ニューバランスの超長距離用ランニングシューズM1040。走距離1113.3kmで退役させることにしました。少し迷ってたんですが濡れた路面を走ってみて、グリップが全然効かないことを実感できて、踏ん切りがつきました。
さすがの耐久性。といってもこれまで履いてきた790、890とニューバランスはどれも1000km以上走っているので1040が特別というわけでもないんですけれど。
正面から見ると破れなどはないですが、全体的にへたってきている感はあります。
上から見ると、左右のしまりがなくなっているような気もします。
部分的に拡大すると
アッパーが破れてます。
でも実は破れたのはだいぶ前なんです。ソールがでかいので、私の走り方の問題もあるのだと思いますが、よく靴底が反対の脚に当たるんです。走りのバランスが悪いときは踝の横にもよく当たって傷になることもたまにありましたね。
ただ、ニューバランスはこの部分のアッパーがどの靴でも早めに破れるので、ひょっとしたらメーカーでも何か対策してもらう必要があるかもしれません。
横からの写真。
右の靴底がかなり減っているのがわかりますね。
最後にソールの減り具合を見てみると
左右ともかなり減ってますが、特に右足の外側後方の減りが極端にひどい。
この写真ではわかりにくいですが、実はつま先については左足の外側がやや減りが早いようです。
どういう走り方をしているのか、写真や動画でチェックしたりもすることがあるんですがなかなかわかりません。金さんに診てもらえば一発で解説してくれると思うんですけど。
なんとなく身体が進行方向に向かってまっすぐ向いていない、右に少しずれているんじゃないかという気がします。
フォームが右にねじれてる?
ガーミンの分析でも利き足の右のほうの接地時間が長いんですね。これだけでも右がすり減るのが速いことは納得できるんですが、左右のバランスが悪いと故障につながる可能性があるので改善したいと思って、あれこれ意識しながら走るんですが、思うように改善されないです。
重いしでかいし,安定感は抜群ですが、最初はちょっと走りにくいと感じたのですが、なれてきたら、長い距離はもちろんですが、少しスピードアップしても(といってもキロ5くらいですが)走りにくさは感じなくなりました。
総合的に評価すると「いいシューズ」でした。
実は1つ新しいバージョンをもう1足ストックしてあるんです。今はこの系譜はHANZO U(ウルトラマラソンのUなんですね)に引き継がれているわけですが、そういうわけでHANZOを履く日はまだだいぶ先になりそうです。
フルやハーフのレースシューズはニューバランスを選んだことがないんですが、普段のランに履くのにどのメーカーが気に入ってるかと聞かれたら、おそらくニューバランスと答えると思います。普段気楽に走ることを楽しむには、鮮やかな色使いが気分を高めてくれるし、履いているときの感触が心地いいんですよね。メーカーの沿革からして故障に対してもなんとなく安心感があります。
これからこの靴を買う人はあまりいないとは思いますが、2サイズくらいでかい作りだと思います。26.5cmを選ぶことがほとんどの私がこの靴は25.5kmを履いてました。HANZO Uはどうかな?