サトウハチローさんが作詞し、ボニージャックスが
歌っていた童謡に、「ちいさい秋みつけた」という
歌があります。作曲は中田喜直さんです。
歌い出しが、
「誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた」
で始まる曲です。
私には、もの悲しいものを感じる曲です。
この歌は、高齢世代なら、大方の人は知っていると
思いますが、若い人はどうでしょうか。
この曲には、小さい秋として、「もずの声、
わずかなすきから秋の風、はぜの葉あかくて入日色」
が出てきます。
でも、そうした秋の様相は、しっかり感じ取ろう
としなければ、いつの間にか過ぎ去っていきます。
駆け足で行ってしまうしまうのが秋。
何となくしんみりした気分になったのも、
かつて私をよくしてくれた上司が亡くなって
いたことを知ったからかもしれません。
ここ数日地域を散歩していると、通りなどの樹々は
すっかり色づいていました。
樹々の名前はわかりませんが、黄や橙色の葉が目に
鮮やかです。
小さな公園にある数本のナンキンハゼは、
そのうちの一本が赤く色づいていました。
でも、この樹の実は、なぜかまだ緑色です。
おまけに、実が黒くなってから、はじけて白い種が
こぼれるはずなのに、いきなり白い種が見えています。
樹にも個性があるんですね。
別の樹では、黒くなった実から白い種がこぼれかけて
いました。
通りの花壇を中心に、花を探してみました。
ヒイラギです。
節分にイワシの頭をさして魔除けにするという
あのヒイラギですね。
保育園のフェンス際に花を開いていました。
こんな寒い時期に花が咲くとは、知りませんでした。
ほのかな優しい香りがするそうですが、残念ながら
漂ってきませんでした。鼻が悪いせいです(笑)。
今もっとも見ることができるのは、サザンカです。
垣根や庭木など、いたるところで花を開いています。
でも、こんなに咲いているのに、脇役なんですね。
気の毒です。
随分ときれいなキクです。あちらこちらのお庭の
花壇でカメラを向けさせていただきました。
キダチダリア(皇帝ダリア)が青空を背景に、
エッヘンとばかりに歩く人を見下ろしていました。
背丈は、3mはあったと思います。
花は、少なくとも10㎝はありました。
キク科だそうですが、とても信じがたいです。
ノアサガオ、別名琉球朝顔です。
ずっと咲いています。
このたくましさは、ヒルガオ科のアサガオの仲間とは
とても思えませんね。
鉢植えになっていました。たぶんネリネじゃないかと
思うんですが、合ってますでしょうか。
花壇のヒメツルソバです。
ちょっと忘れてやしませんか、とこちらを見上げ
ています。
小さくとも、しっかりと自分を主張している
たくましい花です。
花ばかり追いかけているわけにもいきません。
紅葉を見る機会をなくしてしまいます。
次回以降、紅葉を追いかけてみることにします。
ブログにコメントをありがとうございます。
コンサート会場付近の紅葉が見頃だったんですね。
今日は東京も雨で、紅葉を見るにはよくありませんでした。明日晴れてくれると、紅葉がきれいに
見れるでしょうから、うれしいです。
近くの広場でも、とてもきれいに紅葉しています。
土日は晴れ、月曜は雨、火曜(祝日)は晴れの予報です。出かけるにはちょうどいい天気になりました。