久しぶりに東京へ行って来ました。良い天気で朝の雲がきれいでした。
富士山は逆光ですっきりしませんがしっかり見えました。甲斐駒は頭に雲を被っていました。
東京駅に降り立ちました。後方から朝日が差し込む丸の内口です。
1914年創建の東京駅。重要文化財のこの赤煉瓦の建物は2012年に免震工事も完成しています。
この日は皇居東御苑に行きました。この地域は特別史跡となっています。
まずお堀です。いい天気でお堀にも青空が映っていました。白鳥も優雅な姿です。
大手門から東御苑に入りました。
大手門から振り返ると高層ビル群が…
まず「三の丸尚蔵館」へ…ここは皇室の美術工芸品を展示しています。宮内庁管轄で国宝や重要文化財に指定されていませんが、そのクラスのものも…一万点近い収蔵品があるとのこと、順次展示をしていますが小さな美術館なので沢山にはお目にかかれそうにありません。
今回の展示は鎌倉時代の絵巻物…「春日権現験記絵」です。これは鎌倉時代のもので、その修復に13年の歳月をかけたそうです。その絵は色彩豊かに優雅に描かれていました。全20巻の物語も壮大です。素晴らしい絵巻の名品に出会えて嬉しかったです。(館内は撮影禁止で画像はありません…)
御苑の庭には「ジュウガツザクラ」がちょうど咲いていました。
「キンモクセイ」が咲いてその香を放ち、たくさんの「タイワンホトトギス」が咲き始めていました。
実りの季節…「カリン」と「モッコク」の実です。
ここには江戸の建物も残っています。「同心番所」と「百人番所」です。
ここへ来るといつも注目するのはその石垣です!さまざまな表情の石垣を今回も写真に収めました。
御苑を出てお堀端を歩きました。お堀の表情もさまざまです。
一年ぶりの東御苑を訪ねることができて良かったです。それにしても10月と言うのに夏のような日でした…