コメント欄は閉じておきます。
新聞記事を見逃していました。
村上春樹さん 熱く語る
村上作品にはドストエフスキーの影響が指摘される。
インタビューに答え、
「カラマーゾフの兄弟」は4回、トルストイの「戦争と平和」は3回読んだと、
長大な物語への傾倒ぶりを明らかにした。
10代の頃はディケンズやバルザックなど19世紀の小説を読みあさった。
「物語はなくてはならないもの。20世紀に入り、物語小説は差別され、
物語というだけでバカにされた。僕も批判されたが、読者が買ってくれた」
読者の感想について「泣きましたといわれるより、
笑いが止まらなかったといわれるほうがうれしい」と明かし、
「まず、(読者の心を)開かないと駄目だと思う。
(作品に)ユーモアをちりばめたいと思う」と語った。
インタビューの後、「最後にいいですか」と前置きし、
「時々腹を立てる読者もいると思う。全部気に入っていただく必要はない。
ただ、理解してほしいのは、手抜き無しに書いていること。
書いているときはそれだけに打ち込んでいる。
一生懸命やっていると考えてもらえるとうれしい」と
熱い思いを語ってしめくくった。
ドストエフスキーの影響を受けていたことは知りませんでした。
アメリカの作家が好きと聞いていましたが、ロシアの文豪も好きだったのですね