昨夜、26日の NHK『クローズアップ現代』 【忘れられる権利とは? ネットと個人情報】
を見て、驚きましました。大体、次のような内容でした。
会社員Aさん(男性)は、ある時、あるタレントのことを、ツイッターに悪口を書いてしまいました。
それを読んだ人々が、Aさんをネット上で攻撃し始め、それが増殖してしまい、
Aさんのことを、どのようにして個人情報を調べたのか分からないのですが、
(ミクシーがチラッと映っていたのでそこからかも?)
実名も、出身校も会社名も何から何まで、写真など全部、ネット上に流れてしまいました。
そして、会社も辞めることになり、今は引きこもった状態になっています。
彼の母親が顔は隠してですが、インタビューに答えていました。
早く、世間が息子のことを忘れてほしいというようなことを話していました。
彼が書いた文章もありました。
「今は、すこしづつ、元気をとりもどして、少しでも世の中のためになるようなことをしていきたい」
というような内容だったと思います
いつでも、名前で検索すれば、もの凄い数の書き込みが、全て読まれてしまいます。記事が消えることがないのです。
フランスでは、ある女性が若い頃、有名になりたくて、自らヌード写真をUPして、似たような状態になり、
就職もできなくなり、大手検索サイトに、検索できなくするようにと、裁判を起こして、勝ったそうです。
ただ、表現の自由があるので、裁判も難しいようです。
今、EUでは、ネット上の個人情報を守るという法律の整備をしているそうです
例えば、ひとつの個人的な情報をUPしてから、数ヶ月で自動消滅してしまうというようにするとか。
(人の噂も75日、という風に・・・)
TVコマーシャルでも、ネット使用に注意を呼びかけていました。
それは、男性があっという間に服がはがれてしまい、裸で歩いているのです。
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以前、ファンになった俳優を検索したら、過去の恋人とのことなどが書かれていて、
これは、消してあげたいと思ったことがありました。過去のことですから、もう、いいと思いました。