かつて職場が一緒だったSさんが新宿区にある林芙美子記念館を紹介してくれました。なかなか行く機会がないままにいましたが、思い立って訪ねてみました。
大江戸線の中井駅から4・5百米ぐらいでしょうか、閑静な住宅街の中に、かって林芙美子さんが住んだ家がありました。
林芙美子さんといえば、皆さんご存知の通り戦前から戦後にかけて活躍した作家で、代表作は何といっても「放浪記」。森光子さんが2000回も舞台で演じ、国民栄誉賞を受賞したことでもよく知られています。
そういえば林芙美子さんの「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」の言葉(詩)はあまりにも有名ですね。
記念館の管理をしている方の話では、私の聞き違いでなければ敷地は約500坪とか。昭和16年(1941年)に家が完成した当時、庭には孟宗竹がたくさん植えられたそうですが、林芙美子さんが亡くなった時に孟宗竹は切られてなくなり、その後にご主人が今の庭をつくられたのだそうです。
住居は完成してから80年近くなりますが、和風の趣のある建物で、しっかりとしています。日本の文学史を刻んだ住まいと思うと感慨深いものがありました。
林芙美子さんの書斎です。
記念館の1室で、林芙美子さんの在りし日の姿を収録したNHKの番組が流されていました。
「泣いたことのない人間はつまらない。泣くだけ泣かなきゃいい人間になれません。」この言葉には彼女の人生への思いが込められているのだろうと感じました。
庭には、額アジサイがひっそりと咲いていました。
大江戸線の中井駅から4・5百米ぐらいでしょうか、閑静な住宅街の中に、かって林芙美子さんが住んだ家がありました。
林芙美子さんといえば、皆さんご存知の通り戦前から戦後にかけて活躍した作家で、代表作は何といっても「放浪記」。森光子さんが2000回も舞台で演じ、国民栄誉賞を受賞したことでもよく知られています。
そういえば林芙美子さんの「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」の言葉(詩)はあまりにも有名ですね。
記念館の管理をしている方の話では、私の聞き違いでなければ敷地は約500坪とか。昭和16年(1941年)に家が完成した当時、庭には孟宗竹がたくさん植えられたそうですが、林芙美子さんが亡くなった時に孟宗竹は切られてなくなり、その後にご主人が今の庭をつくられたのだそうです。
住居は完成してから80年近くなりますが、和風の趣のある建物で、しっかりとしています。日本の文学史を刻んだ住まいと思うと感慨深いものがありました。
林芙美子さんの書斎です。
記念館の1室で、林芙美子さんの在りし日の姿を収録したNHKの番組が流されていました。
「泣いたことのない人間はつまらない。泣くだけ泣かなきゃいい人間になれません。」この言葉には彼女の人生への思いが込められているのだろうと感じました。
庭には、額アジサイがひっそりと咲いていました。