆづは、成長スピードが速い速い。

SP終わった時点で、ちょっと、勝負のゆくえは面白くなくなっちゃった。点数格差がありすぎるわあ。羽生君のPCSが43で、小塚君が37ってのも納得がいかない。
まあ、世界銅メダルの威力かなー。「表現」だけで言えば、アボットとまっちーが最高!
(FSにつづく)
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