1月に入ってから新型コロナ感染が急拡大しています。
殿ヶ谷戸庭園は、11日から休園になってしまいました。
実は休園になる前に、出かけていたのですが、
十分には撮れなかったこともあり、
もう一度写真を撮りに行こうと思っていた
矢先のことでした。
冬の時期ですので、園内で見られる花や実は限られています。
この日は、夕方という時間帯もあり、散策する人も少なく
静かでした。
お正月ということで、めでたい植物として、園内の十両
(ヤブコウジ)や百両(カラタチバナ)などが紹介されて
いました。
十両(ヤブコウジ)・百両(カラタチバナ)はなんとか
撮れましたが、センリョウ・マンリョウの方は
持っていたコンデジでは、なぜかうまく撮れません
でした。
そこで、センリョウ・マンリョウはまた来て撮り直すこと
にして、目的のジャノヒゲ(別名リュウノヒゲ)を探す
ことにしました。
ところがなかなか見つかりません。
受付でスタッフの方に生育場所を尋ねたところ、
ちょうど帰り支度をしていたガイドボランティアの方が
場所をお教えしましょうと、わざわざ案内してくれました。
所定のガイドの時間はとっくに過ぎていましたので、
申し訳なかったのですが、甘えさせていただきました。
おかげで、コバルトブルーのきれいな実を撮ることが
できました。
びっしり生えた細い葉の草丈は、30~40㎝くらい。
実の大きさは1㎝くらいだったような気がします。
上の写真に、ボランティアさんの指が映っています
ので、較べていただけるかもしれません。
実は、葉に埋もれていましたので、教えていた
だかなければ見つけられなかったと思います。
案内していただきながら、園内の気づきにくい植物と
生えている場所を、いくつか教えていただきました。
つまり、人気スポットですね。
その一つが上の写真のクチナシの実です。
オレンジ色で、いい具合の写真になりました。
和風庭園ですので、花壇のような形で、草木が植えられて
いるわけではありません。
時々訪問して、思わぬ出会いを楽しむのですね。
庭園入口のロウバイも、枯葉が残っていて、
面白い感じの写真になりました。
庭園が再開したら、またゆっくり散策してみようと
思います。