教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

草むらの世界

2014年11月05日 | 散歩

晴れた祝日、近所を一時間歩くつもりで家を出ました。
あたたかい!11月というのに半袖短パンの人もいます。


マユミの実が秋らしい♪


いつもの川沿いの道で変わったさえずりが聞こえたので探すと
遠くのフェンスの上でモズのメスが尾羽をくるんくるんまわしていました。


まだ元気なホトトギスが咲いていて


草むらには綺麗なツマグロヒョウモンのオスが数頭いました。


見慣れた蝶とはいえ近づかせてもらえるのは嬉しい♪
他に飛んでいたのはキチョウとウラナミシジミとアキアカネ。


寂しくなった草むらで目立っていたのは綿菓子のような白い塊3個。
大きさ3cmぐらいのラグビーボール形でフェルトのような質感でした。


ひとつの塊に数mmの羽虫が1匹だけ写っていました。

何かの卵塊だろうと調べていくと・・・どうやら寄生バチの幼虫たちが
つまった繭のよう。画像検索していくと似たものがたくさん出てきて、
気味の悪いものは嫌いではないのにいつの間にか食欲がなくなって
いました。
蛾や蝶の幼虫に寄生する蜂や蝿がいるかと思えばさらにそれに
寄生するものもいる。極小の生き物の世界にめまいがした午後でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする