書道教室の作品展が東京都美術館で行われました。【 国際書画交流会展 】
私たちの先生が主催者で、いくつかの教室の作品を集めました。
書道・水墨画・油絵。
(公募でオーストラリア・中国・インド・マレーシア・インドネシア・レバノン・
ミャンマー・シンガポール・タイ・ベトナム・台湾・ポーランド・アメリカの13カ国)
私たちの教室は8人の少人数ですが、先生の尽力でこのような国際的な展覧会になりました。
先生は大学(半世紀以上前)で学んでいるのですが、英語が苦手らしい。
挨拶文を日本語で書いて、これを英語に翻訳するのに誰かに頼もうかどうしよかと教室で話していました。
教室のAさんは以前、自宅で英語を中学生たちを教えていたと聞いていたので、
私が先生にAさんに頼むといいですよと言いました。Aさんは謙遜していましたが快く翻訳してくれました。
昨日9日、友人2人が展覧会に来てくれて一緒に見てきました。1人は書道を10数年習っている人。
もう1人は高校生の時、書道クラブに入っていたそうです。私が書道を習っていると話してから聞いた話でした。
顔真卿(がんしんけい)の臨書が展示されていたのを見て、当時、書いたことあったと言っていたので、
よく覚えていわねと言ったら、名前が印象的だったからと言っていた。
私だったら、すっかり忘れている。
サプライズがありました。
オーストラリアの出展者が展覧会のために東京に来ていて、浅草観光をしていたら
たまたまフジテレビに取材された。彼が展覧会のことを話したら、会場まで取材に来て、それを
「めざましどようび」で9日、放送されました。
先日、先生から生徒たちに連絡網で知らせが来ました。録画してリアルタイムでも見ました。
彼(油絵)に密着取材していたので書道の展示は、ほとんど映りませんでしたが
彼の絵を映した時、私たちの教室の作品もチラリと映り、私の作品も映りました
関係者でなければ見落とす!?
もう少し、書道作品も写してほしかった~。それが主だったので。
でも、展覧会がTVで放送されたことは、記念に残り先生も嬉しかったでしょう。
3年連続で都美で展覧会を行った。
先生は今回のような大掛かりの作品展は最後かもというようなことも話していたので、
それを友人に話した。
会場で先生を探して、友人を紹介しました。
先生は「今まで勇気だけでやってきた」と笑顔で友人たちに語っていた。
友人は私が言ったことで、どんなにかお年寄りなのかと想像していたらく、
張り切っている姿を見て、まだまだ大丈夫じゃないのって言っていた。
ひとつの事に前向きに取り組んでいるので、お元気なのですね。
私の作品は、「元日~」です。私たちの教室のメンバーの作品です。
4文字の方は習い始めて、まだ2年くらいです。その他は5年~8年くらいです。
右にあるのは先生の作品です。
私は米芾(べいふつ)の書をお手本にしました。
(元日、明窓に香を焚き、西北 我が友に向かう。その永懐 知る可し)
せっかく、上野に行ったのでなにか展覧会を見て帰ろうということで
「肉筆浮世絵 美の競艶」@シカゴ ウェストン コレクション を見ました。
個人コレクションとして世界有数の規模と質を誇る、シカゴの日本美術収集家、
ロジャー・ウェストン氏所蔵の肉筆浮世絵約130点が日本に里帰り!
雪月花 の下の美女など描かれています。
花魁(おいらん)の絵なども多く、これらが残っているから、映画やドラマで当時の
豪華な姿を再現できるのでしょうね。貴重な資料になっている。
R.ウェストン氏(富豪!)が収集してくれたので良かったのですね。
このイベントが終わり、一安心です。常に、何かをクリアーするように生きていると最近特に感じています。
使命感のようなもの!? 後から後から、モロモロあるのです。
寒くなると天気予報で言っていたのでダウンコートを着て行きましたが、
暖かく快晴で気持ちの良い一日でした。