MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

ベースボール韓国代表チームの金監督は立派だと思う。

2015-11-20 | 発言Clip
「今日のように強者が弱者に負けることもある。最善を尽くしたい」

 プレミア12、準決勝で9回4点を取って、一挙逆転で日本を下した後のコメントだそうだが、素晴らしいですね。ちゃんと日本に対して敬意を表しつつ、次戦決勝へのチームの引き締めもしている。この人はきっと立派な監督なんだと思う。結果については、とりわけスポーツの世界では勝ち負けはつくものだし、野球では、ジャイアントキリングも起こらないではない。いい当たりでも正面を突けばアウトになるわけで、むしろ偶然の作用が大きいスポーツかもしれない。

 今大会での日本チームのパフォーマンスは他のすべてを圧していた。それはきっと誰が見てもそうだったろう。金監督もまた十分それがわかっていた。
 こういう勝ち方ができるチームの監督というのは、やはり立派な人物であることがしばしばだと思う。ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズHCしかり。
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錦織はゾーンに入ってた。ATPワールド・ツアー・ファイナル、フェデラーに惜敗。

2015-11-20 | ランニング以外のスポーツ
 結果はセットカウント1-2で敗れたけど錦織にとっては本当に素晴らしい試合だったし、フェデラーにさえ--フェデラーはこの試合の前にジョコビッチをストレートで破ったばかりだった--大いに勝つチャンスがあることを世界に示した。
 1セット目を惜しくも7-5で落とした後、2セット目の途中からは完全にゾーンに入っていた(解説の坂井さんもそんなことを言っていたし、試合後のインタビューでも本人が「ほとんど何も覚えていない。そのくらい集中していた」と語ったらしい)。打つショットはどれも神がかっていると見えるほど、正確にライン上をとらえていた。信じられない体体勢から、信じられない角度でショットがいくつも決まった。
 最終セットも惜しい場面がいくつもあったが、さすがテニス史上最強のオールラウンダー(だと私は思う、多くの人が賛同すると思うけど)フェデラー、あらゆるテクニックとパワーとセンス、頭脳を駆使してブレイクポイントはチャンスをフルで奪い、逆に錦織のチャンスをつぶしていった。
 男子のトッププロはやっぱりバックハンドはシングルじゃないと「最強のオールラウンダー」とは呼べない。事実、シングルバックハンドはいざというときの素早さに差が出る(この日もいくつかそう思うシーンがあった)。

 錦織にとって、ジョコビッチのようなパワーにモノを言わせるプレーヤー(しかもジョコビッチの場合ミスも少ない)が最も苦手なんだと思う。手も足も出なくなって、楽しくない。フェデラーとの試合は、錦織はプレーする楽しさにあふれていた。見ている我々も楽しい。いい試合だった。
 もう一つ、この試合で錦織は1つもチャレンジを使わなかったんじゃないかな? それも、フェデラーへの経緯に念がさせたんじゃないかという気がする。これは対等に戦う選手としては、いいことではないんだろうけど、私は錦織のそういうところも好ましく思える。
 幾分力が衰えたとはいえ、以前世界一美しく、テニス史上総合力No.1だと思うフェデラーと互角の戦いをする錦織圭は日本人としてとても誇らしい。次はぜひ4大大会のファイナルで対戦しする二人を見たいものだなあ。 
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