突然携帯に、昔の仲間の声が飛び込んできました。
「〇〇です。元気ですか。」
彼と話すのは確か10年ぶりです。声は昔と
全然変っていません。
友人と一緒に、車であちこち名所旧跡巡りを
しているようです。
彼と職場が一緒だったのは1年だけでしたが、
一緒に飲みにいったり、休日に都内の名所に
でかけたりしました。
懐かしい思い出がよみがえります。
「これから、退職後田舎に帰った〇〇さんを
訪問するんです。覚えているでしょう、
あの人ですよ」
忘れたりしません、みんなかつての仲間です。
それよりも、私を忘れずに電話をかけてきて
くれるなんて、もう最高のサプライズです。
たった数分のやりとりでしたが、久しぶりの
「喜び」を味わうことができたひと時に
なりました。
おかげで、なんだかうきうきした気分になり
ながら、足取りも軽やかに地域散歩です。
春を謳歌するように咲き誇っていたソメイヨシノも、
今や葉桜です。
ちょっと寂しいなどといった感傷めいた気分など
どこへやら、桜が春を高らかに宣言してくれた
おかげで、今や百花繚乱といった風情です。
まさに春爛漫です。
ベニバナトキワマンサクは、まるで樹全体が
房をまとったかのようにピンクの花でいっぱいです。
ハナカイドウやツバキはそろそろ終わりでしょう。
上の大きなツバキの花は終わりかけなのか、
これから開くのかわかりませんでしたが、
エレガントな帽子のようで面白かったので、
写真に撮ってみました。
ツツジが盛りを迎えていますが、ドウダンツツジは、
派手なツツジやサツキの花とは打って変わって、
白い釣鐘のような小さな花がかわいらしい花です。
ほっとしますね。
上の一枚目はツツジですが、2枚目はシャクナゲです。
シャクナゲの花ももう咲き始めているんですね。
まるで、花が競って咲いているかのようです。
桜に代わって通りを彩るのはハナミズキです。
あっという間に咲きだしました。
あちらこちらで、こんもりと花をつけてるのは、
モッコウバラです。
花を見て、ここにもあったのかと気づきます。
ヒサカキは花が面白い形をしているのですが、
葉の付け根や小枝にびっしりと小さい花をつける
せいか、逆にあまり目立たないようです。
野草にもいろいろな花が見られます。これは
フッキソウです。
冬でも緑の葉を絶やさないところから、
家族の繁栄になぞらえて冨貴草と呼ばれる
という説があるそうです。
こちらはセイヨウイワナンテンです。
葉の付け根から小さな花が垂れ下がっています。
ちょっと派手目ですが、ベニバナツメクサという
のだそうです。60センチくらいの高さがあり、
穂状に紅色の花をつけています。シロツメグサの
仲間です。
花壇に目をやると、色とりどりの花が目につきます。
これはフリージアのようです。
通りかかった方に教えていただきました。
これはダッチアイリスというアヤメ科の交配種の
ようです。名前が間違っていたらすみません。
とにかく、立ち姿がきれいです。
この面白い形の花は、シラーベルビアナ(オオツルボ)
のようです。
定番のオステオスぺルマムです。キク科です。
いろいろな色の花がありますね。
これはググるとバクヤギクとでるのですが、
たまたま花壇をあれこれ見て回っていた方に聞くと、
リビングストンデージーではないかとおしゃって
いました。どちらなのかよくわかりません。
ともあれ、次々と花を咲かせる光景は、
まさに春爛漫ですね。
サクラも終わりに近づいて、これからはハナミズキ、ツツジに変わっていきますね。
ハナミズキはアメリカから贈られた花ですが、名前のつけ方が古来より日本の花かのような名前になっていますね。
ハナミズキは、漢字では「花水木」。
きれいな名前です。
英名はdogwoodですから、和名は
素敵と思います。これからしばらく、
街の通りを飾ってくれますね。