教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

春らしく♪

2010年02月20日 | 教室風景
上郷森の家本館への道と駐車場への道の分岐点にある
大きな白梅が見頃を迎えていて



メジロがたびたび訪れます。



よい香り!
毎年この白梅を見ると春が来たことを実感します。

久しぶりに気持ちよく晴れた金曜日教室も



春らしく
たくさんのメンバーが参加しました。
にぎやかなのは楽しいですね♪

Nさんが日本画の新作を完成させました。
次回ご紹介いたしますのでお楽しみに!



午後もおだやかかつ熱い時間が流れました。

また、HP「上郷の森 日本画教室」をご覧になって
午後見学にいらしたKさんが
次回から参加されることに。嬉しいです!
春は出会いの季節、ワクワクしますね。


いつもヤマアカガエルの卵塊をチェックしている池は
朝、かっちかちに凍っていました。



産み付けられた卵たちは大丈夫でしょうか?

氷の下では・・・



ゼラチン質のものに守られて
なんとか発生が進んでいるようです。
本当に神秘的!そのたくましさにふれると楽しくなるので
毎回確かめずにはいられません。
ほとんど期待はされていないことと思いますが
たびたびご報告しますね☆




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草むらの色

2010年02月19日 | 生き物
ようやく晴天!
お日様の力は偉大ですね。



いつもの風景が輝いて見えます。

小鳥もリラックス?



とても近くでさえずっていた
この鳥は



アオジです!

アオジは藪の奥にいるイメージがあるのに



珍しいでしょう?
ちっとも逃げなかったので
かわいらしい姿をよく観察することができました。



猫だってますます活発!
天気がよいと狩りにも気合いが入るようです。

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西伊豆の思い出

2010年02月18日 | その他
数年前旅した西伊豆の松崎町で見た
河津桜並木と休耕田を利用したお花畑。



う~っとり!
また行きたいなあ・・
お花畑は3月上旬からのようですが
河津桜はもう咲いているのでしょうね。

こんなお花畑を夢見て
昨年、秋も深まってから
3種の種を播いてみました。



好きな花、オオイヌノフグリを大きくしたような
ネモフィラ。これははずせません。



今園芸店に大きく育った苗が出回っていますね。
それを買ったほうが確実みたい・・

そして昨年苗を購入して大満足したリナリア。



こんな値段でたくさんの花が見られるなら!



と思ったのですが
こんなひよわな芽では不安です。

そして初の試み、西洋マツムシソウとも呼ばれる
スカビオサ。



これが地面いっぱいに咲いたらさぞ見事でしょう!



種袋に入っていた種は30粒くらいだったと思いますが
発芽率は20~30%、こんなものなのでしょうか?
これら発芽の様子は昨年末のもので
現在、葉は展開したものの色が悪く元気がありません。

種播きの適期を過ぎていたのと
日差しが弱かったことが影響したのか皆ヒョロリとした印象。
しかも寒くなってから移植してしまいました。
寒冷紗をかけてありますが連日の冷え込みで凍ってしまうかも。

咲き乱れる色とりどりの花に蝶がたくさん訪れる庭、
小さな生き物がたくさん住める庭・・・という
憧れは憧れのままになってしまうのか?
本格的な春が待ち遠しいです。



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小さな春

2010年02月17日 | 散歩
毎年家族で梅見に出かけていた小さな公園。
もうそろそろ見頃かも?
ということで行ってみました。



満開でした~!
今年もたくさん写真を撮りたかったのですが



震えがくるほど寒くて
じっとしていられない・・



さらにみぞれまで降ってきました。
期待していたメジロには1羽にも会えませんでしたが

地面に降りて必死に食べ物を探していた



ジョウビタキのオスに会うことができました。
丸く体をふくらませていますね。



ここで会うのは2度目です。



木のてっぺんでは
もうそろそろ恋の季節でしょうか?
ヤマガラが大きな声でさえずっていました。

小鳥の愛らしい仕草を見つめている時だけは
まったく寒さを感じないのが不思議です。

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水辺の卵たち

2010年02月16日 | 散歩
水辺を歩く楽しみといったら
春からオタマジャクシ、夏にかけて上陸した子ガエルとヘビ、
秋までトンボの観察、寒さが厳しくなるにつれ
バードウォッチングと移り変わっていきますが



早春の今の楽しみはアカガエルの卵の変化を見守ること!
先日もいつもの池にチェックしにいったら
卵塊の数が倍になっていて楽しみも倍!



産みたて卵はさすがフレッシュです。

寒々しい森でも生き物の気配は濃厚・・・



カヤネズミの巣はないかな・・・
探すとなかなかないものですね。
この日出会えたのは



5月の孵化が楽しみなカマキリの卵



それに愛らしいシジュウカラ。

もうそろそろ春らしい日差しがほしいところですね。


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タイワンリス対策?

2010年02月15日 | 生き物
森の家のまわりを歩いていると
小鳥たちのさえずりに混じり
何かを削るような音がよく聞こえてきます。

音の発生源は・・



タイワンリスです。
この繊維状のものを巣材にでもするのでしょうか?

愛らしい表情をしているけれど特定外来生物。
隣接する三浦半島では被害拡大の為
この1~2月に捕獲カゴが設置されたそうです。

横浜自然観察の森にはこの冬



数本の木にこれが付けられていました。
タイワンリスの好む樹木を調べるんですね。



エサの少なくなる冬期、タイワンリスは
この画像の右下の枝のように
樹皮をはぎとってしまうことがあります。



数匹で一本の木の樹皮の大部分を剥がしてしまうことも。
その結果枯死してしまう木が多いようです。



タイワンリスにも好みがあるようです。
カエデやカラスザンショウの被害が多いような・・。



よく見かけるけれど、
巣はどんな風につくっているのか
いつ子供が産まれるのか
家族で暮らしているのか
縄張りをもっているのか
な~んにも知らないことに気がつきました。

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Oさんの水彩画完成

2010年02月14日 | 教室風景
Oさんの水彩画の新作を
3点まとめてご紹介いたします。



「野毛山公園-ランドマーク」  F6  水彩画

森の向こうに見えるランドマークタワーなど
現代的な街並みを楽しんで描かれたのがよくわかります。
真冬らしく寒色系でまとめられた中の
リズミカルに散らしてある
銅像や裸木の温かみのある色合いが効いていますね。




「野毛山公園-皇大神宮」  F6  水彩画

野毛山公園は
京浜急行「日ノ出町駅」から徒歩10分、
入場無料の野毛山動物園が特に人気ですが
こんな静かな場所もあったのですね。
さまざまな重なりと、
鳥居から注連縄に続く影の表現が効果的で
目線がどんどん吸い込まれていく
奥行きのある楽しい構図です。



「野口雨情 主家」   F6   水彩画

野口雨情といえば 
「赤い靴」「青い眼の人形」をはじめ
数々の童謡の詩を書いた作家。
その雨情が15歳まで暮らした北茨城の生家は
現在は資料館になっているそうで
Oさんが旅行で訪れた折、取材しました。

立派なお屋敷をつつむ静かでのんびりした
空気が伝わってきます。
細く繊細な線や力強く濃い線を使い分け
優しいなかにもメリハリのある作品となりました。

Oさんのこのほかの作品は
HP「上郷の森 日本画教室」のなかの“作品集”内の
Oさんのページに掲載してあります。
こちらもぜひご覧下さい!

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冷えますね!

2010年02月13日 | 教室風景
前日の天気予報では雪ということでしたが
神奈川県東部は積もりませんでした。

記憶をたどり、2008年2月のブログを見直すと
“大雪の次の日、教室へ車で出かけて大渋滞にはまり
NさんとOさんを待たせてしまった”とあります。
あの時は3時間半かかったので



念のためいつもより早く家を出てみました。

予想ははずれ
早く森の家に到着することができ一安心!

ダウンジャケットのフードまでかぶり散策すると



昨年は干上がってしまい
ヤマアカガエルに見放されただろうと思っていた小さな池に
6~7個の卵塊を確認することができました。
早起きは三文の徳!



今日の教室はどうかな?と思いましたが
バスを乗り継いでくる方も出席、
寒さに負けず元気に制作していらっしゃいました。



午後もにぎやかです。
絵皿の上で膠がかたまってしまい
電熱器がよく利用された寒い一日。

Oさんが水彩画の新作を3点完成させました。
次にご紹介いたしますのでお楽しみに!

本館へ向かう山側の道を歩いていると
人間に驚いて、さまざまな小鳥が飛びたちます。



ピリピリっと鳴きながら遠くの梢に飛び移った小鳥たち。
なんの鳥かな?
コンパクトデジカメの
Canon IXY 110ISを首にかけていたので撮影してみました。

家のパソコンで拡大してみたら・・



たぶんカワラヒワでしょう・・

このもやもやした感じ、絵みたいでしょう?
いつもピントを気にしていたけれど
ぼけているのも味わいがあるものですね。


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春のかおり

2010年02月12日 | その他
ここ数日の温度差で
木々もびっくりしているのではないでしょうか。



椿が散りはじめました。

丸い樹形どおりに
落ちた花が赤い円を描いています。



散った様も良いものですね。



昔、家にもありましたが
チャドクガが大発生したため
どうしようもなくなり切り倒してしまいました。

似た花で今あるのは山茶花一本。



椿は花が首からぽとりと落ちるのに対し
山茶花は花びらが一枚ずつ散るという点で
両者を見分けていますが、その他にも違いがあるそうです。

この山茶花の花びらの下に生えているのはヨモギですね!
春だなぁ・・・



子供の頃
祖母が家へ泊まりに来るとよく
畦道でヨモギを摘んで来て
ヨモギ餅をつくってくれました。
乾燥ヨモギをつかったものと違い、香りが豊かで
中にたっぷり入っている手作りあんこも最高なのです!

ちゃんと教わっておけばよかった・・・
何度思ったかしれません。
今でも市販の草もちを食べるたび
優しい優しい祖母の笑顔を思い出します。




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視線の先にあるもの

2010年02月11日 | 生き物
池端に
目をまんまるにした猫が
体をウズウズさせていました



どんどん体が伸びていく~・・

視線の先、はるか水の上には
確かに本能を刺激するような鳥たちがいました



左がアメリカヒドリのオス、右はヒドリガモのオス



猫よりもずっと大きいアオサギ



森の宝石カワセミ!

おっとり猫にはどれも無理そう・・

鳥たちも当然のことながら
それぞれ真剣なまなざしをしていて
こころひかれます




ところで
カワセミのオスとメスの見分けは
クチバシの色でするそうです

上の画像のようにぜんぶ黒いのがオス



これがメス

クチバシの下の部分が赤いなんて
紅をさしているみたい!

見慣れた生き物たちも
知れば知るほど面白くて
またすぐ会いたくなってしまいます

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