2日ほど前に中央公園を通ると、ヒマラヤシーダの隣にビワの実が色づいていました。
去年の冬に(11月~12月ごろ)咲いていた花が、今、実っているのです。
花の咲くころは、昆虫のすくない冬なので、”代わりにメジロやヒヨドリが蜜を食べに来て、自花受粉を助けてくれる。ビワは椿などと同じ数少ない鳥媒花の一つ”ということを、青柳志解樹さんの『百花逍遥』から教わりました。
まだ青みがかったものもあるけれど、大分ふっくらと丸みを増した枇杷色も多い。
今年は出来がいいようで・・・、人の手も届かない高いところにたくさん生っている。
果たしてこの枇杷はどうなる? ?余計な心配をしてしまう。
中国や日本が原産の、バラ科の常緑高木。10メートルほどにもなるという。
果樹としての栽培は、江戸時代末期に中国から実の大きな品種が入ってきてから。
今お店には、ビワが並び始めました。
ひんやりと丸ごと冷やした枇杷ゼリーの涼感も夏のごちそうだわ~♪
さて、同じ中央公園のシンボルツリー:クスノキ。(勝手に決めている)
いつもいい香りがしているので、通るときには、必ず木の下に行って深呼吸しています。