アトリエには雨上がりの森から甘酸っぱい香りの風が吹いてきて
遊ぶ子供たちの笑い声や小鳥たちの高らかなさえずりが響きます。
早いもので心地よく描くことのできる5月の教室も四回目となりました。
午前も午後もにぎやか♪
作品の大きさもテーマもバラバラなので描き方もそれぞれ。
お互いの制作過程を見るのもよい刺激になりますね。
朝のうちは曇りがちで肌寒いほどでした。
保護されている自生シランは花盛り。
緑濃い自然の中で見るとより華やかに美しく感じられます。
高いところではモンキアゲハが翅を休めていました。
ときおりやってくるカラスアゲハと追いかけあい縄張りを争っている
ようです。そういえば近くにカラスザンショウの大木があります。
今年初めてのラミーカミキリとの出会い。夏のイメージがあります。
大きな薄水色の蝶がのんびり優雅に舞っていました。
アカボシゴマダラの春型・・・4月下旬、エノキの若木に非常にたくさんの
幼虫を見ましたが、そのなかのひとつが羽化したのかもしれません。
在来種のゴマダラチョウはここ何年も幼虫どころか成虫さえ会ったことが
ありません・・。目立つこの蝶を見るたび、複雑な気分になります。