いつもの新川遊歩道です。運河には、くっきり白と黒を塗り分けたような姿のキンクロハジロがたくさん浮かんでいました、それもまだ幼鳥のようです。自慢の冠羽が風に、逆立つのも、何か愛らしく、すこし春を感じるいい風景でした。
柳青める遊歩道を、中川方向に歩いて行きます。昔少女の3人組です。
花で、小鳥で、カモでといちいち、引っかかって楽しんで歩くので、もう、「速足散歩」でなくてもよしとすることに決定。
干潮で、新川の水が速い速度でひいています。
遮るもののない川沿いは、日当たりバツグン。柳は一足先に青みを増して、軟らかに長い枝を揺らしておりました。
しばらく進んで行くと、遊歩道は新川と中川の境の水門に突き当たります。遊歩道はここで終わりです。
道路に出て、すぐそばの中川堤防の階段をのぼり、また下りると、もう中川が目の前を流れています。荒川中川は並行して流れていて、ここは河口の近くです。
右画像奥の赤茶に見えるところは、カレーバインという蔓草が植えられています。、春から夏には生長した草がコンクリート壁を緑で覆うように設計されているようです。
カレーバインは、花が咲くとカレーの匂いがします。バインは蔓のこと。
荒川と中川の分離帯の上につづくのは高速道路。左手先の方を、メトロ東西線が走ります。
手前、中川の右手水面の白い部分は、水門付近。アクのように白く泡だった水が広く浮いていて・・・。やはり川は汚れています。
ここから別の道を通って家へ。久しぶりに2時間近くの、のんびり散歩となりました。