MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

Run river Run! 川よ走れ /高石ともや

2014-02-22 | 他のオススメ音楽
 ここ2回続けてエントリーできなかった「いびがわマラソン」。それまで3年連続で走らせてもらったからよいことにしようと思ってはいるが、また機会があったら--というかあんまり競争しないでエントリー出来たら--ぜひ走りたいと思っている。
 昨今「おもてなし」がはやっているが、いびがわマラソンくらいおもてなしの気持ちを感じるマラソン大会はそうはないだろう。村上げて、本当の子どもからお年寄りまで力一杯の声援を送ってくれる。もちろん大会に向けて組織化されたものもあるけれど、おそらくは自らの意志で、このマラソン大会を楽しもう・走っているランナーを応援しよう・ようおいでなさった、と沿道に出てくれている。そして熱くやさしく声をかけ、ハイタッチを求める。
 景色も素晴らしい。揖斐渓谷の深い緑と紅葉の山。

■最強のシンガー・ランナー

 そんな「いびがわマラソン」の会場を仕切っている?のがフォークシンガー・高石ともやさんだ。1970年から走っている市民ランナーの草分けといってもいい。
 実力・成績もすごい。フルマラソンのベストタイムは2時間45分07秒。1979年の記録だそうだ。芸能人ではちょっとありえないタイムだと思う。サロマ湖もサブ10で走っているし、1018kmを走りぬくウエストフィールドラン(オーストラリア)とかロサンジェルスからニューヨークまでアメリカ大陸を横断するトランス・アメリカ・フットレースも踏破している。その距離4700㎞。636時間10分46秒(64日間)かけての達成だそうだ。
 猫ひろしどころではない。

■高石ともやはいつも「いびがわ」にいる。

 「いびがわマラソン」では高石ともやは走らない。けれど毎年必ず彼はそこにいて歌っている。会場でギターを片手に歌を歌いレース前の雰囲気を盛り上げてくれる。あのにこにこした笑顔を絶やすことなく。
 あるいは、表彰式では自らマイクを持ち、もじもじしている選手やスタッフ、大会関係者にあれこれ指示を出す。笑顔はそのままで。おれに任せとけよ。元気出していこうよ。という感じ。

■ラン・リバー・ラン

 で、公式テーマソングというわけではないのかもしれないが、「いびがわマラソン」を寿ぐ歌を提供している。地元の放送局では生中継(といってもレースに付いては数台の定点カメラの映像を流してるだけだけど)があるだが、その歌が1回は揖斐川の川面をバックに流れる。もう少し映像は工夫ができないかと思う。

こちらのブログに歌詞がアップされてました。

 この歌がなかなか味があっていい。Youtubeなどへのアップもない。いびがわマラソンは本当に良心的な大会で、ついこないだまで参加賞のTシャツなど(参加賞も選べる)が要らないなら3,500円で参加できた。
 記念品としてこの歌をCDを配布するなんていうのは、参加者からするととてもうれしい気がするんだけど。ぜひ検討してください。

高石ともやさんのHPはこちら。トップにサロマ湖ウルトラを走るすばらしい写真があります。また、心理学者・河合隼雄さんが文章を寄せています。

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