12月三回目の教室は時おり日がさす明るい曇りの一日でした。
初冬らしくお皿の上のニカワがすぐ固まります。
大きな刷毛仕事に細かい面相筆の仕事。この日も皆さんそれぞれの
制作段階で世界に入り込み、熱心に課題に取り組まれました。
午後はやや賑やか。メンバーが持参してくださったお茶やお菓子などが
飛び交い、談笑しつつ制作に熱中しているとまたたくまに時がすぎます。
森ではタイワンリスたちが食べ物探しにおおわらわ。
樹皮をめくって間に顔を突っ込んでいました。
こんなに澄んだ青空が見えるのですが太陽がなかなか顔を出してくれません。
この時期ならではの楽しみ♪素晴らしい色合いです。
ミズキの谷のモミジはまだ黄色どまり。近くのメタセコイアは
だいぶ葉をおとしていました。
濡れた落ち葉の中にぽつんと可憐なスミレが咲いていました。
ひっそり佇むその姿をしゃがんで見ていたら、アオジたちがちょこちょこ
顔を出し・・。静かな冬もいいものだな~と少し思いました。