幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

「ふたば」@福島 に春が来る

2015-04-22 08:44:39 | 感動

3・14 新聞記事から: 橋本 五朗

東日本大震災から4年。未だ23万人の人たちが避難生活を強いられている。

それでも、「希望」はそこかしこにある。

原発から、わずか30㌔圏の福島県双葉郡広野町に誕生する中高一貫校

「福島県立ふたば未来学園」も、そのひとつである。

原発事故で高校生たちは県内外8ヶ所で分散授業を余技なくされている。

将来に希望が持てない状況が続くだろう。

この危機を乗り切るには人材育成が不可欠と、双葉郡8町村が足並みをそろえた。

みらい学園は、大学受験を目指すアカデミック系、トップアスリート系、職業人を目指すスペシャリスト系の

3コースに分かれている。文部科学省職員から副校長に就任する南郷さんによると、

「課題解決型」学習を導入し、実践力の強化を目指していることにあるという。

その手助けをするのが「ふたばの教育復興応援団」だ。

メンバーは17人。

秋元康、安藤忠雄、伊藤穣一、乙武洋匡、小泉進次郎、小宮山宏、佐々木宏、

潮田玲子、為末大、西田敏行、橋元五朗、林修、平田オリザ、

宮田亮平、箭内 道彦(やない みちひこ)、山崎直子、和合亮一。

世界に羽ばたく人材を育てようとそれぞれが授業を行う。

この応援団授業は年間100時間を予定している。

応援団の人選から交渉、説得まで手動したのは復興副大臣政務官の小泉進次郎氏である。

みらい学園は地元の強い危機感、福島県や文科省の後押しがあって実現したものだが、

小泉氏の情熱とリーダーシップがなければ、ここまで進まなかったかもしれないとは多くの

関係者が認めるところである。

「前例なき環境の子ども達には前例のない教育を!」

小泉氏はこの言葉を繰り返し、はっぱをかけた。

応援団の人選にあたっては、この世界ならこの人だと誰でもわかる第一人で

あることにこだわった。

あの時の先生、あの時の体験が人をつくる。

教科書では教えることができない感動を与えることが大切なのだ。

大人の責任とは子どもたちが描く夢の実現のために汗をかくことではないのか。

そう思う小泉氏はアインシュタインの言葉に教育の原点があると信じている。

「学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこを教育だ」

ふたばみらい学園は高校が先行してスタートする。入学式は4月8日。

~~~

教育は最大の希望だと思います。

もう少し、ニュースで取り上げても良かったのではと思うけれど、

私がTVで見ていなかっただけかも。

新高校生たちが期待に応えて、成長してほしい。

応援団の先生たちの何人かは、知らないけれど第一級の方々なので、

授業をのぞいてみたい気もします。

伊藤穣一さんって、Eテレの「スーパープレゼンテーション」のMC。

彼は学校を何回も中退したそうです!? そんなこと言っていたと思う。

小泉進次郎さんが、これ程、力を入れていたとは知らなかった。

さすが、リーダーシップがある~。


伝統忘れた日本に「怒」 新聞記事より

2015-01-16 07:32:48 | 感動

1・15日の新聞記事の抜粋。

戦後70年 想う

伝統忘れた日本に「怒り」

日本文学研究者 ドナルド・キーンさん 92歳

米コロンビア大学名誉教授。2008年文化勲章受賞。

2012年に日本に帰化。 

大戦中、日本兵の辞世の歌を翻訳し、「源氏物語」の原文を苦労して読みながら、

「日本文化は、いずれ世界を席巻する」と、密かに期する米国海軍将校がいた。

その人ドナルド・キーンさんは「想いは実現した。しかし・・・」。感慨と共に苦言も呈す。

 

能・茶・書 人類共通の喜びに

世界の勝者

異本の文化は現在、世界の勝者になった。

漫画や映画、和食は産業として成功し、日本の小説は数多く翻訳され、ベストセラーにもなる。

美術、建築、さらに生活のあらゆる場面で、日本的なセンスと造詣は、

世界的な美術的な美の基準になりつつある。

合理的で洗練され、自然と響きあうこの国の美的センスを、すでに多くの欧米人が共有する。

戦争に敗れたからこそ現在がある。作家の高見順は、1945年8月の日記で

無念さを述べつつ、戦中の言論統制に触れ、

「勝ったら日本も世界も闇だとしばしば思った」と吐露している。

今では海外の大学らしい大学ならば当然、日本語を教えている。

 

教育の問題はむしろ日本国内にある。

小学生から英語が推奨され、自国語の教育を圧迫している。

古文を読む力が国民から失われて久しいが、国文学研究も衰退の一途だ。

無理もない。「源氏物語」の悲哀を行間に味わう暇も与えず、

中学、高校では文学ではなく文法を教え込む。

もし書道の授業がなくなれば、日本画の消滅も時間の問題だろう。

海外でこれほど価値が認められつつある日本文化を、当の日本人は

粗末に扱いつづけてきた。そんな70年間でもあった。

日本人は、過去の歴史や慣習を簡単に手放し過ぎたのではないか。

 

芸道は未来を救う

書籍をはじめ、あらゆる文化の電子化、英語中心のグローバル化は止められそうにない。

国立民俗学博物館長だった梅棹忠夫氏との対談をよく覚えている。

氏は「地球時代が来た」と表現し、「日本文化は世界になにを貢献しうるか」、問うてきた。

私は、高齢化、機械化が進み、膨大な余暇を手にする人類の未来には

「日本の第二芸術が役立つ」と答えた。現在はより一層、それを確信する。

素人が参加できる第二芸術がこれほど豊かな国をしらない。

格式ある家元制度から地域の集いまで、多種多様な組織が共存し、

老若男女が研鑽を積み合う。それが日本の美意識を支えている。

謡曲や三味線、尺八、舞踊など芸事の裾野も広い。

披露し褒め合えば、孤独もまぎれる。

能、文楽、歌舞伎ファンは世界中で増え、茶道、華道、書道など、

日本人の向上心の源である「道」は、世界へ広がるだろう。

それぞれの土地で翻訳、アレンジされ、21世紀の人類共通の喜びとなる日が、

やがて来るのではないか。

その時、本家日本の文化はどれほどの水準を維持しているか。楽観せず、見守りたい。 以上

 

キーン氏: 私はもう日本人。内輪褒めはしない。クールジャパンという言葉も使いません。

 

氏の日本への「愛」が伝わってきました。

やはり、国語の授業の重要性を言っていますね。

日本語の文法って、「未然、連用~」の活用を思い出しました。

なんだか、英文法より難しいような気もする!? 文法より文学を学ぶ方た楽しい~

 

 


7歳、スゴイ~♪

2014-12-12 09:02:06 | 感動

小一、7歳で数学検定2級に合格した男の子を「あさチャン」で見ました。

以前、英語検定2級に合格した同い年位の女の子が新聞に載っていました。

その時も驚いたけれど、今度は、もっとビックリ。

問題には、Σ@ギリシャ文字のシグマなどもある!?

史上最年少での合格。考えることが楽しいらしい。将来は数学者になりたいそうです。

東大の門前にいた学生たちに、この問題を解いてもらったけれど、

簡単にはできなかった。

小学校で算数の授業の時は、先生のお手伝いをすることもあるそうです。

2歳の頃は立体パズルで遊んでいた。それも、数学的な頭脳を鍛えるのに良いのでしょうね。

試験問題は漢字で書いてあるし、それらも読めるということですね!?

でも、解答用紙には、ひらがなで書いていた。

彼の部屋には、数学に関する本がいっぱいあった。

そして、1m×2m位のホワイトボードがあり、そこに、数学の問題を書いては消して勉強していた。

彼のご両親はTV画面には出ていなかったけれど、お仕事は先生なのかなと想像しました・・・

 

うちの孫(4月に小学生)にも、ホワイトボードを買ってあげて、勉強すると良いと思った~。

孫は数字をエンドレスに数えられる~、と感心していたけれど、

これから足し算、引き算を教えてあげよう

「あさチャン」のMCの齋藤孝さんは、数学は、もろもろの考え方の助けになるというような

お話をされていました。数学的思考のことは、全くわからないのですが・・・

 


Eテレ@Life lessons from big cats

2014-08-08 07:03:34 | 感動

Eテレの「スーパープレゼンテーション」を録画しています。

とても興味深い内容です。

(HPを貼り付けました)

Life lessons from big cats 

「大型ネコ科動物から学んだ大切なこと」

 

  • 7.30 ON AIR
  • Beverly +Dereck Joubert
  • ビバリー・ジュベール、デレック・ジュベール

PICK UP


If we don't take action and do something,

 these plains will be completely devoid of big cats,

 and then, in turn, everything else will disappear.

実際、行動を起こさないと、大型ネコ科動物は完全に消え、

そして、今度は、他の生き物も消えてしまうでしょう。

 


ビバリー・ジュベール 写真家

デレック・ジュベール 映像作家

デリックは1956年、ビバリーはその翌年、南アフリカ・ヨハネスブルグに生まれる。

2人は同じ高校で出会い、デリックはウィットウォーターズランド大学(地質学)、

ビバリーはビジネススクールを卒業。

81年、ボツワナのChobre Lion Research Instituteでレンジャーとして働きながらライオンの生態を学ぶ。

83年に結婚。ドキュメンタリー映画制作を学んだ後、チョベ国立公園のサブティ地区を拠点に活動。

主な映像作品に『Reflections on Elephants』(94)、

『Whispers: An Elephant's Tale』(00)、『The Last Lions』(11)等。

主な著書に『ナショナルジオグラフィック動物大せっきん ライオン』等。

近年は、ナショナルジオグラフィック協会と共にBig Cats Initiativeを立ち上げ、

大型ネコ科動物の保護や、Great Plains Conservationを起業し、エコツーリズムビジネスにも携わる。

 

 番組ナビゲーターは2011年にMITメディアラボ所長に就任した伊藤穰一氏

 野生動物と真摯に向き合った映像と物語の力

私も最近、メディアラボの学生たち十数人を連れて、ケニアに行ってきました。

ケニアでは、国民の一人ひとりが動物をとても愛していて、

国の宝物のように扱っているのが印象的でした。

我々はケニアで、動物保護団体の人たちと一緒に、

「MITメディアラボの技術をどんなふうに使えば野生動物の保護に貢献できるか?」を研究してきました。

そして今回、ジュベール夫妻のプレゼンテーションを見て、

映像の《力》と《物語の力》でも貢献できるということを改めて実感しました。

 

豹がヒヒを獲りました。その豹は生まれた時から、

彼らが数年間、名前をつけて付き合っている(?)メスの豹です。

食べられたヒヒには小さな赤ちゃんがいました。

今まで見たこともない、たぶん誰も想像できないような映像でした~

その豹が赤ちゃんヒヒを、なめたり安全な場所に移してあげたり、

5時間位、面倒をみてあげていたそうです。

でも、赤ちゃんヒヒは寒さのためか死んでしまったそうです。

このような映像を、小学生たちに見せてあげると、心の栄養になるのではと思いました。

もちろん、大人にも見てほしい~。

 

ライオンなどの大型ネコ課動物は激減しています。

         【 50年前            現在 】

ライオン     450,000頭      20,000頭

トラ         45,000頭        3,000頭

チーター     50,000頭        12,000頭

 豹        700,000頭         50,000頭

 

密猟、ハンティング(合法的!?)など人間が殺しているのです。

このままだと絶滅危惧種になってしまいます。

そして、人間も絶滅危惧種になるそうです。

環境破壊は人間も環境の一部なので、そのままにしていれば人間もいなくなるということですね。

彼らはTVのアカデミー賞といわれるエミー賞を7回、受賞しているそうです

 


オリヴィエ氏は、「家族がいないので、その分、世界に貢献したかった」と語った

2014-04-20 16:45:56 | 感動

最近、ブログを週に4、5回書くことが多い。

TVを見たり、新聞を読んだりしていると、私なりに気になることがあると、皆に知らせたくなる。

多分、普通にブログを書いたりできるのは、幸せなんだと思います。

健康で普通に暮らせるから、できることだから~。

ということで、ブログを書いたり読んだりしている私たちは幸せです

簡単な記事でも、思った以上に時間がかかっていることがある。

何度も読み返したりして、時間のムダかもしれないけれど。きっと止められないかな

 

ドキュメンタリー映画 「ネルソン・マンデラ釈放の真実」 で、

マンデラ氏釈放に尽力、映画で真実を明かしたフランス人ジャイヴォ・オリヴィエ氏 69歳、

の記事を読みました。

’81年から仕事で何度も南アフリカを訪れた。

抑圧や差別があって、何とかしようと思うようになった。

当時のシラク仏首相をはじめ、様々な国の要人たちと、粘り強く交渉し、

89年12月のマンデラ氏と南アフリカ大統領との対談を実現させた。

これが90年のマンデラ氏釈放につながった。

オリヴィエ氏は、「家族がいないので、その分、世界に貢献したかった」

 

と、語っている。30年くらい前に、このような真実があったのですね。

世界に貢献したいと、実行した彼は素晴らしい~。

 ~~~

私たちの書道教室のM男先生が、10年くらい習っていた70代半ばのK子先生が、

時々、教室に来て、私たちに、ポイントを教えてくれます。

数年前からガンが再発して、毎年のように手術をして、計3回になります。

その度に、元気に復活されています。今年になり、今回は大腸がん手術をしましたが、

再び、元気になり、木曜日の書道教室に来られました。

なぜ、このように生命力が強いのかと思うほどです。

k子先生は子どもの頃から書道を習っていて、人生=書道、のような方です。

意気込みが違います。私が去年の秋は超忙しく、作品展に書くことが、できなかったのですと話したら、

ご自分の結婚、子どもの結婚等、そのような時は、朝、4時に起きて、作品を書いたと。

もし、書道をしていなかったら、このように元気に、なれなかったのではと思いました。

書道に限らず、何かに向かって生きることが、人間を強くするのでしょうね。

 

 

 

 


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