今年は「牛伏川階段工」完成100周年で、その記念行事が行われていました。現地見学会が6月と9月に実施されてその両方に参加し、9月の見学会では現場の環境整備も行いました。そしてメインの「石積砂防シンポジウム」が先日行われました。前日は現地見学会もありましたが県外の方が優先かと遠慮し、次の日のシンポジウムに参加しました。
会場は松本市のMウイング…街中、パルコの向かいです。
内容はとっても盛り沢山!まず「重要文化財として評価された牛伏川階段工」(松本市文化財審議委員 五島芳幸先生)の講演をお聞きし、その後全国各地の事例発表がありました。そしてコメンテーターの先生方と共に意見交換の時間もあってとても充実のシンポジウムでした。
各地の事例発表では、それぞれの地元の方が取り組んでおられることを実感でき、とても刺激になり元気をもらえました!その中でもブログを通してその活動を見せていただいていた「堂々川ホタル同好会」の会長さんの発表は素晴らしかったです。特に砂留めを守り継承していくのにホタルやヒガンバナを媒介とし、若い世代(子供さんたち)を巻き込んでの活動は示唆に富んでいました!
感動のシンポジウムを終えて外に出ると、Mウイングの前にある松本手まりのオブジェが青空に映えていました。この道沿いにも水路があって豊かな水が流れています…
街中は「花いっぱい運動」発祥の地でもあって、いたるところに花が…こんなアレンジの寄せ植えも素敵でした。
「牛伏川階段工完成100周年記念行事」は盛大に行われましたが、私たちの会の活動もここに残しておきたいと思います。私が入れていただいているのは「牛伏川の自然を楽しむ会」です。年3回(春、夏、秋)の自然観察会と植生保護、外来植物除去作業を行っています。そして先日「座学・まとめの会」を行いました。
内容は①土木・環境しなの技術支援センター理事さんの講演と②~⑤会役員の発表です。身近な充実した内容でたくさん学ばせてもらいました!
これは会長さんが撮影した四季折々の階段工の写真です!松本の風景・まちなみを伝える「フォトエッセイ」に応募して掲載されたものです。
おまけは、この時の山麓線の風景です…コスモス街道のように道沿いにコスモスがたくさん咲いていました。
ソバは実りの時を迎えていました。もう新そばが出る季節です…
木々も少しづつ色付き初めていました。
そばは実りの時を迎えていたのですが、「赤そば」は花盛りでした!青空の下、赤そば畑がとってもきれいでした。