ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

コバルトブルーのジャノヒゲの実 ~都立殿ヶ谷戸庭園~

2022-01-14 | 公園・庭園・名所

    

月に入ってから新型コロナ感染が急拡大しています。

殿ヶ谷戸庭園は、11日から休園になってしまいました。

実は休園になる前に、出かけていたのですが、

十分には撮れなかったこともあり、

もう一度写真を撮りに行こうと思っていた

矢先のことでした。

 

冬の時期ですので、園内で見られる花や実は限られています。

この日は、夕方という時間帯もあり、散策する人も少なく

静かでした。

 

お正月ということで、めでたい植物として、園内の十両

(ヤブコウジ)や百両(カラタチバナ)などが紹介されて

いました。

 

十両(ヤブコウジ)・百両(カラタチバナ)はなんとか

撮れましたが、センリョウ・マンリョウの方は

持っていたコンデジでは、なぜかうまく撮れません

でした。

 

そこで、センリョウ・マンリョウはまた来て撮り直すこと

にして、目的のジャノヒゲ(別名リュウノヒゲ)を探す

ことにしました。

ところがなかなか見つかりません。

受付でスタッフの方に生育場所を尋ねたところ、

ちょうど帰り支度をしていたガイドボランティアの方が

場所をお教えしましょうと、わざわざ案内してくれました。

 

所定のガイドの時間はとっくに過ぎていましたので、

申し訳なかったのですが、甘えさせていただきました。

おかげで、コバルトブルーのきれいな実を撮ることが

できました。

 

びっしり生えた細い葉の草丈は、30~40㎝くらい。

実の大きさは1㎝くらいだったような気がします。

上の写真に、ボランティアさんの指が映っています

ので、較べていただけるかもしれません。

実は、葉に埋もれていましたので、教えていた

かなければ見つけられなかったと思います。

 

案内していただきながら、園内の気づきにくい植物と

生えている場所を、いくつか教えていただきました。

つまり、人気スポットですね。

その一つが上の写真のクチナシの実です。

オレンジ色で、いい具合の写真になりました。

和風庭園ですので、花壇のような形で、草木が植えられて

いるわけではありません。

時々訪問して、思わぬ出会いを楽しむのですね

 

庭園入口のロウバイも、枯葉が残っていて、

面白い感じの写真になりました。

庭園が再開したら、またゆっくり散策してみようと

思います。

コメント (2)
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